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マラキャス ~奴隷のオーガを解放せよ?~

 
「私の可愛いラムリーザや、マラキャスを知っていますか?」
「お母さんプレイはマンネリ化してきたので、そろそろ他のキャラを演じてください。あと、マラキャスって何ですか? シャカシャカならす楽器ですか?」
「それはマラカス。ここから北に向かった所に祭殿があるので、これを持っていくとよいでしょう」

 祭殿? ああ、お宝をくれる神様シリーズか。
 アリーレから頂いたものは、「トロールの脂肪」というもの、気持ち悪いな!
 ――などと思ったけど、「描かれたトロールの脂肪」を既に所持していた。
 
「マラキャスの頼みごとを聞いてあげると、あなたにとって面白い事がおきるでしょう」
「うん、お宝をもらえるのは面白いねぇ」
「あなたはオーガのことをどう思いますか?」
「あいつ? 食人種の野蛮人」
「さて、どうなることやら」
 
 なんか意味ありげなアリーレの言葉を背に、俺はベニラス邸を後にした。
 

 というわけで、アンヴィルの街を出て北へと向かう。
 ブリナ・クロス亭よりもさらに北、途中までは道があったが、大きな屋敷までの道しかなく、その先は所々に木が生えた草原を北上していくだけだ。

 そして、すぐに祭殿へとたどり着いた。
 うん、なんか勇ましい彫像だな、戦いの神様だろうか?

 しかし、信者達がよろしくない。緑色の顔をした人間、いや人間なのか?
 怖がっていても仕方が無いので、司祭らしき人に話しかけてみる。
 しかし、「美しい人々」が嫌いだから受け入れられないという。内面が「醜い」事を見せれば納得する、などと言っている。
 ナミーラの時みたいなこといってんな、こいつは……。
 それ以前に、俺は「美しい人」ということでいいのか? まぁ少なくとも、あなたがたよりは美しいとは言えると思いますが……

 とりあえず、受け入れる受け入れられないは、この魔法一つでどうにでもなるんでしょ? はい、魅了っと。
 すると司祭はいろいろと語ってくれるようになった。
 なんでも、マラキャスはオークという種族がお気に入りで、それ以外はダメだという。ふむ、あなた方の種族はオークというのですか、ラムリーザ覚えた。
 トカゲ:アルゴニアン、獣:カジート、緑:オーク、食人種:オーガ、黒:ダンマー
 これが、この世界特有の種族ということで間違ってないよね?
 司祭はトロールの脂肪を捧げよと言ってきたので、素直に従うことにする。こんな気持ち悪いものを好む神様、変な神様だなぁ。マラキャスは、何を司る神様なのだ?
 
 そしてこれまでのように、神の声が頭の中に響いてくる。
 マラキャスの依頼を要約すると、ドラッド卿が自分のオーガを奪ったので、取り返して欲しいと言ってきた。
 オーガを支配する神様、これはちょっとやばい神様かもしれないぞ?
 お宝のために聞いてあげるけど、あの食人種のオーガを解き放って大丈夫かね?
 

 というわけで、マラキャスの祭殿に行く途中に素通りした屋敷、これがドラッド卿の屋敷だという。

 中に入って話を聞いてみると、荒れ果てた鉱山にオーガの奴隷を監禁しているという。
 いろいろと突っ込みたい気分だ。
 まず奴隷じゃなくて食人種、あんなのを奴隷にできるわけがない。それと監禁じゃなくて捕獲、あんなのは捕まえて厳重な檻に入れるべき。それか生首を剥製にするべき。
 しかし、マラキャスの依頼を達成するには、この食人種もとい、奴隷を解放する必要がある。

 仕方が無いので、荒れ果てた鉱山へと向かう。
 やっぱり巨大な植物が気になるな。これを食うことができたら、かなりの食料にならないかね?

 すると、中には大勢の衛兵が居るではないか。
 さしずめこいつらは、奴隷の監視役か。それにしても人数が多すぎないかね?
 たぶんここで奴隷を逃がしたら、こいつらが襲い掛かって始末してしまうだろう。
 
 そこで俺は、策を講じることにした。

 ジ=スカールよ、おまえのイタズラをまた活用させてもらうぜ。
 とまぁ、くだらない魔法で衛兵を裸にしておく。
 逃げ出せばよし、逃げ出さなくても裸なら戦えないだろう。
 というわけで、奥へと進んでいった。
 

 …………(。-`ω´-)
 
 本当に奴隷はオーガだった。
 これ大丈夫かね? ここで扉を開けてやったら、俺が襲われるんじゃないかね?
「こんにちは、助けに来てみたよ」
 念のために挨拶してみる。
「がう」
 だめだこりゃ。
 アリーレの言っていた面白いこととは、このことか。全然面白くねーよ!
 
 とりあえず逃げる準備をしながら、牢の扉を開けてあげる。襲い掛かってきたらすぐに逃げ出せば大丈夫。

 しかしこのオーガは、俺のことをまったく無視して、そのまま鉱山の入り口へと向かっていった。
 敵意のない大人しいオーガ、初めて見たよ。
 まぁ人間の中にも言葉が通じない奴や、野蛮な奴も居る。それはオーガも同じこと、なんだろうか?

 入り口付近へと戻ってみると、思ったとおり衛兵と乱闘騒ぎになっていた。
 オーガも裸みたいなものだから、衛兵が裸でも全然不都合がない。
 なんかプロレスのハンディキャップマッチみたいだな。2m23cmの化け物レスラーに、小兵が数人立ち向かう、そんな具合だ。

 違うのは、それが生か死のデスマッチであること。
 裸の衛兵は、オーガとまともに戦えるわけもなく、全員やられてしまったのである。アーメン(^人^ (^人^ )

 鉱山の外では、オーガ共は大人しく一列になってドラッド卿の屋敷へと向かっている。
 さて、これで依頼は達成したのでマラキャスに報告するだけだ。

 マラキャスは、オーガが解放されたことを喜び、お礼にヴォレンドラングという重たいハンマーを与えてくれた。
 こんな重たい武器は使いこなせねーよ!
 それだけではなく、なんかドラッド卿をオーガ達の奴隷にしてやったと言うのだ。どういうことだろう?

 ちょっとこの顛末も気になるので、先ほどのオーガを観察へドラッド卿の屋敷へ戻ってみる。
 そこの農園では、オーガに囲まれて裸の人が働いていた。

 この人が先ほど会った貴族のドラッド卿だった。どうなってんの?
 まいっか。
 
 
 ディードラクエスト マラキャス ~完~
 
 
 
 
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