サンガード砦の捕虜奪還作戦 前編
リフト地方では十分人助けをしたと判断したので、再びウィンターホールドに戻ることにした。
戻りたくないけど戻るしかない。
アンカノ叔父さんに許して貰うまで……(;´Д`)
アークメイジの居住区は、完全に叔父さんに取られてしまっている。
ここを再び自分の物とできるのだろうか……
ラムリーザ「叔父さん、この部屋、そのうち返してくれますよね?」
アンカノ「お前がアークメイジとして相応しい者になれば、ここを自由に使うがよい」
ラムリーザ「もう十分相応しくありませんか?(。-`ω´-)」
アンカノ「お前はストームクロークが立て篭もる、サンガード砦に行かねばならん」
ラムリーザ「でも、サルモールの命令で内戦不介入なんじゃ……」
アンカノ「ストームクロークなどほっとけばよい、お前はそこから捕虜を救出してここに連れ帰るだけでよい」
ラムリーザ「でも帝国軍の捕虜を救出すると、介入したことになるんじゃないですか?」
アンカノ「誰も帝国軍の捕虜とは言っていない」
ラムリーザ「じゃあ……」
アンカノ「いいから早く行くのだ」
なんだかよくわからないが、リーチ地方のストームクロークの砦であるサンガード砦に行く事になってしまった。
叔父さんが救出しろという捕虜って何だよ?
リーチ地方で捕まると言えば……
ん~(。-`ω´-)
誰かが行方不明になったとか言っていたような気がするが……
とりあえず、これは冒険ではなく重要な任務だと言える。
リセッテと「わんわんお」は、今回はここで待っていてもらおう。
………
……
…
というわけで、サンガード砦。
リーチ奪還の為に、帝国軍が攻め込んでいるという砦だ。
まだ落とせていないということは、これまでの帝国軍の快進撃は、俺のお陰だと言う事が証明されたようなものだな。
やってるやってる(;´Д`)
今までにどれだけの犠牲が出たというのだろうか……
アルドゥインは滅び去ったことにより、死者の魂がアルドゥインに食われるということはなくなった。
しかし、こう内戦を長引かせていると、スカイリムは疲弊し、サルモールの一人勝ち確定だぞ?
まあよい。
スカイリムの未来は俺にとってはどうでもよい。
ストームクロークの未来はあまり希望を持てないが、帝国が勝とうがサルモールが勝とうが、どっちでもいい。
それに、捕虜救出が今回の任務だ。
ストームクロークには手出ししないでおくと同時に、見つからないようにしなければな。
帝国とストームクロークの戦いを尻目に、砦内に侵入する。
外に捕虜を出しておくということは無いだろうからな。
ストームクロークはどんどん砦の外に飛び出していく。
何ヶ月もこうして戦っていたのだろうなぁ……
消耗戦に継ぐ消耗戦だ……
まぁ好きにするがよい。
さて、捕虜とやらは誰なんだ?
アンカノ叔父さんは教えてくれなかったが……
――って何故ここにオンドルマールが?(;´Д`)
マズいな……
ラムリーザ「……お久しぶり、ジェイザルゴです(。-`ω´-)」
オンドルマール「ラムリーザか、何をしに来たのだ?」
ラムリーザ「アンカノ叔父さんに捕虜救出を命じられたのですよ」
オンドルマール「そうか、お前が助けに来てくれたのか。お前には何かと世話になるな」
ラムリーザ「って、捕虜はあなただったのですか?!Σ(・ω・ノ)ノ!」
そうだった。
マルカルスがストームクローク領になった時、そこに駐留していたオンドルマールが行方不明となったんだ。
そのおかげでサルモールに引き抜かれかけたが……
こうして第二特使は生きていたんだ、俺がサルモールに加わる義理はー、無くなった~♪
無くなったったったらたったったっ♪
自由になれるよ!
やったね、たえちゃん♪
しかしオンドルマール救出となると――
サルモールの為に働いていることになる……(;´Д`)
ストームクローク兵「ぬっ、侵入者だ! 捕虜が逃げるぞ!」
ラムリーザ「やっべ……」
オンドルマール「ちっ……」
どうすればいいんだ?
ストームクロークは混乱に乗じて捕虜を殺しにかかったぞ……
オンドルマール「ラムリーザ、お前も戦え!」
ラムリーザ「とは言っても、ストームクロークと戦うなってあんたらサルモールが……(´・ω・`)」
オンドルマール「私が許す、私の救出の為ならサルモールは何も言わない」
ラムリーザ「仕方ないな」
くたばれ!
まったくサルモールは、都合よく話を持っていくんだからな。
俺もサルモールに体よく利用されているだけみたいじゃないかー。
ストームクローク兵「大変だ! 捕虜を救出しに来た奴が居るぞ!」
やかまし!
オンドルマール「ほう、なかなかやるじゃないか」
ラムリーザ「煽ててもサルモールには加わらないよ(´・ω・`)」
オンドルマール「その弓の腕を生かさないとはもったいない」
ラムリーザ「十分生かしているぞっと(サルモールの為に生かせってことだろーがなっ)」
しかしここからが大変だ。
どうやって砦の外に連れ出せばよいのだろうか?
続く――
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