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スタルリムの新鉱脈 ~ソルスセイムのサルモール~
- 公開日:2018年6月23日
まさかこんな所で遭遇するとは予想もしてなかった(後日談)
スコール村の鍛冶屋であるバルドールが失踪した。
ディーオの話では、島の南西の方角に、エルフが二人、何かを引きずって歩いていたというのだ。
というわけで、ストルンと話をするのはひとまず置いておいて、人探しを先に片付けることにした。
普通に島を南西に向かう。
途中、アッシュホッパーとかが襲い掛かってくるが、全部「わんわんお」に任せて俺はズンズン進む。
しばらく南西の方角に進んだ先には、一件の廃屋が存在していた。
その瞬間かな?
ビビッと来たね。
異様に緊張した空気が。
ここはただの廃屋じゃない……
俺は自分の勘を信じ、リセッテと「わんわんお」を小屋から離れた所に待機させると、単独でそこに向かうことにした。
サルモール?!
なぜソルスセイムにもサルモールが?!
モローウィンドも手中に収めようとでも言うのか?
まぁ……
俺には関係ないから好きに勢力拡大してくれても結構だけどねw
だが、バルドールはおそらくここに監禁されているのだろう。
ディーオは「エルフが」と言っていた。
おそらくサルモールのハイエルフのことなんだろう。
ダークエルフだと思っていたけど、めんどくさいなー(;´Д`)
あまり事を大きくしたくないので、こっそりと任務を遂行することにする。
スカイリムのサルモールじゃないし、俺のこと知らなくて襲い掛かってきたらややこしいことになるしな。
廃屋の入り口には鍵がかかっていて侵入できないようになっている。
このグループのリーダー格の者が鍵を持っているのだろう。
みんながこっちを向いていないときに、こっそりと忍び寄る。
あった……
ついでに指令所だと思われる「手書きのメモ」も拝見しておく。
エレン姉やんの指令だったら、バルドールには諦めてもらおう。
もっとも、エレン姉やんはスカイリムの特使だから、わざわざモローウィンドまで手は伸ばさないと思うが……
A?
アンカノ叔父さんなわけはないわな。
モローウィンド担当の者だろう。
これでとりあえずバレなければOK。
エレン姉やんの邪魔だけはやらないに越したことは無いからな。
差出人が「E」だったら、バルドールには諦めてもらう所だったがw
………
……
…
盗んだ鍵で廃屋に入る。
廃屋の中にまでは、サルモールの兵士は居ないようだ。
まぁ、鍵かけて閉じ込めてあったんだしな。
廃屋の奥には一人囚われている人が居た。
彼は、俺の顔を見ると嬉しそうに言った。
どうやら俺のことを知っているようだ。
バルドール「覚えているぞ、旅の人! スコールを闇の呪文から解放してくれただろう?」
ラムリーザ「あー、そんなこともあったねー」
バルドール「お前が来てくれてよかった。家でくつろいでいたら、このにっくきエルフどもに連れ去られたのだ」
ラムリーザ「しかし、サルモールがスコールの鍛冶屋に何の用なのかねー」
バルドール「サルモール? 初めて聞く言葉だが、あのエルフ達か? やつらはスタルリムを鍛造する秘術を盗もうとしたのだ」
うーむ……(。-`ω´-)
ソルスセイムにはサルモールはあまり浸透していないようだな。
しかしスタルリムってなんだろかねー。
バルドールの説明では、鉄のように硬く死のように冷たい魔法の氷だと言う。
鍛えれば強力な武器になるが、その秘術を知っているのはスコールの鍛冶屋だけだそうだ。
つまりバルドールだけってことかいな・・
そりゃあんた、誘拐されても文句言えんわw
俺だってドラゴンボーンというだけで、スカイリムでは指名手配食らったぐらいだしw
そのスタルリムだが、隠し鉱脈があるようだ。
その地図を、リーダーであるアンケリオンという者に奪われたと言うのだ。
なるほど、「A」はアンケリオンのことか。
そのアンケリオンの居る船は、島の北の海岸に停泊しているそうな。
バルドール「いいか、アンケリオンに武器を造らせてはならない。生かすも殺すもお前の自由だが、地図だけは絶対に回収しろ」
ラムリーザ「わかったよ」
バルドール「大きな借りができたな、友よ。遅かれ早かれ、私はエルフどもに殺されていたはずだ」
………
……
…
廃屋から出てきたものの、サルモール達はまだ残っている。
バルドールもなんとか目を盗んで脱出してくれ。
俺はどうしようかなー
一気に駆け抜けて逃げるか!
うおーっ! ドオン!
さおーっ! ドオン!
ふぃ!
たぶん上では何がなんだかわからなくなっていることだろうw
それじゃさらばだ、とうっ。
リセッテ「バルドールは見つかった?」
ラムリーザ「うん、でも小屋はサルモールが陣取ってた」
リセッテ「…………」
さてと、次は北の海岸か。
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