隠匿の森にて
北へ向かう旅は続く。
スカイリムは、大陸の中でもでも北の方に位置しているのだ。
ある程度北に向かえば、春になってもなかなか雪は解けずに残っている所が多いのだ。
地面に、まだうっすらと雪が残っている所も多い。
この辺りからすでにそうなっている。
夏になると丁度良いのかもしれんな。
その途中、ウッドエルフが襲い掛かってきた。
ここではウッドエルフも野蛮なのか?!
たまねぎ種族の癖に、いったい何がやりたいのだ?
しかしこう見ると、「わんわんお」って結構でっかい犬なんだな。
仕方ないので始末することにする。
ったくもー、同じエルフでもここまで違うとはなーあっ!
何なんだよこいつは?
吸血鬼でもないし、山賊でもないし、盗賊でも暗殺者でもない。
いったい何故襲い掛かってくるんだよ……
持ち物調べてやれ。
スクゥーマ中毒者でしたか……(;´Д`)ハァ
………
……
…
気が付けば、目の前に自然にできた洞穴のようなものがあった。
スカイリムには、まだあまり知られていない自然が数多く存在するものなのだ。
そしてここは、隠匿の森と呼ばれているらしい。
折角なので入ってみることにする。
「道中見かけた場所には、とりあえず立ち寄ってみる」という法則が再発動したようですなー。
エリクといっしょに旅していたころを思い出すよ。
ハンマーフェルに行くと言っていたが、今頃は立派な傭兵になっているのかいな?
しかし中は――
――熊とスプリガンの巣でした……(。-`ω´-)
いつも通りに「わんわんお」を囮にして、一匹ずつ片付けることにした。
しかしここはいったい何の為の場所なのか。
辺りを調べてみると、棺らしきものが置かれていた。
どうやら墓の一種なのだろうな……
しかし長い間誰も訪れなかったことで、スプリガンや熊の巣になってしまったということか。
他には、外から差し込む光で、木が神秘的な輝きを放っていたりするのだ。
光る木。この木何の木、気になる木?
この辺りから、「隠匿の森」と呼ばれているのかもしれない。
いや待てよ、光り輝いていたら隠匿にならねーぞ?
まあいいや。
今回入手したもの
324G
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