サブストーリー ~アムレンと父の剣~
イドラフ「グレイ・メーンか? バトル・ボーンか?」
ラムリーザ「どっちもイヤw」
イドラフ「どっちか選べ!」
ラムリーザ「グレイ・ボーンがいい」
イドラフ「混ぜるな!」
ラムリーザ「どうせ争い事だろ?仲良くしろってこった」
イドラフ「う~む……」
ここはホワイトラン。
もう何度も訪れたことがあるが、スカイリムの中心都市とも言えるところだ。
ネラカーからの連絡では、ウィンターホールド大学の改装が終わったらしい。
そこで早速向かおうと思ったのだが――
リセッテ「ねぇ、また一緒に世界を見て回るのを再開しましょうよ」
ラムリーザ「つまり馬車の使用は?」
リセッテ「ダメ」
最近リセッテの口癖が「ダメ」になってるよ。
というわけで、まだ通っていないルートを使って、ウィンターホールドを目指すことにした。
スカイリムの真ん中、ホワイトランから北のドーンスターまで抜けて、そこから東に向かうことにしたのだ。
思えばスカイリムの北の方って、ウィンターホールド周辺しか見ていないよな。
あの辺りはちと寒いし……
さて、ホワイトランだが――
久しぶりに訪れてみると、エルダーグリームの苗が大きく成長していたのだ。
結構成長早いな。
このぶんだと、立派なギルダーグリーンになる日も近いな。
その時、近くから言い争う声が聞こえてきた。
サフィール「一族の誇りが大事なのは分かるわ。でもそんなお金はないのよ!」
アムレン「数週間かけて盗賊のアジトを見つけ出したんだ、今やめるわけにはいかない」
サフィール「錆びた古い剣を取り戻すために、妻と娘を飢え死にさせるつもり?」
なんか夫が失った剣を取り戻そうとしているが、妻がそれを許さないみたいだな。
剣を取るか、妻を取るかとか言う究極の選択みたいなこと言ってら。
俺の場合だと、妻を取るか弓を取るか……
だがな、召喚弓にしていたら、失うことはありえないんだよ。
リセッテ「何があったのですか?」
アムレン「父の剣を探しているのだが、そればかりに時間をかけている事をサフィールは快く思っていない」
リセッテ「つまり、探してきて欲しいってことね」
アムレン「盗賊のアジトは詐欺師の隠れ家だ、あの剣を見つけたら、持ってきて欲しい……」
詐欺師の隠れ家か。
アクリルの戦士ケマツとサーディアの間の揉め事があった所だな。
訪れるのも二度目だし、ちゃちゃっと片付けますかー。
とりゃ!
親分もほりゃ!
どうせ二度来るなら、ケマツと戦った時に取ってくればよかったかな。
たぶんこれだな。
なんか俺ら、面倒事解決しますの「なんでも屋」みたいになっとるなぁ。
アムレン「見つけたのか?」
ラムリーザ「これかな?」
アムレン「その剣を探し始めてから数ヶ月になる。あの山賊どもを残らず退治したのか?」
ラムリーザ「邪魔するから蹴散らしてきたよ」
アムレン「礼を言う」
お礼になんか剣術と護衛術を教えてくれたよ。
剣なんか使わないんだがなぁ……
~ Mission Complete ~
今回入手したもの
425G
サファイア(上質)
前の話へ/目次に戻る/次の話へ