FOLKLORE JAM 第16回 木乃内ひなた編 その3 神那岐家御庭番衆
FOLKLORE JAMのプレイ日記です。
今回も木乃内ひなた編の続きを見ていきます。

茂蔵爺さんに8年前に頼んだものとは、神那岐家御庭番衆について調べ上げることだったのかな。
頼んだ人物は、たぶん未来の裕一。これがこの先どのように裕一が行動するのか楽しみです。
その神那岐家御庭番衆ですが、神凪を古くから実質的に支配してきた、『神那岐家』の超法規的組織だそうです。
神那岐家が神凪の実質的支配者でいられたのは、一つは土地。そして産業。
そしてもう一つが、神那岐家御庭番衆の存在でした。
奴らの歴史は、少なくとも200年は遡ることになります。
神凪が外部に干渉されず、閉鎖した土地柄だったために、奴らは当然のようにまかり通っていたのでした。
以上のことを、茂蔵さんは8年かけて裏を取ったのでした。
裕一が8年前に狙われた理由は、彼がひなたのおじいさんが倒れていた道場に立ち寄ったことでした。
その時、奴らはまだそこに居て、裕一の様子をうかがっていたのです。
そして裕一が一人になったところを見計らって、念のために口封じに動いた、と。
裕一は、8年前に携帯を落としていました。
それゆえに、奴らは8年前から裕一の存在を突き止められていたのです。
茂蔵さんは、最近妙な電話がかかってこなかったか? と尋ねました。

それは共通パートであった、あの電話のことでした。
やはり奴らは、8年前から用意周到に準備していたのでした。

その一方で神凪ブラックゴッドは、知らない間に勝手に維月ら壊滅させられていたみたいです。
まぁ単なる不良集団みたいだったし、既にあまり脅威に――、共通パートでは結構深刻そうに語っていたのにアッサリすぎるなぁ。
まぁそっちはどうでもよくて、庭師さん(古都談)――が神那岐家御庭番衆本物の敵役ということでしょう。
しかし久しぶりに維月や古都が出てきたような気がします。
ひなたの物語でも、合間合間にひなたとの絡みを入れて、基本的にはSFストーリーが進んでいきますね。
そして部活動は、「神凪ブラックゴッド壊滅作戦」を終了し、「神那岐家御庭番衆」の調査を開始したのでした。

しかしひなたも変わったねぇ……
最初は裕一の事を、「維月部長にぺこぺこして情けないから相手にしない」と冷たい態度だったのに、ほんと、人の想いって変わるものなのですねぇ……
さすがに同棲ネタは古都と被るので、道場で二人きりの生活にはならないようです。
逆に裕一の方が家に帰れず、茂蔵じいさんの所に居候になるみたいでした。
ひなたの道場に行ったらよかったのに……(。-`ω´-)

翌日から、裕一の周りは厳重に保護されるようになりました。
いつ神那岐家御庭番衆ば襲い掛かってくるかわからないのですが、明らかに大袈裟なような……
とりあえずひなたがボディガードをやってくれたらなんとかなるような?

さて、部活動では神那岐家について調べたことについての説明でした。
神那岐家は、平安時代の豪族、藤原氏を源流とするこの一帯を古くから治める旧家です。
だが最近では、富豪にはかわりはないが、神凪を支配しているという表現には疑問符がつきます。
それは神凪の市制施行や、神応寺家の台頭が挙げられます。
そして神那岐家のことを知らない市民の比率が上がっていき、その影響力を下げていったのです。

さて、SF現象の検証が始まります。
8年間茂蔵爺さんの調べてきた神那岐家御庭番衆についての調査書、彼らは暗殺集団だという物騒な話が上がってきました。
今度の敵は、金城氏一人を殺害した神尾ではなく、三年に一人以上、総勢53人の要人を暗殺してきた集団が相手です。スケールが大きくなったぞ。

その後、裕一は維月からひなたとの関係を問い詰められます。
ここで、「俺たちくらいに関係が腐ると、こうして口と手の態度が違っても、全然違和感無く会話が進行してしまう」という表現。
このシナリオライターは、幼馴染との関係を表すときに、こういった表現をよく使うようです。
ショコラの大村翠との関係を表現するとき、こういった感じの書き方がよくあった記憶があります。

しかし今回の話、やたらと裕一と維月の幼馴染関係を強調してきます。
メイド等は「幼馴染vs後輩」とか言ってますが、森本奈海vs朝奈夕奈ならば奈海に軍配、大村翠vs結城すずなら大村翠に軍配。どうやら私は幼馴染推しのようです。
維月は翠に通じるところがあるので、そんな感じになってしまうのでしょう。
それで、この話のポイントは、裕一がその暗殺集団に狙われているのは何故か? というところになるのかな。
もう一度過去に行くのは確定しているっぽいけど、その理由は何だろう? 何か重大なことを目撃したのかな? ひなたのお爺さんが、病死ではなく殺人だということに気がついたことがあかんのかな? といってもそれ以前から狙われているし……と思ったけど、現在の出来事は、全て過去8年前に狙われてから続いていると考えると、やっぱりひなたの爺さん建造の死因に気がついたから――というのが現時点での有力な理由として挙げておきます。
さて、真相はどうなのか?!

裕一と維月の幼馴染という関係を強調しておいて、今度はその関係にひなたが嫉妬してきます。
やはりひなたは八年前の裕一と現在の裕一が同じ人だったことを認識しておらず、今回初めて気がつく流れになります。
タイムスリップを普通に受け入れているなぁ――と思ったけど、よく考えてみたらひなたはそういう話を信じ込みやすいタイプだったね。
かなり始めの頃だけど、たすけ手の病院の話とかクラスメイトにしてまわっていたし。

んでもって、ひなたと一発目のお遊びっと!
でもやっぱり世界線が変わると、金城氏殺害事件も起きないし、古都の周囲も平穏通常運転ですねぇ……
以上、神那岐家御庭番衆でした。
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