ドーンガード編37 ~忘れられた谷~
セラーナ「信じられませんわ、まるで別世界ですわよ」
ダークフォール洞窟の闇を潜り抜けた先。
そこはセラーナの言うとおり、別世界のようであった。
地上に戻ってきたのか?
そこは、見たことも無い花が咲き乱れる異世界の一つだった。
セラーナ「さあ行きましょう、弓はこの谷のどこかにあるはずですわ」
いろんな所に異世界があるものだな。
俺はひょっとして、ダークフォール洞窟でトラックに轢かれて転生したのかもしれないが……
ここの異世界には見たことも無い虎が居たりする。
ダークフォール洞窟で闇の中から襲い掛かってきたものと同じものかもしれない……
だが、気がつかれる前に片付けるのが一番。
「わんわんお」達に任せてもいいのだがな。
はい、おしまい。
忘れられた谷とも呼ばれているらしい別世界をしばらく彷徨ってみた。
不思議な植物が生えている以外は、スカイリムの冬の大地と同じようだ。
しかしどうもここは、金や銀の鉱脈が豊富にあるようだ。
折角だから採掘しておく。
一財産築くのもこの冒険の目的だからな。
さて、祠を求めて谷を彷徨っていたら――
――突然蜘蛛が降って来た(;´Д`)
この世界の蜘蛛は、白くないか?
蜘蛛まで変っているなぁ。
まぁ、近寄る前にズドンw
そんな感じに問題なく進んで行きましたとさ。
………
……
…
う~ん、絶景かなー。
忘れられた谷は、まだ雪が残っているみたいだなー。
この地には物見の祠と学びの祠を見つけた。
それぞれの祠で、同じようにこぼさないよう新人の水差しに入れて回ることになった。
ダークフォール洞窟の光の祠からすると、3つの祠を見つけたことになる。
祠は全部で5つと聞いていた。
つまり、あと二箇所か。
そしてその残りも全てこの谷にあるっぽい。