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誓いが破られるとき ~カブトガニみたいなロックシャッター~

 
「起きなさい起きなさい、私の可愛い坊や」
 それは、ラムリーザが16歳になる誕生日のことであった。
 ん? 俺は16歳だったのか? 大学生設定じゃなかったか? 飛び級か? あれ、デジャビュ?
「今日はお前が始めて人助けをする日だったでしょう?」
 ん、目を開いて身を起こす。なんだアリーレか。人助け? ああ、俺はシロディールで名声を稼ぐために、日夜困った人の助けになっているなんでも屋だ。

「この日のために母さんはお前を勇敢な男の子として育てたつもりです」
「いつ親子関係になった~?! って前もこのやりとりしなかったか?」
 

 というわけで、俺はウィットモンド農場に来ている。
 アリーレの話では、この農場に住むメイヴァが、なにやら困っているそうで。

「というわけで、食事中お邪魔するよ。自称お母さんに、あなたを助けてやれって言われてね」
「なんだかよくわからないけど、ヤルフィが私から盗んだ物を取り返して!」
「あいよっ」
 
 なんでもこの人、結婚式の時に父から家宝のロックシャッターというメイスを贈ってくれたのはいいが、ヤルフィは勝手に持ち出して、しかも強盗団に加わってしまったのだという。
 奥さん、旦那さんの考えは正しい。なぜならこの世界では、農場を経営するより追い剥ぎをやったほうが――
 

 というわけで、アンヴィルの街のすぐ東にある、ストランド砦へと向かった。

 そのストランド砦、入り口に誰かが待ち構えている。あれがヤルフィか?

 追い剥ぎでした。いや、強盗団の見張りかも。
 とにかく砦の中へと進んでいくことにする。
 
 ………
 ……
 …
 

 いつも通りの進軍、敵も良い装備を持っておる。
 こういった依頼の報酬より、敵の装備の方がお金になるから困った世界である。

 そしてついに、メイスを持った強盗が現れた。しかも大将らしい。
 
「おめーがナルフィか?」
「それはイヴァルステッドに住んでいる池沼、俺はヤルフィだ!」
「ロックシャッターをメイヴァに返してみよう、おもしろいことになるよ」
「断る!」
 
 殺してでも うばいとる←

 こうして、メイヴァの宝であるロックシャッターは奪い返したが、ヤルフィは死んでしまった。これでいいのだろうか?
 

 明るいところで、ロツクシャッターをよく確認してみる。
 先端がカブトガニみたいになっているメイスだなぁ。

 そのままメイスをメイヴァに届けて、一件落着。
 ヤルフィが死んだのは残念だけど、これでよかったと言ってくれたのが救いだった。
 お礼に結婚の時に主人から貰った持参金を頂いたのだが、そんなの貰っても良いのだろうか?
 745Gもらったが、敵が着ていた鎧を売れば、一着1000G以上になるのだが、良いのだろうか?
 
 いろいろと考えさせられる、一日でしたとさ。
 
 
 アンヴィルクエスト 誓いが破られるとき ~完~
 
 
 
 
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