第26楽章 イメンマハ料理大会と料理スキル ~エリン・ベイクオフ~ 

 
 先覚者は常に理解されぬもの!――(ラムリーザ談)
 
 
 10年ぶりマビノギのプレイ日記、2022年6月11日のプレイ分です。
 前回は、新しいイベントについての話を書きました。
 今回は、料理スキル上げについての物語で、多少演出を含んだ創作物となっています。
 
 
 料理スキルの9ランクを昇級するためには、イメンマハ料理大会に出て、その参加賞であるパスタ作りを読む必要があります。
 そしてその大会は、月末を除く土曜日に実施されます。
 そこで、土曜日のこの日、同じく9ランクで止まっているもにさんと一緒に大会に参加してきました。
 
 でもいいのかなぁ?
 ラムリーザは、混ぜると焼くだけを実技訓練したのみで、残りの茹で・煮る、生地づくり、煮込み、麺づくり、揚げ、炒め料理などは、本を読んでみただけでやったことありません。
 この辺りの事情は、レベル200になったことによる影響と、妖精の村イベントの影響が組み合わさってできた話で、詳しくは前回の話参照です。
 
 あ、大会参加権を獲得するために、ローストチキンだけは作ったね。
 
 

 そんなわけで、料理大会が始まりました。
 大会では、ケイティン、グリニス、ゴードンの出す課題を作り上げなければなりません。
 そこでまずは、焼き貝を作ることを要求されました。
 

 それでは、ベイク!
 
 ん、味見という名目で邪魔しに来る二人も居ないし、実に料理しやすい環境です(謎)
 貝90%に塩10%、焼き料理の基本です。
 幸いFランクで焼き料理だけは実技トレーニングしていたので、問題ありませんでした。
 
 
 課題提出後、次に要求されたのはブラウニーでした。
 使用するのはチョコレートと小麦粉、イーストの三種類です。
 それではお菓子作りにベイク! ――っと。
 
 
 …………?(。-`ω´-)
 
 
 チョコレートが用意されてないぞ?
 
ラムリーザ「えっとゴードンさん、チョコレートの準備は?」
ゴードン「そこに用意してあるチョコレートの材料と生クリーム、砂糖を使って作ればよかろう」
ラムリーザ「ジャム作りできんのだけど?」
ゴードン「そんなこともできんのか。作れんのなら失格だぞ」
ラムリーザ「…………(。-`ω´-)」
ゴードン「大方わしの書いた本を読んだだけで、料理人になったつもりにでもなったのだろうが」
ラムリーザ「ばれてーら(^ω^)」
ゴードン「そんな腕前でよく大会に参加しようと思ったな」
ラムリーザ「…………(#^ω^)」
 
 
 やっぱり勉強だけできるってのはダメなんだなー(^ω^)
 何人かリストアップするけど、やっぱり勉強だけでなく実戦経験も無ければねー。
 
 例えば学年主席で卒業した、アンドリュー・フォークやマルコム・ワイドボーンは大活躍できましたか?
 落第ギリギリのヤン・ウェンリーは、役立たずでしたか?
 
 まさにラムリーザは、勉強できるだけで最強になったつもり、理屈倒れのラムリーザでした(。-`ω´-)
 
 
ゴードン「作れんのなら帰れ!」
ラムリーザ「こんな大会なんかボイコットしてやるー!(((((´;ω;`)」
 
 などと捨て台詞を残して、一品だけ作っているくせにボイコットしたと抜かすラムリーザであった……
 
ラムリーザ「見ておれよゴードン、お前の書いた本など読まずに料理の道を究めてやる……(。-`ω´-)」
 
 
 かくして、勉強に頼らずに、独自の訓練方法で料理スキルを極める旅が始まったのであった。
 本を与えてくれないのなら、本を読まずに訓練してやろう――と。
 

 まずは炒め料理と揚げ物か……
 

 ぐつぐつにゃあにゃあ――だと煮込みだな。
 ひたすら炒め料理と、揚げ物を作り続ける日々。
 ラムリーザが作るのは、緑色をしたソイレントグリーン。
 材料は、人肉85%、塩10%、緑色の染料5%です。
 
 ソイレントグリーンの材料は人間だ!
 
