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アイレイド・アフターワールド ~二つの封印を解け~

 
 七人のエメロ=エルが、侵攻してくるといった噂を聞きつけ、ブラヴィルの地下に現れた魔方陣からアンデッドの領域へと乗り込んだ。
 一人目のエメロ=エルを始末したので、残りは六人。
 ここで髑髏を模ったような要塞を見つけたが、入り口は爪の門と呼ばれる防壁で閉じられていた。
 この門を開く為には、二つの封印を解く必要があるのだ。
 
 

 暗闇の中を彷徨うこと数分、要塞から右側に進んだ所に、教会らしき建物を発見した。
 崩れ方が、クヴァッチにあった教会と似ているねー、といった突っ込みは置いといて、中に入ってみる。
 

 妙に赤くて、悪趣味な内部だった。
 途中の床にはゾンビが倒れている。しかしこいつらはタヌキ寝入りをしていて、近寄ると起き上がって襲い掛かってくるからやっかいだ。
 
「ゾンビに近寄るなよ」
「近寄れと言われても近寄らないわ」
 
 この教会は変わっていて、普通の教会なら祭壇があるところに大きな棺があったりするのだ。
 そしてその中には、封印の巻物が入っていた。
 それを取り、中身を読み上げることで、アンデッドの要塞の封印のうち、その一つを解くことができたのだった。
 意外と、単純――かな?
 

 しかし、封印を解くと同時に、魔法を浴びせかけられたりするのだった。
 突然二人目のエメロ=エルが現れて、襲い掛かって来たのだ。
 こいつは、エメロ=エルの司祭。先ほどのが首領で今度は司祭。いろいろ種類があるのだろう。
 気がつけば、周囲のゾンビも起き上がっていた。棺を開けること自体が、罠だったのだろうか?!
 
 

 棺でゾンビの攻撃をかわして、エメロ=エルに一発ぶち込んでやった。
 渾身の一撃を込めた、ファイアーボールだ。アンデッドには、炎がよく効くはずだからね。
 

 初めての魔法なので、ちょっと威力の調整に失敗しちゃった、などというお約束があるのかどうか。
 狭い空間でのファイアーボールは、ある意味危険である。
 
 そんな具合に、二人目のエメロ=エルも始末したのであった。
 魔術師はあと五人、封印はあと一つってところだね。
 
「気味が悪い世界ね……」
「アンデッドの領域、アイレイド・アフターワールドらしいからな」
 
 その後、教会を後にして、二つ目の封印を探しに向かった。
 
 ………
 ……
 …
 
 今度は要塞から左側へ向かっていった場所。
 ちょっとした山を登ったりしていたところ、遠くに気になるものを発見。
 ちなみにここまで辿りつくまでに、また別の骨に襲われたりしたのだが、その話は省略。
 

 何だろうか? 水辺に囲まれた白い台座のような?
 しかし遠すぎてわからない。
 道は、水辺をぐるりと囲むように続いていて、台座のようなものがある場所は、水辺ら浮かぶ島のようになっていた。
 近寄ってみると、それは普通に台座だったのだ。しかし――
 

 台座に近寄ると、突然七本の触手が出現したのだった。
 タコのような……、マンオーウォーか?
 台座を守っているのか、近寄ろうとすると触手を振り下ろして襲い掛かってくる。
 本体はどこだ?!
 

 この場合、できることと言えば、一本ずつ始末していくのみ。本体が分かればそこに叩き込むのだが、触手しか見せないのだから仕方が無い。
 緑娘は、触手に近寄るのを嫌がってか、戦闘に参加しようとしない。
 それでもいいけどね、誤爆とか防げるし。先ほどの教会でも、おそらくファイアーボールの爆発に巻き込まれているはずだ。
 

 そんなわけで、触手を始末して台座へと向かう。
 台座の上には物入れがあり、中には封印の巻物が。これで、二つの封印が解けることになるのだ。
 
「魔方陣! 髑髏の背景! 血の海に浮かぶ二つの小さな魔方陣!」
 
 俺は、巻物に書かれていたことを叫ぶ。
 これで、要塞の封印は解けたはずだ。
 
「そのよくわかんない単語の羅列が、封印を解く呪文なのかしら?」
「そう書いてあるのだから、そう読むしかないだろう?」
「そんなのでいいの?」
「だって見てみろよこれ」
 

 これが、封印の巻物に書かれていたものである。
 そのまま見たまんま読んでみただけ。
 ちなみに、二つの封印の巻物。どちらも同じものが書かれていたりする。記号らしきものを含めて。


 これが二つ目の巻物ね。全く同じ内容である。
 
「そんなのでいいの?」
「わからん……(。-`ω´-)」
 
 とりあえず、封印の巻物を二つ持って、髑髏の要塞へと戻ってみたのだ。
 

 しかし、爪の門は閉じたままであった。
 
「うーむ、何かとんでもない思い違いをしているような気がしてきた」
「その封印の巻物を、その爪に貼り付けてみたらどうかしら?」
「そうしてみようか」
 
 緑娘に言われたとおり、巻物を二つ、爪に貼り付けてみる。
 

「おっ、爪が引っ込んだね」
「ところであたしたち、何をしているのかしら?」
「七人のエメロ=エルを退治しに来たのだろ?」
「地下にあった魔方陣を破壊するだけでよかったのじゃないかしら?」
「でも親玉を退治しておかないと、また別の場所に魔方陣を作られるだけだろうし」
「まあいいわ。中に突入して、さっさと退治してしまいましょう」
 
 こうして、髑髏の要塞の封印が解けたので、中へと突入するのであった。
 残るエメロ=エルは、あと五人。
 
 戦いは、続く――
 
 
 
 
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©発行年-2020 らむのゲーム日記