イヴァルステッドにて ~危ないおっさんと迷惑なハイエルフ~
俺の名前はラムリーザ、さすらいの放浪者である荒野の狙撃手、しかし実態はドラゴンボーンのジェイザルゴ(偽名)である。
アルドゥイン対策のシャウトを求めて、ハイ・フロスガーのアーンゲール師を訪れる所だ。
そして再び世界のノドの麓町、イヴァルステッドにやってきたわけですがーあっ!
クリメクさん、まだ廃屋を見ている……
ラムリーザ「クリメクさんお久しぶりっす」
クリメク「おぅ、お前か、あの時はあんがとよ」
ラムリーザ「……えっと、ずーっとそこで何をしているんでしょーか?」
クリメク「……釣りをしているんだ」
ラムリーザ「……え~っと、針も糸も竿も無しで釣れる?」
クリメク「釣れるわけねーだろ!」
……危ない人だ(。-`ω´-)
もうボケが始まっているんですね(´・ω・`)
まあよい。
これは何だろう?
ファストレッド「それを使って、穀物を粉にするのよ」
ラムリーザ「へ~、おもしろそうだな」
ちょっとやってみよう。
穀物は無いけど、パンにチーズと卵があるぞ。
これを潰してみよう。
ご~りごり
バリバリグシャグシャ
ファストレッド「ちょっとあなた! 何をやっているの?!」
ラムリーザ「ちょっと試しに……」
ファストレッド「それ何? チーズと卵?! やめてよ! そんなぐちゃぐちゃにされたら粉が引けなくなるじゃないの!」
ラムリーザ「え……?」
ファストレッド「ちゃんと掃除して乾かして頂戴! あと、食べ物を粗末にしないで!」
ラムリーザ「……ごめんなさい(´・ω・`)」
いらんことしてないで、さっさと山を登ろう!
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