 などと某ヘストン氏が叫んだとか叫ばなかったとか……
 
 

 どうやゴードン!
 イメンマハ料理大会など必要なかった!
 
 俺の名前はラムリーザ、本を読まない男……(。-`ω´-)
 
 
 オレハ本トイウモノヲ読ンダコトガナイ、オマエハ読ムカ?
 
 よ……読まんっ!
 
 
 料理ロボット(謎)
 
 

 次はパスタ作り、ゴードンの本を読んでないから作り方はわからんけど、なんとなくで作ってみる。
 要は小麦粉を混ぜて棒状にすれば良いだけ。
 
 の~みそコネコネこんぱいる!(謎)
 

 ん、のうみそこねたり、ソイレントグリーン作っていたら、さらに料理の道が極まったぜ。
 本を読まん料理ロボットのラムリーザは、おいしそうに炒めた料理を食べる必要すらないのさ。
 
 
 次は因縁のチョコレート作り……じゃなくてジャム作り。
 ラムリーザはイチゴジャムではなく、ジャムおじさんを作り続けるのであった(意味不明)
 
 だって本読んでないから、ジャムのなんたるかすら知らないんだもん。

 とまぁこんな具合に、本を読んで勉強せずに、二等兵からの叩き上げで出世するラムリーザであった。
 
 ほら、士官学校を出なかったビュコック提督と、士官学校でがんばったムーア提督、どっちが偉いかね?(謎)
 
 
 さて、次はパイづくりで、いよいよブリティッシュベイクオフです。
 頻繁にオーブンを開け閉めしたら中央が窪んで失敗するらしいですが、ここでは麺棒とテーブルで生地をこねるだけ。
 

 これだけでアップルパイとか作れるから大したものです。
 麺棒一つで小麦粉とバター、卵を混ぜて、オーブンで加熱できる不思議な麺棒です。
 メンボーの女というタイトルで、お菓子作りの映画があるという噂は本当ですか?(無い)
 それにしても、作った傍から食いまくっているので、腕太いな……(。-`ω´-)
 
 
 そんなわけで、レシピ本も読まずにパイ作りも終了。
 他人の作ったレシピに頼ることなく、自分の勘で食材を選んで混ぜて作るのさ。
 既にある何かを見つける旅ではなくて、新しい世界を創る旅だったから、これまでの航跡がくっきりと浮かぶ♪(wiki読んだかどうかは不明)
 
 
 次は蒸し料理作成です。
 最近蒸し器を買って団子を作ってみたけど、張り付いて大変でした!(`・ω・´)
 

 蒸し料理を作るときは、鍋を火にかけて見守るだけ。
 確かに混ぜながら作らないけど、これだと直接火にかけているんだよなぁ……
 
 ふと思ったけど、かまどの上で料理するのではなく、鍋の下に小さな火を用意しているのね。
 これだとかまどの傍で料理する意味が無いと思うのだけどなぁ……
 薪を使ったらどこでも料理できるという仕様でもよかったような気がします。
 
 ランク4ではピザ作り、ランク3では発酵料理と、本の力を頼ることなく実施訓練のみでどんどん成長していきます。
 
 

 
グラニテス「仕事の邪魔だ……」
ラムリーザ「だいたいはゴードンが悪いです」
グラニテス「それに何だその匂いは……」
ラムリーザ「ホンオフェです!(`・ω・´)」
グラニテス「やめい!」
ラムリーザ「だいたいは本を譲ってくれないゴードンが悪いです」
 
 発酵料理っていろいろとヤバいものがあるよね。
 ホンオフェとかシュールストレミングとか……
 ぬか漬けなども匂いが酷いと聞いたことあります。
 
 
 そんなわけで、発酵料理も自己流でマスターしました!
 料理の本など読まずとも、天才は閃きと偶然とでなんでもやってのけるのさ!
 
