サブストーリー5 ~オンマンドの要求 エンシルの杖~
俺の名前はラムリーザ、吟遊詩人大学生になった魔導師大学生だ(`・ω・´)
帝国軍は、次の目標をリフト地方に定めたようだが、リフトはペイルよりも大きなところだ。
念入りな作戦立案をするということで、俺のような一介の兵士はまたしても暇になったわけだ。
そこで、いい加減そろそろ星霜の書の情報を得ておこうと、魔導師大学に戻ることにしたのだが、その前にオンマンドのアミュレットを取り戻すために、エンシルの杖を探し出さなければな。
エンシルはただ、「崩れ落ちたファング洞窟」で杖を無くしたとしか分かっていないようだった。
とりあえずその洞窟に行って見つけた杖を持ち帰れば、それでOKってことかな。
魔導師大学に戻れば、そのまま星霜の書を探す旅に出ることにしよう。
折角良い展開になってきたのに、またしばらくリセッテさんに会えなくなるな……
ラムリーザ「またしばらく空けるけど、冒険談楽しみに待っててな」
リセッテ「わかったわ、でも、風来坊もほどほどにして……ね」
ラムリーザ「俺はさすらいの風来坊なのさぁ……」
リセッテ「…………」
……と言うわけで、「崩れ落ちたファング洞窟」にやってきましたー。
しかしそこは吸血鬼の巣窟であった。
まいどお馴染みの(ry
吸血病が怖いので、さっさと片付けるべきだよな。
スケルトンも……
でもゾンビは出てこないな。
しかしエンシルもとんでもない所で杖を無くしたようだな(。-`ω´-)
どっちかと言えば、慌てて逃げ出した際に落としたっぽいが……
吸血鬼の親玉。
テーブルの上の皿に乗っている物も尋常じゃないぞ?
吸血鬼、やばいわ、やっぱり……
ヴォルキハル「だ~~れ~~だ~~~」
ラムリーザ「ジェッ……、ジェイザッ……」
ルゴーッ♪
うぎゃーっ
ふぃ……
いかんな。
どうやらピンチになるととっさにジェイザルゴの名前語る癖がついてしまったぞw
親玉の部屋には大きな宝箱があり、その中に「魅了の杖」が入っていた。
これかな?
ここにはこの杖しか見当たらないし……
エンシルは「魅了の杖」を使って何をやろうとしていたんだろうかw
まあよい。
このまま魔導師大学に帰りますかー。
そういえば、この洞窟ってホワイトランの近くなんだよな。
久しぶりにエイドリアンの所に行ってみたら、掘り出し物の「ドワーフの弓術の腕当て(大)」とか言うのを売ってくれた。
弓術の腕当てかぁ……
俺の為にあるような腕当てですなw
しかし、この腕当てが後の悲劇を引き起こすきっかけになるとは、この時は気づきようもなかったのであった…………
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