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見習い魔導師編3 ~サールザルの塊魂~
- 公開日:2017年11月29日
さてーとっ、サールザルで幽霊みたいなものをみて自分が霊感少女(注:ラムリーザ=男)だと言う事に気が付いたんだけど、サイジックと言われてもなんのことやらさっぱりなので、検証は先生に任せて先に進む事にしたのですがーあっ!
死体が蘇りまくりんぐ……。
なんとなく取得していた『火炎』で対抗するものの、けっこう堅いんでやんの。
しかも先生がわざわざ火炎の放射線上に割り込んできて自爆するし!
サールザルのアミュレットで大成したはずのに、全然変わっていないような気がしてきたし。
く……、ニセモノだったか……それともジェイザルゴに言ってる事がガセネタなのか……。
あー、弓があったらサクッと片づけることできるのになーあっ!
途中、不自然な床を発見。
これは罠だよなぁ。
誰が引っかかるものですかいな――って!
「あ痛っ!」
せ、先生っ! 勘弁してください!
それともこれも修行ですか?!
と言ったトラブルにも挫けず、ゾンビの群れを火炎で蹴散らしつつどんどん奥に進んでいったんだけど。
明らかになんかやばそーな空気がプンプン。
出たーっ!
こいつがゾンビの親玉だな!
「……攻撃が全然効かんぞな、もし」
「わしが魔力を抑えている間に攻撃するんじゃ!」
どうやら部屋の中央にある玉の力を、何らかの形で押さえておかないとゾンビに攻撃が通じないようだ。
トルフディル先生がなんとか押さえている間に、俺はゾンビに全力攻撃をお見舞いしてやった。
よーし、フォースの暗黒面の力を思い知れーっ!
「いかんっ、闇に捕らわれてはいかんぞっ!」
「大丈夫、自分はジェダイではありませんので!」
「既に暗黒に捕らわれとる、余計やばいわ! はやく片づけろ!」
「いえっさー」
てなわけで、ゾンビの親玉を退治したんですが……。
でっかい玉だな……、これは一体何だ?
「先生っ、これを使っていろんなものを巻き込んで行きましょうっ」
「何を巻き込むんじゃ……、わしはもうちょっと調べてみるから、お前さんはこのことをアークメイジに知らせに行くんじゃ」
「いえっさー」
うん、塊魂ではないみたいですな。
ところでその玉のあった部屋の奥で、なんか文字みたいなものが書かれている石の壁があったんだど……。
これはなんだろう?
勝手に何かを吸収したみたいなんだけど……。
ん! ひょっとしてこれがジェイザルゴの言っていた真の大成アイテムなのか?!
表に出てその辺を漂っている氷の精霊に魔法撃ってみたけど、全然変わってねーじゃねーか!
大成する何かっていったい何なんだよー。
やっぱ猫の言ってる事は適当だったんだ……。
もー知らん、大学帰って寝よ(不貞寝)
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