ドーンガード編4 ~ディムホロウ墓地~

 
 ディムホロウ墓地というところで吸血鬼の秘宝を見つけたらしい。
 それを調査するために、俺たちもそこに向かうことになった。
 とりあえず先駆者として番人トランもそこに向かったと言うが――。
 

 やってきましたディムホロウ墓地。
 中に入るとでは吸血鬼達の話し声が聞こえてきた。
 どうやら一人で入ってきた番人を始末したらしい。
 まさかそれって?
 
 とりあえず敵情視察、周りを注意深く確認してみる。

 ……吸血鬼の見張りは二人か。あと番犬が居るな。
 一人ずつ片付けていくか。

 まず軽く一人目……、ってお前ら!

 見つかってるんじゃねーよw
 暴れたいですかそうですか。
 

 番犬対決になっとるな。
 なんか吸血鬼の番犬、吸血犬みたいなのですがー。
 
 
 まあよい。
 
 
 片付けてくれるなら俺も楽だし、任せるからな。
 
 という感じで見張りを片付けたのは良いが――

 ――って、やっぱり。
 一人で潜り込んできた番人はトランだったか……
 
 あーあ、これでまたドーンガードの精鋭が減ってしまった。
 ただでさえ人手不足なんだろ?
 もっと慎重に行動してくれよ……
 
 まぁ、俺一人でも残っていたらどうとでもなるけどなっ(傲慢)
 
 
 ここは墓地ということで、吸血鬼だけでなくゾンビも出てくるみたいだ。
 前方から喧騒が響いてくると思ったら――

 ――吸血鬼とゾンビがやりあっていましたとさ。
 こりゃあいい。
 共倒れを狙いつつ、しばらく静観しますか。
 

 ――ってなんでお前ら突撃するんだよ!
 
ホフレス「お前の墓に、乾杯だ!」
 

 こいつはなにもしてねーくせに、何を喋っているんだかw
 
 
 こいつらといると全然落ち着かない。

 前方にスケルトンの群れが現れた時も突進し――

 ――ここでも、わっと群がる。
 お前ら小学生の体育でのサッカーやってんじゃねーよw

 邪魔っ
 俺の出番が無くなるじゃねーかっ。
 

 戦いはこうスマートにだな……、獣共に何を言っても無駄か(。-`ω´-)
 

 ………
 ……
 …
 

 ディムホロウ墓地の奥へ進むと、再び吸血鬼の話し声が聞こえてきた。
 どうやら番人に案内させ、用済みになったからやってしまったみたいだ。
 番人も不甲斐ない……
 

 なんだあれは?
 あそこに「吸血鬼の秘宝」があるのだろうか?
 

 ち、やられてら。
 また貴重な番人が一人。
 ドーンガードが不利なのは、こうしたノルドチックな無謀な突撃が原因じゃないのかねぇ?
 
 さてどうしたものか。
 あまり近づくと、また「わんわんお」達が暴れだすからなぁ

 ここから仕留めるかな。
 話し声からして広間にいるのは3人――
 

 Snipe!(×3)
 
 
 ふぃ……
 
 
 これで全て片付いた。
 番人は二人失ったが、それ以上の吸血鬼を葬ってやった。
 最後に笑ったのは、この俺様だw
 
 さて、広間の調査と行きますか。
 
 
~続く~
 
 
 
 




 
 
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Posted by ラムリーザ