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フリンジ奪還 その3 ~フリンジの解放~

 
 現在、グレイマーチに飲み込まれたフリンジを奪還すべく、オーダー軍と戦っている。
 
 オーダーの騎士は、オベリスクが起動している限り、次々に現れて襲い掛かってくる。
 この流れを断ち切るために、ゼデフェン遺跡に潜入して奥にあったオベリスクを停止させてきたところだ。
 突然崩れだした遺跡から脱出すると、フリンジでは雨が降っていたりする。
 
 さて、ダーク・セデューサーの隊長グラケンドの方はどうなっているか?
 

 オベリスクを停止させたおかげか、ダーク・セデューサーが取り壊したのかわからないが、尖塔は崩れ落ちていた。
 これで後は、地上に残っているオーダーの騎士を掃討したら、フリンジは解放できたことになるね。
 

 崩れ残った尖塔に登って、周囲を見渡してみる。
 どうやらどこも戦闘状態になっているようには見えない。
 戦いは終わっているのかな?
 
 

 パスウォールの入り口付近へ行くと、懐かしい奴を見つけたりする。
 
「ぬ、ドレドウェンだったかな?」
「あらこんにちは。ずっそこに立っていたの? 気づかなかったわ」
「はいはい、そんな人でしたね」
 
 無気力ドレドウェンは、宿屋だった場所の側でぼんやりと立っているだけだ。
 他に誰が住んでいたっけ?
 村長のシェルデンは、一緒に遺跡から脱出したが、フェラスはオーダー軍に寝返ったらしい。
 そしてマシウ親子は、戦慄の島のどこかへと旅立っていた。
 後は、死霊術師みたいなレルミナか。
 
「ねぇ、私の宿はどうなっているの?」
「ん? 残っているじゃないか」
「入れないのよ」
 

 そういえば、パスウォールの建物は、全てオベリスクで入り口は閉ざされていた。
 ドレドウェンが通りでぼーっとしているのも、これが原因だ。
 村を復興させるには、このオベリスクを取り除く作業が必要だね。
 
 

「公爵どの! ご、ご無事で! まさにあなた様こそ、ディメンシア歴代公爵の中で、最も偉大な戦士だ!」
「それほどでもない」
 
 一応前の世界では、戦士と言うよりアークメイジ、魔導師だったのですがね。
 戦士ギルドでも出世していたから、あながち間違いではない。
 むしろ遺跡で戦ったのは、緑娘と犬がほとんどだ。
 
 パスウォールの外れで再会した隊長グラケンドは、俺のことを褒め称えてくる。
 なんとなくだが、俺はこの世界での地位を固めつつある気がしてきた。
 
「尖塔の崩壊を生き延びた者はいないと見込みましたが、貴方は戻った!」
「つまり、そんなところに俺を送り込んだのだな?」
「杖に誓う! 貴方は我らを導くに値する!」
「誤魔化したな……(。-`ω´-)」
 
 最初から危ないと分かっていて、俺を送り込んだのか。
 ま、他の者に任せてもうまくいかなかっただろう。
 俺がダメなら、手の打ちようがないということだね。
 
 さて、これでフリンジに攻め込んできていたオーダーは、全て始末したことになる。
 すぐにこのことをシェオゴラスに報告して、戦慄の島を守るための次なる策を講じないとな。
 フリンジは取り戻したが、ヘイルやフェルムーアにグレイマーチが迫らないとも限らない。
 
 どこまで戦えば、オーダーの侵攻は完全に止まるのだろうか?
 ジャガラクというものが、その鍵を握っているのかな?
 セイドンは言っていた。確か「ジャガラクに降る」と。
 

「何も変わっていないように見えるが、これでこの地に秩序が取り戻されたわけだ」
「勤勉、情熱、統制の三原則かしら?」
「そうだ。俺が統制をとるから、君は情熱。チロジャルは勤勉でも任せよう」
 
 さて、ニュー・シェオスに戻るぞ。
 

 ディメンシアの地は、空模様が怪しいままだ。
 白い霧はのような空は無くなったが、以前よりも薄暗く、時折稲光が走っている。
 
 これも、俺たちの未来を現しているのだろうか?
 状況は、よくないのだろうか……
 
 
 
 
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