 

 続けてランク2の低温調理の料理です。
 

 かまどの傍で低温調理とは如何に? ですが、ハムとかがその対象で、そうなんだと新しい発見です。
 
 こんな中、ゴードンから手紙が届きました。
 
 

拝啓――

 チョコレートすら作れないなんちゃって料理人のラムリーザくんへ。
 私の書いた「魚屋さんの青年の物語」をぜひ読んでほしい。
 きっと君の訓練の手助けとなるであろう。
 
 
 …………(#^ω^)
 
 
 どうせかわいいかわいい魚屋さん、ままごとあそびの魚屋さんが成長した物語だろう?
 
「私はゴードン殿の実績を評価しております。『過去』の実績を!(^ω^)」
 
 などと、手紙をフクロウに渡して送りましたとさ。
 ゴードンのことなど気にせずに、料理に専念しましょう。
 
 
 そこにゴードンからの返信を持ったフクロウが――
 
「実技は十分なのだから本を読め!」
 
 
ラムリーザ「馬鹿な! 中年め、嫉妬してるのだな? 俺の料理が鮮やかすぎるから!」
 
 いちいち相手してやるのも面倒だけど、何度も「私の所に来て本を読め」と手紙を送ってきやがる。
 要は、ランク2に到達したから、魚屋さんの青年の物語を読んでほしいのだろう。
 仕方がないので、一応「過去の」料理の達人ということで敬意を表して返信――
 
「先覚者は常に理解されぬもの! もはや一時の不和、非協力は論ずるに足らず! 永遠なる価値を求めて小官は前進し、未来に知己を求めん!」
 
 ――と書いた手紙をフクロウに持たせましたとさ。ぐへへへへ……(∩´∀`)∩
 
 
 そう、先覚者とは先人の書いた本に頼ることなく、料理を極めていくことなのだ!(`・ω・´)
 狂人ちゃうで!( ゚Д゚)
 
 

 そんなわけで、待ち伏せ艦隊にやられることもなく、低温調理の料理も極めましたとさ!
 
 どうだゴードン!
 これでもチョコレートすら作れないなんちゃって料理人かな?!
 
 こうしてラムリーザの、味を極める旅は終わった――
 薄切りした料理を極めたかどうかは、また別の話です。
 
 
 
 とまぁいろいろと創作を織り交ぜて料理スキル探求の旅を記録してみました。
 
 実際のプレイでは、ブラウニーづくりのチョコレートのように、現在のランクでは作れない料理も課題として出されるようです。
 10年前の地点では、確かパスタ作りまでしか実装されていなかったので、料理大会で失敗することは無かったと思われます。
 でも今の内容では、ランク9の地点でもジャム作りや発酵料理を求められる可能性があるわけで、大会クリアは運任せになってしまったのでしょう。
 
 それと、レベル200&料理才能を選択することによって、元々の経験値に2倍が付くようになっています。
 それにより、本を読むだけでクリアのケースと、実技をするだけでクリアのケースが生まれました。
 ランク8以降は、本を入手するために、料理ダンジョンをクリアするか、オープンマーケットで買うかのめんどくさい二者択一しかなくなっています。
 料理ダンジョンがめんどくさい人は、レベル200&料理才能を選ぶと良いでしょう。
 
 あと、実際はゴードンではなくグルアスが書いた本のようですが、今回の創作では全部ゴードンが書いたという設定にしております。
 
 
 以上、料理スキルレベルアップについての話でした。
 次は、もう少し生産活動を続けた話をしていきましょう。。
 
 次回エリン小夜曲第27楽章、続・ぶっ飛び生産活動 ~過去の4年分を今の2か月で~
 
 ――エリンの歴史がまた1ページ
 
 
 
 




 
 
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Posted by ラムリーザ