ナイトコーラー聖堂にて ~中編・夢中の歩み~
夢中の歩みを行うヴァーミルナの不活性薬――
それを使って障壁を乗り越えるのだと言うが、果たしてうまくいくものか。
ドーンスターを救うには、障壁の向こうにある堕落のドクロを破壊するしかない。
従士になるためだと思うしかないか……
不活性薬を使うと辺りがぼやけだし……、夢か……?
なんか二人が話し合っているようだが――
ソレク「オークは最奥聖域まで入り込んだ!」
ヴェーレン「持ちこたえろ、ドクロを奴らに渡すわけにはいかない!」
なんか話を聞いていたら、そのうちの一人が俺に向かって話しかけてきた。
ヴェーレン「お前はどうする、カシミール? ヴァーミルナの意思に仕える心構えはあるのか?」
いや、カシミールって誰?
カシミール(ラムリーザ)「心残りは無い、準備はできている」
勝手にしゃべるな俺(^ω^)
ヴェーレン「カシミールよ、障壁を作動させ、ミアズマを放出してくれ。邪魔はさせん」
その二人は、ここに残ってドクロを守るようだが、なんだかよくわからないが、ミアズマを放出することになった。
俺はカシミールとか言う奴に憑依しているということか?
他人の記憶を見ることができるようとか言ってたしな。
俺の記憶は他人には見られたくないぞ!
あれ、既に放出されているはずだが、これは過去か?
いよいよドラゴンレンドの時みたいだな。
至る所で司祭とオークがやり合っている。
その脇を抜けてとりあえず前に進む。
ミアズマを放出と言っても、どこで発動させるのかもわからんしな。
そう思いながらも、とりあえず砦内を走り回ると、それらしき所に到達した。
これを発動すればよいのか。
………
……
…
と、我に返ると、周囲のぼやけは消え、視野がはっきりとしていた。
夢から覚めたのか?
――って、いつの間に障壁の内側に入った?!
障壁は、ミアズマ放出レバーの傍にある魂石から放出されているようだ。
取っちゃえ(^ω^)
とまぁ、エネルギー源を取っ払うと、障壁は消え去ったわけだが――
エランドゥル「う、上手く言ったぞ。マーラに祝福あれ!」
自分にはよく分からないが、不活性薬を飲んだ後姿が消え、障壁の向こう側で具現化されたそうだ。
夢でワープするなんて始めてだな……(。-`ω´-)
エランドゥルはうらやましがっていたが、それなら最初から自分でやればいいのにw
まあよい。
障壁は取り除いたのだ。
本来の使命に戻りますか。
エランドゥル「ここから先は最奥聖域だ。ドクロのある場所に辿り着き、ドーンスターの問題に終止符を打たなければならない」
そういうことだ。
夢で見た通路を逆に進めばいいようだな。
さあ行こう。
続く――
前の話へ/目次に戻る/次の話へ