魔導師大学完結編最終話 ~俺はさすらいの放浪者なのさ~
マグナスの目騒動が解決し、大学に再び平穏が戻った。
しかしアンカノ叔父さんは故郷のサマーセット島に帰り、先代アークメイジのサボス様やマスターウィザードのミラベルさんはもう帰ってこない人に……
寂しくなったものだが、俺を含め新しく4人入ったんだ。
自信満々なジェイザルゴ、真面目真面目のブレリナ、とにかく普通のオンマンド、そして最強の俺。
濃い連中が揃っているぞ!
いつかこの3人と一緒に冒険してみたいものだな。
アンカノ「もう、お前達の時代だ」
ラムリーザ「俺たちの時代が来たのだ!」
ウラッグ「アーロンか? 孫策か?」
ラムリーザ「さー、何の話だかさっぱりわかりません(。-`ω´-)」
……と言うが、俺はアークメイジに就任したものの、帝国軍だしそっちを本業と考えたい。
ずっとウィンターホールドに留まるわけにはいかないのさ。
リセッテさんが魔導師大学に入ってくれれば、俺もここに住み着いてもいいけどさー。
というわけで、自由を得る為にマスターウィザードに一つお願いすることにした。
ラムリーザ「ミラベルさんが『止むを得ない重大事でない限り、アークメイジを煩わせないようお願いします』って言ってたので、その点は今後も同じようにお願いしますw」
トルフディル「しょうがないのぉ」
よし、これでマグナスの目騒動みたいな重大な騒ぎが起きない限り、俺は基本的に自由だ。
さらに、アークメイジ特権を発動して、『代理職』を新設することにした。
ジェイザルゴ「アークメイジのローブは、ジェイザルゴが思うように着心地が良いか?」
ラムリーザ「着心地は本当に最高だ、お前も着たいだろう」
ジェイザルゴ「ジェイザルゴは着れるものなら是非とも着たいと思っている」
ラムリーザ「よし、お前は俺が留守の間は『アークメイジ代理』な」
ニヤニヤ、俺以上に似合わねぇw
じゃ、あとは任せたからなw
とりあえず、これでジェイザルゴにも報いてあげたことになるだろう。
なんかうれしそーな顔しているみたいだし。
さてと、グレイビアードの俺は旅立つかな……
オンマンド「ラムリーザ、アークメイジ就任おめでとう。ところで頼みを聞いてもらえないだろうか?」
止むを得ない重大事でない限り……と突っぱねたら流石に横暴だな……(。-`ω´-)
ここは友人として聞いてあげるべきですな!
……というわけで、話を聞いてみたのだが、オンマンドの話では、大事な家宝を深く考えずにエンシルに取引の材料として売ってしまったことを後悔しているようだ。
だから俺に取り戻して来てほしい、と。
売ったのなら買い戻せよw
エンシル「一度買った物は俺の物だ、売らないよ」
ごもっとも。
エンシル「だが本当に取り戻したいのなら、俺が無くした杖を探し出してきてくれたら、考えてもよいぞ」
その杖は、「崩れ落ちたファング洞窟」にあるかもしれないとのこと。
ほーお。
アークメイジ特権で無理矢理取り戻しても良いのだが、流石にそれは横暴すぎるよな……(。-`ω´-)
それに、「お飾りアークメイジ」にどこまで権利があるのやらいまいち不明確だしな。
責任重大過ぎる立場なら、それこそ大学から出られなくなるしな。
まぁトルフディル先生には無理っぽい依頼なので、ここは一つ俺が引き受けましょう。
「大学から外に出る仕事」は恐らく全部俺がやらないとダメだろうなー。
さて、久しぶりにソリチュード帰りますかーっ。
……っと、目的地は崩れ落ちたファング洞窟とやらでしたなw
やばい実験してアークメイジを煩わせないようにしてくれよー。
じゃあなーっ ヾ( ´ー`)ノ~ばーい
魔導師大学物語 ~完~
俺の名前はラムリーザ、やはり俺はさすらいの放浪者なのさ。
さて、新しい冒険を求めて……
…………
手紙があるんだ。
……………………( ゚д゚ )ポカーン
じゃあな。
……………………( ゚д゚ )ポカーン
スカイリム……
そこは神秘の世界……
知られざる謎は到る所に散りばめられているものである。
今日も、その一部をご紹介することになったようだ。
ラムリーザ「……………………ということな」
リセッテ「……………………えっと、大学の冒険談なのか変態物語なんだかよく分からなくなったわ」
ラムリーザ「俺だってわかんねーよ(´・ω・`)」
リセッテ「……で、その手紙は?」
ラムリーザ「怖くて見れねーよ(´・ω・`)」
リセッテ「…………」
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