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奇襲 ~巨大黒魂石を奪え!~

 
 とうとう俺はマスターウィザードまで登りつめてしまった。
 いろいろと調べてみたら、アークメイジが最高峰で、その次に偉いのがマスターウィザードらしいじゃないか。
 裏切った評議会メンバーの二人もマスターウィザードだったそうで、ついに俺は魔術師ギルドで二番目に偉い人になってしまった。
 いや、ラミナスもマスターウィザードだっけ? でもあの人は、新人の人事をやっているぐらいで、普段何をやっているのかさっぱりわからない。
 ギルドの実働部隊は俺だけ――、いや他にも居るようだが、俺以外はことごとく失敗して死霊術師にやられているっぽい。
 
 そういうわけで、ギルドにとって絶対不可欠な任務がやってきたようだ。
 なにやらシロディールの南にあるシローン遺跡で、ある特別なブラック・ソウルジェムが作成されたらしい。
 そこで、このアイテムが妖蟲の王の手に渡る前に押収して、持ち帰らなければならないそうだ。
 
「うむ、死霊術師の力を使うのですね!(`・ω・´)」
「わしにはそれが必要なんだ。ギルドを救う鍵となるはず。アイテムを持ち帰ってくれたらその理由を説明しよう」
「おかのした」
 
 というわけで、ギルド唯一の実働部隊である俺は、再び世界へと旅立つのであった。
 待てよ――(¬_¬)
 

「ジ=スカール先輩、暇でしょう!」
「ジ=スカールはブルーマギルドを襲撃されたことを怯え続けなければならない」
「そんな馬鹿なこと言ってないで、一緒に死霊術師に仕返ししてやりましょう」
「怖い怖い」
 
 とはいえ、以前暇そうにしていた俺を遺跡探検に連れて行ってくれた過去もある。
 ここは恩返しするべきでしょう。
 
「死霊術師って実はたいしたことないんですよ、だから暇そうなジ=スカール先輩と行く」
「やなこった」
「先輩は、後輩の言うことを聞くものです」
 
 ジ=スカールは断り続けるが、俺はちっとも側を離れないでいてやった。しばらくすると、ようやく根負けしたようで、俺について大学から外に出たのだった。
 

 目的の場所はスキングラードの南。
 適当な場所から街道を南に外れて南下していこう。
 
 死霊術師が特別なブラック・ソウルジェム、巨大黒魂石を作っているという情報は、スキングラードのハシルドア伯爵から得たものらしい。
 戦闘魔術師の分遣隊が現地に派遣されているので、合流して指揮して欲しいのだとさ。
 

 しばらく南下すると、目的の遺跡が見えてきた。アイレイドの遺跡、シローンだ。
 しかし戦闘魔術師――。
 一人で突っ込んでいって罠にはまっていきなり戦線離脱した人しか知らないのだが、役に立つのだろうか?
 

 三人か。
 その内の二人はサルフィンと話してくれと言う。
 サルフィンは「石を手に入れるんだ! リーダーがおそらく持っている!」というだけで動こうとしない。
 
 どうやら奇襲は失敗したらしい、いつの間にか敵に発見されていたようだ。 

 仕方が無いので、ジ=スカールと二人で奥へと進んでみる。
 いや、敵は気付いてないぞ? あいつらサボりか?
 やっぱり戦闘魔術師ってのは役に立たないようだな。
 

 見つかっていないのなら、奇襲は続行だ。
 物陰から霊峰の指を撃ち込んで、見張りの死霊術師を退治した。
 
 さて、遺跡へと突入だ!
 
 

 遺跡の中には当然のごとく死霊術師がうろついているので、見つけ次第攻撃を仕掛ける。
 黒いローブは敵、それで問題ないよな?
 
「ね、先輩。死霊術師はたいしたこと無いでしょう?」
「ラムリーザ、強くなったな」
 

「このウェルキンド・ストーンを千個集めたら、願い事がかなうって本当ですか?」
「千個集めてジ=スカールはブルーマギルドを再建しようと考えている」
「本当なのか……(。-`ω´-)」
 
 遺跡の中には、なにやら覆いで守られた場所があり、スイッチを押すとその覆いが開いて中からウェルキンド・ストーンとよく似た石が姿を現した。

「こっちの石は白いですね、ウェルキンド・ストーンとは別物ですか?」
「これはヴァーラストーンだ。エンチャントのエネルギーを回復させるのに使う」
「魔術師の杖とかワバジャックですね。あ、先輩は杖の効果を何にしましたか?」
「ジ=スカールは念動力の杖にした」
「おおう、イタズラに使えそうな杖ですね」
 
 そうだった、この人はイタズラばかりやっている人だった(。-`ω´-)
 
 そんな感じに宝物を手に入れながら、また死霊術師を退治しながら奥へ進んで行くと――

 
「あっ、あんたはシェイディンハルの?!」
「なんだあの時の準会員か? 貴様のせいでギルドを追われたのだ覚悟しろ!」
「何だと! 人を井戸に沈めようとしたくせに! それに俺は準会員じゃない、マスターウィザードだ!(`・ω・´)」
「貴様のような素性のわからぬものがマスターウィザードとは、世も末だ……」
「それは一部否定できぬ……(。-`ω´-)」
 

 というわけで成敗いたします!
 奥に待ち構えていたのは、シェイディンハルの元ギルドマスターであるファルカー。
 黒魂石を隠し持っていた事が大騒ぎとなり、いつの間にかギルドを追われていた感じになっていたが、まぁ死霊術師の一味になっていたとはね。
 評議会メンバーも裏切ったんだ。こいつは最初からギルドに忍び込んでいた死霊術師だったのだろう。
 

 麻痺させて燃やす、えげつないかもしれんが、裏切り者はより苦しめてやれ、だ。
 ファルカーは幽霊とかを召喚してくるが、そっちはジ=スカールが引き受けてくれるので俺はファルカーに集中攻撃を放った。
 

「よし、あの時の借りは返したぜ」
「おっ、巨大黒魂石を持っているみたいだぞ」
「やっぱファルカーは黒魂石の知識が豊富だったようだね」
 

 こうして俺達は、死霊術師が密かに作成していた巨大黒魂石を奪い返したのだった。
 さらに裏切り者のファルカーに、一矢報いることができたのも大きかった。
 

 外に出たとき、辺りはすでに夜になっていた。
 
「先輩、今後ともよろしくお願いします!」
「よし、今度はアークメイジにイタズラを仕掛けてみようじゃないか」
「いやそれはちょっと……(。-`ω´-)」
 
 ジ=スカールも調子が戻ってきたようだ。
 ハンニバルかラミナスに頼み込んで、ブルーマギルドが再建されるまでジ=スカールを副官みたいな感じにしてもらえないかな。
 やっぱり旅をするなら一人よりも二人のほうがいいからね。
 ユニコーンも悪くないけど、独り言しかできないからなぁ……
 
 
 
 
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