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堕落と良心 ~罰金、罰金……また罰金!~

 
 さて、そろそろギルバートの後を追ってコロルへと戻らなければな。

 旅の準備、と宿屋へ食料を買いに来たところ、主人のデヴェラから衛兵隊に対する愚痴を聞かされた。
 なんでも、オーリックが衛兵隊長に就任してからは、あらゆる違反行為に対して途方もなく重い罰金を科してくるのだとか。
 信賞必罰とも言うが、罰をやりすぎるのはよくないと思う。
 よし、ちょっと話を聞いてみよう。

 ちなみにここが、罰金を滞納して差し押さえになった家。
 家を没収するぐらいの罰金とはなぁ、罪が尋常じゃないのか、罰金が尋常じゃないのか、そのどちらかだよな。
 というわけで、デヴェラの言っていたその隣に住むレヴァナに話を聞いてみた。

 そのレヴァナの話でも、オーリックが罰金を取りすぎるとの話だった。
 しかも、オルドスという住民が居て、彼は酔っ払って騒いだだけで6回も罰金を取られ、さらに家まで差し押さえられたのだと。
 ん、先ほど見てきた隣の家のことだな?
 オーリックの横暴には、シェイディンハルの伯爵は全然役に立たず、ただ一人副隊長のガルスだけがオーリックに不満を持っているらしい。ガルスは、城の謁見の間に居るということだ。

 そういうわけで、シェイディンハルのお城へと向かう。
 ん、酷く顔色の悪いお姉さんだな? この街は顔色の悪い人が多いぞ? ダンマーだっけ?
 黒人なら見たことあるけど、このお姉さんは青黒い顔をしているからなぁ。

 まあいいや、というわけで謁見の間でガルスに会った。しかし、ガルスは俺を信用していないみたいで話をしてくれない。
 毎回この魔法が役に立っているな、というわけで、魅惑!

 名声じゃなくて信頼ならこれでOK。
 ガルスはレヴァナの事も知っていて、彼女の話が嘘ではないと言っていた。さらに、オーリックが私室に衛兵隊長の給与ではとても買えないような品々が並んでいたとも教えてくれた。
 ん、よく領主が重税を強いて贅沢三昧をするって話はあるが、それの衛兵隊長版か。
 そこでガルスは、伯爵の御前で問い詰めて告発するために、証人を探してきて欲しいと言ってきた。
 レヴァナが証人でもよさそうだが、ガルスはオルドスに証人として出頭して欲しいと言うのだ。
 オルドス、オルドス……、ああ家を差し押さえられた人ね。酔っ払いだけど大丈夫か?

 というわけで、今度はオルドスの元へと向かう。こいつも青黒いな……。
 オルドスにオーリックの事を聞くと、彼はかなり激高して「ついて来い!」と命令してきた。何かやるつもりらしいが、無茶はするなよ?

 オルドスについていくと、彼は自宅の前で立ち止まった。

 そこで「家を返せ! さもなくば八つ裂きだ!」などと言っている。
 衛兵を蹴ったら牢屋行きだぞ? しらんぞ? 俺も蹴っ飛ばしてみたけど、一回蹴っただけで懲役一晩を食らったぞ?

 しかしオルドスは、蹴るだけでは気がすまなかったようだ。剣を取り出して衛兵に斬りかかったのだ。
 それはまずいだろ?!
 
 …………
 

 死罪かよ!
 しかも街中で堂々と!
 ……この国の衛兵には逆らわないでおこう。どうやら悪即斬の世界らしい。
 
 あ……
 
 証人が居なくなってしまった!
 こうなったらもうレヴァナしか居ない。
 しかしシェイディンハル、ぱっと見は景色のいい穏やかな街だけど、中身はかなり殺伐としているな、誘拐事件とか。

 レヴァナ……、家の中で見たときはあまり気にならなかったけど、明るい場所で見たらなんて青白い顔をしているんだ……
 住んでいる人間の顔色が、街の景色ではなく内面を表しているとでも言うのか?
 レヴァナはオルドスに好意を寄せていたゆうで、彼の死に激怒し、オーリックを連れて来いと言ってくる。
 しかしこの国で衛兵に逆らったら、即斬り殺されるんだろ? レヴァナもオーリックに斬り殺されるんじゃないだろうかねぇ?
 
 というわけで、一旦ガルスの所へ戻って次の手を考えることにする。
 ガルスは、レヴァナを思いとどまらせてくれないと投獄されてしまうだけだという。そうだろうな。しかし解せぬのは、何故か俺まで投獄されるという。何故?!
 というわけで、オーリックの告発に必要な証拠を、彼の部屋に忍び込んで取って来いと言ってきた。
 またどろぼうさんか?
 探偵の次に得意とする分野だから、別にいいけどね。

 というわけで、衛兵の詰め所。この中に、オーリックの部屋があるらしい。

 他の衛兵が寝静まった後に、忍び込む。さて、証拠とやらを探しますか。証拠はブラック・ソウルジェムですかね?

 見つかったものは、テーブルの上にあった手紙ぐらいだ。
 手紙の内容では、罰金を高くして、自分の城を建てようとか書いてあるのだ、せこい奴だな!
 
 このことをガルスに報告すると、早速伯爵に報告しておくので、二時間後にシェイディンハル橋の宿で落ち合おうと言った。

 さて、待ちますか。
 シェイディンハルの景色はこんなに穏やかなのに、なぜ住民はこんなことになっているのだろう。
 そんなことを考えながら、俺はシェイディンハルの橋でガルスが来るのを待っていた。

「当ててやろうか? 誰かに、スイート・ロールを盗まれたかな?」
「そうなんですよ、困っているんですよ。早く取り返してください」
 
 しばらく待っていると衛兵に話しかけられたが、意味がわからない。とりあえず話を合わせておいたが、この受け答えで間違ってないよな?
 
「こんな遅くまで一人でぼーっと橋で佇んでいてどうした?」
「ガルス副隊長から、シェイディンハル橋で落ち合おうと言われているんです」
「それは宿のことじやないかね? シェイディンハル橋という宿があるのだが」
「…………(。-`ω´-)」
 
 紛らわしい名前を宿につけるな!
 なんで宿が橋なんだよ!

 とまぁ怒っても仕方が無いので、場所を宿に移してガルスを待つことにする。
 火を眺めていると、心が落ち着くよな。この揺らぎが良いんだよな。

 というわけで、ガルスからオーリックが隊長を解任、そして逮捕されたことを聞いた。
 そして、ガルスが新しく衛兵隊長の座に着くことになりました、めでたしめでたし。
 
 
 シェイディンハルクエスト 堕落と良心 ~完~
 
 
 
 
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