ドラゴンボーン編34 ~ドラゴンズリーチ~
パーサーナックス「お前はまさにドヴァーの”声”が備わっている。これでアルドゥインの仲間も考え直すだろう」
俺の名前はラムリーザ、どばーの声が備わる者。
どばーってなんだよ、どばーって(。-`ω´-)
どぶとかどばーとか……、やっぱ「どば菌」で正解だろ?
まあよい。
竜の言葉など知らん。
だが、まだアルドゥインが健在なのが気になるな。
まだまだ戦う気満々だったし……
だがパーサーナックスにも策があるようだ。
アルドゥインの仲間を捕らえて、やつを裏切るよう説得すればよいと。
そして捕らえるのは、ホライトランのドラゴンズリーチなら可能だと……
そこは元々捕らえたどばー――こほん、ドラゴンを入れるために作られたものだと。
だがつめが甘いw
ホワイトランの首長バルグルーフを俺が説得しなければならない、とw
バルグルーフはストームクロークと違って馬鹿じゃない、俺が説得できると思うか?
さて、どうしたものか――
1.ネラカーと組んで脅迫する
2.エレン姉やんに頼って説得してもらう
3.リセッテさんと一緒に、シロディールなりサマーセット島なりに逃げる
( ゚д゚ )/「3」
とりあえず、話するだけ話してみよう。
首長さん、ご無沙汰です。
ラムリーザ「えーと、取り繕っても仕方ないので単刀直入に言いますが、あなたの宮殿でドラゴンを罠に掛けたい」
バルグルーフ「とんでもないこと言うな、不可能だ! この街にドラゴンを入れて、戦争の脅威を間近に近づけろというのか?」
ラムリーザ「戦争の脅威、か。アルドゥインの脅威の方が深刻だと思いますが」
バルグルーフ「アルドゥイン? 世界を食らう者か? そいつが戻ってきたってことは、週末の時じゃないのか?」
ラムリーザ「手遅れになる前にアルドゥインを探すには――」
かくかくしかじか――
ラムリーザ「あとはパーサーナックスがなんとかするでしょう」
バルグルーフ「わかった、お前にはドラゴンの襲撃、ストームクロークの襲撃と二度もホワイトランを救ってくれた」
ラムリーザ「ありがとうございます」
バルグルーフ「だが一つ問題があるぞ、まずはそれを片付けてもらいたい」
バルグルーフは、ドラゴンを捕らえるために協力してくれることになった。
アルドゥインを餌にして脅したみたいな感じになったが、まぁ事実だし仕方が無い。
しかし、協力するに当たってひとつ条件を提示してきた。
ドラゴンと戦っている間にストームクロークが大人しくしているとは思えない。
そこをなんとかしないと、街の力を弱くさせるような危険は冒せないと。
つまり、休戦協定を結べ――、と。
休戦かぁ。
ハドバルも言っていたな。
ドラゴン達を何とかする間だけでも手を結ぶべきだと。
そういうわけで、俺は再びハイ・フロスガーへ向かうことになった。
講和会議を主催するのは、中立地であるハイ・フロスガーとグレイビアード以外ありえないからだ――
――とバルグルーフ首長に勧められた(。-`ω´-)
なんだか話が大きく動いてきましたぞ。
旅のついでにドラゴンレンドを取得しておこうって話だったけど、いつの間にかスカイリムの未来を左右するような話に。
そりゃあ仕方ないか……
エズバーンが言っていた「アルドゥインの脅威」が、ここに来て現実味を帯びてきたんだしな。
俺以外にもドラゴンボーンが居れば、そいつに丸投げするんだがなぁ。
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