第91回 決闘者のジレンマ ~石器時代の勇者出現~
エルダースクロールオンラインのプレイ日記、2023年4月13日の話です。
前回は、イベントクエストの話を書きました。
今回は、久しぶりにサマーセット島でのクエストを見ていきます。
しばらくの間、各種イベントに奔走しておりましたが、それも一段落ついたところで久しぶりの通常クエストです。
不本意ながらどろぼうさんをやってしまた時に、ならず者の住処で洗浄とかしちゃったりします。
アリノールでも、エンデバークエストで盗っちゃえというクエストが来た時に、やむを得ず使うわけですが、いつも帰り道でどこからともなく物騒な台詞が聞こえてくるわけです。
曰く――私と決闘だと? 愚かな――と。
こう毎回毎回なんだかリンメンの、いけてる友よ、を彷彿させるので、早いうちに片付けて黙らせましょう。
というわけで、そんな物騒な話をしている人を探してみると、そこには身なりの良いハイエルフと、見るからに強そうなオークがにらみ合っていました。
何かやらかして、揉め事を決闘で決着をつけようといった話になっているのかもしれません。
ハイエルフの方はリレンデルという名前で、お前はアルトマーの決闘の作法を知らないだろう? と言っています。
おそらくオークの作法とハイエルフの作法は違うと思いますが、たいていは郷に入っては郷に従うべきで、ここではアルトマーの作法に従うべきでしょう。
そしてリレンデルは、規則を学んで、正式に挑むのなら相手をしてやろうと言って、立ち去ってしまいました。
残されたオークのログゾグに話を聞いてみると、どうやらただの喧嘩のようです。
傲慢なハイエルフがオークを見下したから、それにご立腹といったところでしょう。
カーギズみたいなハイエルフ「ハイエルフの慢心を語るのは心苦しいが、街に傲慢な者が多いのも事実だ。だからカーギズは神聖執行局を頼るのを進めるっ!(スクッ)」
そんなわけで、ログゾグはリレンデルを叩きのめしてやりたいと言うのだが、街中で乱闘騒ぎを起こしたらスタップさんに投獄されてしまうので、決闘を申し込もうとしたようです。
しかしリレンデルは、正式な決闘以外では戦わないと言っているが、ログゾグはその作法は知らない、と。
そこで、ログゾグに代わって決闘の作法を調べてあげることになりました。
おそらく種族ごとで決闘の作法は違うのでしょう。
確かスカイリムでは、マルカルスでノルドに殴り合いの決闘に巻き込まれたうろ覚え。
オークもそのぶっとい腕っぷしで殴りつけたいところでしょう。
そもそも今のタムリエルは、3つの同盟に分裂して戦争している最中です。
アリノールにオークが来ていること自体が間違いなような気がしますが……
例えばの話、不謹慎かもしれませんが、ロシア人がウクライナに遊びに来ているみたいな感じだと……
だから喧嘩の原因は、リレンデルのオーク嫌いが原因だけど、平時中ならいざ知らず、戦時中なのだからオークは敵なのだから仕方ないでしょう。
この戦時中に、敵国に来る心理は何なのでしょうね?
だからこそ、アルドメリ・ドミニオンに属している国の冒険が終わった時、それ以外の国はどう見ていくか考えているのですよ。
一応スカイリムやオブリビオンと違って物語という形式は取らず、プレイ日記という形で記録を残していますが、最低限度のロールプレイはしたいと思っていますからね。
ブレトンやノルドのキャラでプレイするか、そこはもうゲームだと割り切ってラムリーザで敵国に乗り込むか……(イベント除く)
そしてこのログゾグも、サマーセットに見物や観光で来たと言っていますが、時期が悪いでしょうとしか言えません。
リレンデルは、アリノールの酒場に居るようです。
ここはもにさんが部屋を買ったので、旅の祠以外でアリノールに戻りたいときに使わせてもらっています。
そのリレンデルは、酒場の三階で昼間から酒を飲んでいました。
リレンデルの言い分はこっち。
なんだかシェオゴラスが少し入っているぞ、カエルやヤカンと決闘するとか。
酔っぱらいのハイエルフと野蛮なオークの喧嘩、どっちもどっちだなぁ……
リレンデルが言うには、アルトマーの決闘作法は、この本に書かれていると言うのです。
ずいぶんと用意が良いような気がしますが、早速見てみましょうか。
どれ――
決闘用フルーレを使用するということは、ヨーロッパの決闘みたいな感じかな。
