ボエシア ~選ばれし者~
懲りずにデイドラと関わるラムリーザ。だって宝が欲しいんだもん。
ボエシアはこんな像。戦士みたいだね。戦士ならまともだろう、変な要求はしてこないだろう。
他の誰かと戦って勝て、とかであって、陰湿なものではないはずだ。
誰だよ、村に災厄をもたらそうとするのを楽しむ神は。誰だよ、パーティを荒らそうとする神は。誰だよ、農場にオーガを解き放つ神は。誰だよ、死ねと命じる神は!
少し嫌な予感がしたのは、司祭に話しかけたら「あなたは勇者だ。あるいは自殺志願者だ」と言われたことだ。
モラグ・バル再びですかー?
というわけで、今回は普通にデイドラの心臓を捧げてみた。
捧げ物を強引に奪ってこないところを見ると、まともな要求なのだろう。
ボエシアは、信徒でもないのに何故呼び出した? と語りかけてきた。
そんなの決まっているじゃないですか、お宝が欲しいからですよ( ^ω^ )
それはいいとして、選ばれし者になるには実力を示せと言ってきた。やはり誰かと戦うのか?
すると目の前に青白く輝くゲートが現れた。
この先で、十の種族と決闘することになるらしい。
ちと荒っぽいが、闘技場みたいなものか。民衆を暗殺する仕事よりはずっとこっちの方がいいよ。
それでは戦争だ! と飛び込んだ先は、赤く輝く不気味な空間であった。
そういえばオブリビエンがどうのとか言っていたな、ここがオブリビオンか?
するとボエシアが語りかけてきた。
9つあるゲートの先で、他の「選ばれし者」が待ち受けている、と。
まずはアルゴニアンの戦士だそうだが、魔術師大学で作ってもらった杖を使ってみた。
すると相手は、ゆっくりとその場に倒れていくではないか。
待てよ? 俺、麻痺魔法プリズミック・ミサイルを習得していたような……(。-`ω´-)
まあよい。
麻痺して身動きが取れないところを焼き尽くして退治した。こんな簡単でいいのだろうか?
遠くを見れば、ボエシアの巨大な像がある。ここはボエシアの空間なのだな、と改めて思い知らされた。
要するに、ここで全ての種族から選ばれし者を退治しないと出られないし宝ももらえない。
逆にやられてしまったら終わりだ。わかりやすいけど大変だ。後味は悪く無さそうだけどね、相手も戦士だし。
次の相手はブレトンだそうだ。
姿を消している、カジートの間違いじゃないですかねぇ?
どんどん行くぞ。
次の相手はダーク・エルフ。ボエシアはダーク・エルフ好みだそうだ。やはり邪神か?
まぁこんな具合。
これで三つの種族を退治した。まだ三分の一か、先は長いな。
次の相手はハイエルフ。
スカイリムの物語では主人公をやっているのでよろしく――って、何の話だ!
そりゃ、霊峰の指!
確かハイエルフは、魔法のダメージを食らいやすかったはずだ。
これで四つ目!
五番目はインペリアル。
炎の撃ちあいとなったが、俺の敵ではない。
しかしインペリアルって何だろうね。この帝国では一番多く住んでいる種族らしいのだが。
六番目はカジート。来い、ジ=スカール先輩!
だめだ、追い剥ぎにしか見えない。
ボエシアが言うには、カジートは素早く狡猾らしい。イタヅラ好きも追加しといてね。
あと、この国で一番儲かる追い剥ぎをよくやっているので、賢い人とのイメージもある。
七番目はノルド、獣だそうだ。カジートが獣じゃないのですか?
なんかよくわからんけど、魔法で弾き飛ばしたら溶岩の中に飛び込んでいってそのままやられてしまったw
ボエシアも語った。
白状するよ……このノルドにはがっかりだ、と。
八番目はオーク。マゾーガ卿!
待てよ、ラストはオーガとか言うなよ……
溶岩に突き落としたほうが楽だと悟ったので、危ないところに隠れて様子を伺う。
隙を見せた瞬間に、霊峰の指で溶岩に叩き落す。これで一丁上がりだ、せこいねっ。
九番目はレッドガードだそうだ。
地味な武器で戦うように見せかけて――
溶岩に突き落とす。
だめだね、なんか姑息に戦っているよ自分。
十番目、ラストかな? ウッドエルフだ。
省略――(。-`ω´-)
というわけで、自分以外の全ての種族から選ばれし者を退治することに成功した。
最初は真面目に戦っていたが、途中からめんどくさくなって溶岩に突き落とす作戦に出たせこい奴だけど、こんな俺でも選ばれし者になれるのだろうか?
そして、この世界に入ってきたときと同じようなゲートが開いていた。
認められた、ということでいいんだよね?
はい、ゴールドブランドという炎属性の刀を頂きました。
なんかメファーラにもらった黒檀の剣に似ているけど、まあいいか。
しかし、剣はネタでしかあまり使わないんだよなぁ。
とりあえずコレクションということで、うん、今回はいい運動になった。
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