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暴かれた陰謀 ~ブルーマギルドの崩壊~

 
 なにやらマニマルコがシロディールに居るという知らせに、評議会は全面的な混乱に陥っておる。
 ――などと言っているが、実際のところ評議会って何よ? という疑問が浮かび上がってきた。
 ハンニバルの居る場所が評議会の会議場所だとして、俺はよく出入りしているがそこに居るのは、ヴァータセンの研究をしていたアーラヴ・ジャロル。それと、カランヤというおばさんだけ。
 評議会議員って、この三人だけ?
 とくに研究するでもなく、三人で雑談ばかりしているように見えるが、まあよい。
 
 そこで俺は、ハンニバルに依頼を受けることとなった。
 今ではラミナスからの仕事ではなく、アークメイジのハンニバル直々の仕事を行うようになってきた。
 他に仕事ができるやつは、おらんのか?
 
 今回の任務は、ブルーマギルドの安否を確かめること。
 なにやらマスターのジーンヌから連絡がなくなったのだそうだ。居たねぇ、そんな人。
 ブルーマギルドと言えば、俺が最初に訪れたギルドで、魔術師ギルドの一員になることを決めた場所でもある。
 さらに、ギルドメンバーはイタズラばかりしている人で、何をやっているのかよくわからない。
 それぞれの街には、特定の系統の魔法を専門に扱っているという話を聞いたことがあるが、ブルーマだけはそのリストから漏れていた。
 要するに、何をやっているのかわからない場所でもある。
 

 というわけで、久々にブルーマへと向かうことになった。
 帝都から北上する道は初めてだ。ブルーマからコロルやシェイディンハルへ行くときは、街道を通らずに山道を通ったりしていたからね。
 

 んでもって、こんなんに襲われたりする。
 やはり街道は危ないね、熊も何体かうろついていたし。絶対森道の方が野獣は出てこないよ。
 

 あまり意識したことは無かったが、ブルーマは結構山の上にあるようだ。
 北へ向かうとどんどん山を登っていくのだ。
 

 登っていくと、次第に景色は緑から白へと変わっていく。そういえばブルーマは雪国だったな。
 南の湿地帯から北の雪国、シロディールは気候の変化が大きい国なのだろう。
 

 というわけで、戻ってきました始まりの地ブルーマへ。
 実際は始まりの地はさらに北のよくわかんない僻地だったけどね。
 この辺りまで、裸になった衛兵のティレリウスに追いかけられたのも、今となっては懐かしい思い出だ。
 

 思えば遠くへ来たもんだ。
 でも再び戻ってきたぞ、ブルーマギルド。ジ=スカールは元気にしていますかな?
 
 …………?
 

  
 …………(。-`ω´-)
 
 なんか襲撃受けてるし……
 死霊術師の攻勢は、とうとうギルド本部にまで手が及ぶようになったというのか?
 あーもー、誰だったっけ、錬金術師のセレーナさん? やられちゃってるよ!
 
 周囲は幽霊だらけ、死霊術師の召喚した幽霊なのか、それともセレーナさん達の成れの果てなのか?
 

 それだけではない。
 イタズラコンビの片割れ、ヴォラナロもやられてしまっていた。
 これはもう、ジ=スカールは元気にしていますかな? などと暢気なことを言っている場合じゃないな。
 

 地下の居住区も荒らされ、そこは幽霊が漂う不気味な場所へと変わってしまっていた。
 俺、ここで何度も寝たんだけどな……
 なんだかよくわからないうちにこの国に迷い込んで、初めて得た安住の地だったんだけどな……
 ブルーマギルドを離れずに、俺がずっと付いていてやれば、襲撃を受けたときも返り討ちにできていたのだろうか?
 悪いのはデイドラだよ。
 

 マスターの部屋に誰かが居る、マスタージーンヌは無事か?
 

 ――と思ったら知らない人だった。というより、思いっきり死霊術師だった。
 奥にジーンヌが倒れている。これでジ=スカール以外は全滅したことになるな……
 
 この死霊術師は、「主賓はもう帰られたので、パーティには間に合いませんでしたね」などと言ってくる。
 ムシアナスをゾンビ化した遺跡に居た死霊術師も同じことを言っていたな、こいつらにとって戦争はパーティかよ。
 
「それは残念だな、俺は帰ることにしよう(。-`ω´-)」
「だーめ、あなたは帰れませんよ。私がお相手をして差し上げますので」
 

 そうか!
 
 というわけで、ブルーマに残っていた死霊術師カミーラを退治した。
 こいつ一人にやられたのか? さすがに弱いぞ、ブルーマギルド!
 

 カミーラを退治した時、目の前に突然ジ=スカールが現れた。そうか、隠れていたのか。
 ジ=スカールは、とても怯えきった様子で俺に詰め寄ってきた。
 なにやら妖蟲の王の顔を見たんだとか。マニマルコですか? マルコって可愛らしい名前だけど、顔を見ただけでここまで怯えるぐらい怖いのか。
 で、そのマニマルコは、「山彦の洞窟がどうの」とか、「魔術師ギルドを壊滅させる」とか言っていたらしい。
 洞窟は知らんが、ギルドなら一つ壊滅させられたね。
 
 それだけ言い残すと、ジ=スカールは帝都へ向かって駆け出した。
 うん、とりあえず逃げておけ、ここは危ない。
 
 さて、俺はどうするか。
 ジ=スカールは、奴がまた戻ってくるかもしれないから危険だとか言っていたけど、ここで待って返り討ちにした方が早いような気がする。
 そういうわけで、荒れ果てたブルーマギルドでしばらく待ってみよう、何が起きるか……
 
 ………
 ……
 …
 
 何もおきねぇ(。-`ω´-)
 

 やれやれ、この人にはいろいろとお世話になったのになぁ。
 この仇はきっととってやりますので、どうか安らかにお眠りくだされ。
 
 

 というわけで、場所は変わって帝都の魔術師大学である。
 ハンニバルにブルーマギルドでの出来事を報告した後、逃げてきたジ=スカールは大分落ち着いてきたので、マニマルコについて聞いてみた。
 
「あいつは皆殺してしまった。戦争とはいえない、一方的な虐殺だった」
「うむ、帝国軍の悪いまねはしなくてもよいだろう(。-`ω´-)」
 
 あ、でもよく見たらジ=スカール、こいつだけローブが上品ではない。
 やっぱり地方のギルド構成メンバーは、そんなに格が上なわけではないようだね。
 
「どや、俺はウォーロックになったぞ。ジ=スカール先輩は、今何ですか? コンジュラーですか? マジシャンですか?」
「お、ラムリーザ、君はウィザードに昇格だ。報酬にウィザードの憤怒という魔法を授けよう」
 
 俺の姿を見つけたラミナスが、俺とジ=スカールの会話の間に割って入ってきた。
 
「というわけでウィザードになった。先輩は何ですか?」
 
 なんかやな奴だな、俺はw
 
「ジ=スカールはイリュージョナリストだ。幻惑の術に特化した魔術師である」
「そ、そんな位もあったのか?!」
「おそらくラムリーザのウィザードよりも、三つばかり格上の魔術師に間違いない」
「…………(。-`ω´-)」
 
 まあいいや、ジ=スカールはずっと俺の先輩でもいいや。
 ブルーマでの傷が癒えたら、また一緒に遺跡探検にいきましょう。
 
 というところで、今回はおしまい。
 
 
 
 
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