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パルフェ 第百三十六話 祝福なんかできない
- 公開日:2020年3月26日
パルフェ ~ショコラ second brew~ Standard Edition
第百三十六話あらすじ
ある日、仁は里伽子にレストランへと誘い出される。
そこで恵麻との事を追求され、仁はイブの夜の出来事を語るのだった。
実際のプレイ
注 : この動画では、プレイヤーが雑談やツッコミを入れながら進行していく形を取っています。
そういうのが苦手な方は、再生しないことをお勧めします。
どうしてもしゃべりの入っていない物が見たい方は、ここをクリックしてください。
軽く感想など
「これが、一番納得できる組み合わせだから。そして……一番許せない組み合わせ(秋島香奈子談)」
今回の話は、レストランでの里伽子との会話です。
思わず冒頭に別のゲームで出てきた台詞を引用してしまいましたが、まさにその台詞が表している話だと思うのですよね。
そして今回の話は、あまり記憶に残っていない恵麻編の中で、数少ない覚えている話だったりしていました。
要するの里伽子にとって、仁と恵麻が結びつくことは一番納得できる組み合わせと思っているわけで。でも祝福できずに涙を見せるのは、それが一番許せない組み合わせということなのだろうね。
恵麻以外のストーリーでは、里伽子は仁がお目当てのヒロインと結ばれることに全力で手助けしてくれます。そして「今度こそ幸せになりなよ」などと言っていたりしました。
それが相手が恵麻になると、「祝福するから、ちょっと待ってよ。ごめんね……」となるわけです。里伽子に祝福されない世界線となるのです。
パルフェというゲームのストーリー構成は、一番大きく括ると里伽子編と恵麻編、そしてその他編の三つに分けられるのではないかな?
とりあえずやはり恵麻編が、人の想いが変わらなかった世界ということでしょう。
そして、冒頭で引用した場面と同じような構成だと感じたのは上記の内容に加えてもう一つあります。
この話の日、仁は恵麻と何かやろうとしてマンションの玄関まで行っていたけど、そこで里伽子からの電話を受け取り里伽子を選択してしまいます。
仁は里伽子に今会っておかなければ、二度と会えないと思って恵麻よりも里伽子を優先してしまいます。
さて、前作ショコラの冒頭で引用した台詞の後、結城大介は、翠との行為を見た香奈子が深く傷ついたと思い、翠を放置して香奈子を追いかけてしまいます。
その場面のパルフェ版ってことだと思いましたが、如何でしょうか?
そして確かこの後、今回の話が原因で恵麻が悩みだすって話だったと思う。
ショコラでもこの後、翠の様子がおかしくなっていく話だったよな……
さて、今回のオリジナル版とStandard Edition版(SE版)で異なる部分を見ていきます。
まずはプレイ中にもなんとなく差し替わっているだろうなと思った場所が、オリジナル版では「抱いてもらった?」のところが「キスした?」に変わっていたところですね。里伽子がやたらとキスにこだわっているのと、キスぐらいで気になるか? と思っていたので、ここはオリジナル版は違うだろうなと予想していました。
これは数回出てくるけど、抱いてもらったかがキスしたかに全部変わっています。まぁSE版ではキスまでしかやっちゃいけないことになっているからね。
次は恵麻の行動が「禁忌を踏み外すこと」というのが、「一線を越えること」に変わっています。禁忌はダメかね、わかるようなわからないような、上手く説明できないけどそんなところです。
それでは今回はこのぐらいで。
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