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想像の地、モーサルにて

 
 ハイヤルマーチのモーサルって所なんて、俺は知らないし聞いたことも無い。
 つまり、かような地は存在しないと言っても間違いではないという事だ。
 現実逃避して想像の地を所望するようなことはせずに、もっと現実を見るべきだ! 以上!!
 
~講和会議より
 
 
 講和会議でウルフリックはハイヤルマーチのモーサルという想像の地を所望してきた。
 俺はそんな所は知らないし聞いたことも無いので、「そんな所は無い!」とウルフリックの要求を突っぱねたものだ。
 その場では俺の毅然とした態度にみんな固まっていたものだがな。
 
 しかし、なんということか今度はリセッテまでが「モーサルはすぐそこよ」と言いだしたものだ。
 以前、アグナーの手記にあった「私は妻の正気と幸福を疑ったが」というフレーズをなんとなく真似て日記を書いてみたが、今まさに現実となりつつある。
 
 だが不安になってきた……
 
 確かに日記に書いたがアレは「ジョーク」で書いたものだ。
 リセッテが狂っているなんてこれっぽっちも思っていない。
 

 むろん俺も 狂 っ て い な い。

リセッテ「(じ~っ)」
ラムリーザ「狂ってはいない」
リセッテ「……そうかしらねぇ」
ミーコ「わんっ」
 
 
 ……とか考えながら進んでいくと、目の前に街が広がっていた。

 ドラゴンブリッジより大きいな、ここはどこだろう。
 この辺りは湿地が広がっているため、湿度が高くもやや霧が立ち込めることが多いみたいだな。
 そいういう立地条件もあり、なんとなくどんよりとしている。
 そのうち濃い霧の中から亡者が現れて、騙し取られた黄金を奪還しに来るに違いない……
 
ウラッグ「6人呪われて死ね!」
 
 幻聴健在(。-`ω´-)
 
 
リセッテ「ここが想像の地、モーサルよ。」
ラムリーザ「まさか~、アントニオ・ベイの間違いでしょ?」
リセッテ「なにそれ……」
 
 
 とりあえず街なら首長さんに挨拶しに行こう。

 ……と思ったらなんか揉めてるな。
 ドーンスターを思い出す光景ですなぁ。
 
 なんか「ウィザードなど必要ない」とか言ってるけど、俺、魔導師大学のアークメイジなのですがーw
 
 
 まあよい。
 
 まずは首長さんに――

イドグロッド「おやおや、これはこれはドラゴンボーン、モーサルへようこそ」
ラムリーザ「おっ、お初にお目にかかりますっ(汗)」
 
 マズイ、モーサルは現実に存在しやがった(;´Д`)
 ということは「ハイヤルマーチ」ってのも現実か?
 
ラムリーザ「え~と、ハイヤルマーチ……」
イドグロッド「ええ、私はこのハイヤルマーチ地方を統治させて頂いております。講和会議ではウルフリックの奴からここを守って頂き感謝しておりますよ」
ラムリーザ「とっ、当然のことをしたまでです、ストームクロークなんかにこの地を取られるわけにはいかないからですな。(開き直り)」
リセッテ「うそばっかしw」
 
 俺は講和会議でいったい何を言っていたんだろう……
 意味不明なことをどや顔で語ったので、エレン姉やんが取繕うまでみんな茫然としていたのか……
 なんか恥ずかしくなってきたわ……
 世界を見て回りたいのは俺の方になってきたよ。
 そもそもサマーセット島からブラリとやってきた何も知らない俺に、スカイリムの命運を賭けさせること自体が間違っているんだよ!(開き直り)
 
イドグロッド「おや、そういえばあんた、サルモール大使館にも来てましたね」
ラムリーザ「え~と……(やべ、お初じゃなかったのか?!)」
イドグロッド「あんたは棚の上に飛び乗ったり、食卓上の料理を蹴落としてその上で踊――」
ラムリーザ「あれは若気の至りですよ、デルフィンとマルボーンに唆されて(汗)」
イドグロッド「若気って、ほんの数ヶ月前のことなんだがね」
リセッテ「……(もう最悪)」
 
 
 恥の上塗りここに極めたり!
 もう、知らん!
 

リセッテ「ところで、先ほど屋敷の前で揉めていたみたいですが、何か問題でもあるのですか?」
イドグロッド「新しく住み着いたウィザードを恐れているものもいる。得体の知れないものには不安、そして恐怖さえも感じるものだ」
リセッテ「得体の知れないもの……(チラッ)」
ラムリーザ「なんね(^^;」
イドグロッド「だが彼の事を分かってくれれば、受け入れるようになるだろう」
 
 
 魔導師と言うものはいつの世も忌み嫌われがちなものだ。
 脳筋の地スカイリムではますますそんなものなんだろう。
 そういえばオンマンドも言っていたな。
 
 もっとも俺の故郷では魔導師ってのは割りと当たり前なんだがな。
 
 ちなみにこの首長さん、イドグロッド・レイブンクローンか。
 なんか魔法学校のクラス名みたいですなぁw
 
ウラッグ「ん~、お前はスリ○リン!」
 
 スリ○リンだけは――ってなんでやねん!
 
 
リセッテ「村の人が不安になっているようだし、そのウィザードに一度会ってみましょうよ」
ラムリーザ「スリザ○ンだけは嫌だ」
リセッテ「何言ってるのよ……」
ラムリーザ「どーせ俺はー」
リセッテ「ほら、行くわよ。あなたが変なのは今に始まったことじゃないから」
ラムリーザ「俺はシェオゴラスだしな!」
リセッテ「開き直らないの。信徒から本体に昇格しているしw」
ミーコ「わんっ」
 
 
 と言いつつ、リセッテは考える。
 大学や街中で変な事をするのは、ただのお調子者の変な人で済ますことができる。
 だが厳格なサルモール大使館などでも同様に奇抜な行動に出るこの神経のずぶとさは只者ではないと。
 また先日、突然将軍に剣を向けたりもした。
 
 ドラゴンボーンの精神力はかくも強大なのか、それとも単に何も考えていないだけなのか。
 
 リセッテは後者であるに違いないと確信している。
 聞くところによれば、今のサルモール大使エレンウェンはラムリーザの幼馴染だそうだ。
 そういった背景が無ければ、既にサルモールの手で処断されているのは間違いないと。
 そして自分はドラゴンボーンの夢を永遠に見続けることになってただろうと……
 
 
 
今回入手したもの
 
ハイヤルマーチのモーサルが現実に存在するのだという知識w
過去の奇行がリセッテにバレましたw
 
 
 
 
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