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頼り、頼られる関係

 
 俺はシャヴァーリを連れてマルカルスに行くために、一旦リフテンに戻ることにした。
 もうこれ以上一人きりで居たくない……
 

 リフテンに帰ってくるとホッとする。
 俺は実は寒いところは苦手なのだ。
 スカイリムは北国であり、全体的に寒い地方であるが、それでもリフテンの地方は暖かいのだ。
 
 シャヴァーリを探しにギルドに戻ったが……、居ない?
 どこに行ってしまったんだ?
 
レイジィ「シャヴァーリを知らないか?」
エチエン「シャヴァーリ?」
レイジィ「俺と一緒に居たカジートだよ、ほら、ブレイズのことを聞いてきた」
エチエン「ギルドには居ないぜ、街のどこかに居るんじゃないかな?」
 
 ギルド内に居ないということを聞いて、街を探すことにした。
 まぁ、今はギルドの一員じゃないから、ギルド内に留まっているわけはないか。
 
 
 その時、俺は嫌な予感がした。
 まさかブレイズの奴にやられたんじゃないのか? と。
 ブレイズは帝国の親衛隊だと聞く。
 つまり戦闘力はそれなりにあるということも十分に考えられる。
 
 ひょっとして……
 
 
 焦る気持ちを抑えながら街を回ること数分――

 ――居た。
 何故タロス像前に?
 彼女はアズラ信仰じゃなかったっけ?
 
 
 シャヴァーリを見つけた俺は、マルカルスでの仕事について話した。
 そして、できたら一緒に仕事しないか? と。
 だが……

シャヴァーリ「聞いて、レイジィ。これまであたしたちは、二人で一人前だったようなものよ」
レイジィ「お互い半人前ってこと?」
シャヴァーリ「そう。だからお互い、今回の仕事は一人で片付けましょう。そうすることで、あたしたちは成長すると思うのよ」
レイジィ「……しかしなぁ」
シャヴァーリ「……言わないで、あたしも心細いのよ。でも、このままじゃいけないと思うの」
 
 そうか……
 お互いが頼り、頼られる関係になってこそ意味があるってことか。
 今の俺達は、半人前でお互い依存しているだけなのかもしれない。
 
 わかったよシャヴァーリ……
 俺は盗賊ギルドの仕事を一人でこなして一人前になって帰ってくるから、お前も……
 
 
レイジィ「わかった、それじゃマルカルスに行ってくる」
シャヴァーリ「無事に戻ってきてね!」
 
 
 こうして俺は、一人でマルカルスに向かうことになった。
 シャヴァーリに依存しているばかりではダメだ。
 彼女を守ってやれるほどの強い心を手に入れないとな。
 
 そのために――
 
 ………
 ……
 …
 
ヴェックス「今度はマルカルスに行くのだって?」
レイジィ「また仕事があるのか?」
ヴェックス「ちょいと買い物をしてくるって感じだな……、ギルド流のやり方で」
デルビン「そうだな、ついでに500G分盗んで来てもらおうか」
レイジィ「ハードスケジュールにしやがって……、わかったよ! なんでもやってやるぜ!」
 
 
 えーと?
 マルカルスで500G分の盗みをして、ガーネット(上質)をマルカルス馬屋から回収して……
 カルセルモにファルメル語翻訳してもらって……
 
 少なくとも、退屈だけはしそうにないな。
 
 
デルビン「ああそうだ」
レイジィ「まだあるんかい?」
デルビン「マルカルスと言えば、エンドンと話せ。彼は銀細工師で、ある種の店をそこで営んでいる」
レイジィ「そいつから銀細工でも盗むのか?」
デルビン「いや、昔の話だが、彼の父親はギルドと懇意にしていた。我々としては、その一族の影響力をまた使えるかもしれないぞ」
 
 なるほどね。
 ウィンドヘルム、ホワイトラン、ソリチュードと続いて、今度はマルカルスも引き込むってことだな。
 
 ギルドの発展の為だ。
 やり遂げますかい!
 
 
 
 
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©発行年-2019 らむのゲーム日記