最近名探偵ボワロを見ていますが、その作中でもフルーレで決闘する場面が出てきました。
斧やフレイルが禁止されているので、オークには不利だろうなぁ……
あとは決闘前には相手の名前を間違えずに暗唱すること。
当事者たちが名誉を欠いた行動を取った場合は介入する権限が与えられていること。
勝者は敗者に思いやりを持って謙虚な態度で接しなければならないこと。
堅苦しいけど、ハイエルフらしい決闘だと言えばそう聞こえます。
逆にオークの決闘は、周りを人で囲んで逃げられないようにして、どちらかが倒れるまで殴り合う、みたいな感じだろうなぁ。
さて、決闘の作法が分かったので、ログゾグに報告です。
するとログゾグは、自分の介添人にならないか? と言ってきました。
もにさんは喜んで引き受けたいとか言っていますが、それなら私は同族としてリレンデルについてあげたいなぁ(^ω^)
というかもにさん、このオークを結構気に入っているみたいです。
ルート分岐したら面白かったけど、ここはログゾグルートしか存在しないので、彼の介添人として話を進めます。
こういう所、ネットゲームではなくて自由にいじれるオフラインゲームだったら、ハイエルフとしてリレンデルに付く話を創作できるのですけどね。
目的は決闘用フルーレの調達と、リレンデルの正式な名前を調べてくること。
前者は街で手に入り、後者はトー・ヘイム・カード遺跡のどこかに彫ってあるそうです。
その間にログゾグは、決闘に相応しい場所を探しておくとのことでした。
まずは決闘用フルーレを求めて探索を始めましたが、どうやらこの召使いみたいなカジートが持っているようです。
なんだか盗品売買みたいになっていますが、ナーダーニの言い分はラジーンが認めた――じゃなくて、給料を貰っていないからだそうですが……
でも盗んだりするから、カーギズがどや顔でカジートの悪行を嘆くことになるのです……(。-`ω´-)
これであっさりと決闘用フルーレを入手、次はリレンデルの正式な名称を知るために、遺跡に向かいます。
ずいぶんと遠いな。
ログゾクも、こんな離れた場所にある遺跡に、なぜ名前があると知っているのだろうね。
そこは、山肌を削って造られれた遺跡のようでした。
遺跡の入口にクエスト持ちの人が立っていたりするので、遺跡をじっくり見て回るのはその遺跡クエスト時に回すとして、今回は目的の物を入手したらさっさと立ち去ります。
場所は遺跡内部の中央部。
像の元に、リレンデルの家の祠という石板が置かれていました。
えーと、これがリレンデルの正式な名称?
ハイエルフの命名法として、やたらめったと長い名前を付けるのが習慣になっているのか?
だったらラムリーザの設定も練らなくてはならんな……(。-`ω´-)
えーと、ラムリーザの本名は――
エンリケ・マルチノ・ボルジェス・デ・アランデス・エ・オリベイラ
これでどやっ!(`・ω・´)
一方リレンデルの本名は――
ルミリオン・レン・イネシル・キュラナリン・サロリンウェ・アタ・ピリャデン・イテルノリル・ヒルノア・ファーラミルカル・ターネーベン・ニヴリレル
……(。-`ω´-)
圧倒的じゃないか……
もう寿限無寿限無が本名でいいよ(´・ω・`)
さて、名前が分かったので街に戻ると、リレンデルと一緒に居たファンディロルと話すことになりました。
彼に話を聞くと、リレンデルは挑戦を受けるといった話になったので、街の西にある遺跡で決闘することになりました。
リレンデルは80余りの決闘で勝利を収めたと言っていますが……
というわけで、街の西、海岸の傍にある遺跡です。
決闘用のフルーレを渡して、決闘の準備はできました。
ファロンディルとの会話でリレンデルの本名を聞かれましたが、石板に書いてあった名前を写真に収めていたので、それを見ながら正答しました。
そして、いよいよ決闘が始まる!
あ……(。-`ω´-)
えーと、「当事者たちが名誉を欠いた行動を取った場合は介入する権限が与えられていること」といったルールがあったよな。
この場合、ログゾグに泥団子を投げつけても合法なわけだ。
まあいいや、オークらしいやり方でかえって清々しいよ。
あなたには石器時代の勇者の称号を贈呈しよう(^ω^)
殴り倒してほしい奴ねぇ……
今の所、特にイラッとするNPCは居ないかなぁ。
例えばユーラクシアとその一味などは、天罰下り済みだしね。
以上、久しぶりのサマーセット島クエストでした。