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スプリットの村にて 大いなる隔たり ~分裂の修正~

 
 自殺の丘でライマークを成仏させた後、スプリットの村へ向かうために再び北上を開始する。
 

 その途中、光を噴出しながら浮き上がるオベリスクを発見したが、とりあず今はスルー。
 たぶんオーダーの騎士が周囲に居るはずだが、グレイマーチやジャガラクと関係ありそうなので、もう少しシェオゴラスと話をしてから対応しよう。
 

 そして、スプリットの村に到着。
 空もディメンシアからマニアの物へと変わっていた。
 やはりこっちの空模様の方が良いね。
 
 さて、スプリットの村では、現在魔術師のイタズラのせいで、住民がマニック派とディメンテッド派に分裂している。
 そして住民は、お互いに分裂した相手のことを嫌っていたり迷惑だと思っている。
 つまり、もともと一人だったもので、どちらかを残して片づけなければならないのだ。
 

 丁度村の南の外れにあった食卓で、マニック派のホルクヴィルが食事中だったので話を通しておく。
 
「えっと、マニック派につきますよ」
「よかった、君なら任せられる。狂ったディメンテッド共を始末してくれ」
「いや、どっちも狂っているからね」
 
 前回訪れたときは保留したが、これでマニック派に付くこととなった。
 彼らの話では、マニック派は働き者でディメンテッド派は怠け者らしい。
 ということは、どちらかを残せと言われたらマニック派を残す方がマシの様にも思える。
 それに、この後向かうサイラーンの砦でも、争っているどちらかにつく必要がある様なのだ。
 それならもう内戦みたいになっている物は、全てマニック派に付くと決めた方が分かりやすいというものだ。
 シル公爵には悪いけど、まだセイドン公爵の方が御しやすい感じだからね。

「誰を退治したらいいのかしら?」
「えっと、対を見て判断しろ。比較的濃い色の衣装を身に着けているのがディメンテッド派だね」
「じゃあこのカジートやっちゃうの?」
「まぁ待て。多分大騒ぎになるだろうから、他に誰も見ていないところから始めよう。とりあえず君は、ディメンテッド派のホルクヴィルを頼もう」
「わかったわ」
 

 ここに居たカジート、アトラビの後を付いていくと、オークのウラル・グロ=アガンフと合流したので、一撃で串刺しにしておいた。
 丁度他に誰もいない所だったので、騒ぎにはならずに済んだようだ。
 
 
 一方緑娘は――
 
「ホルクヴィルさぁん」
「なんだ? マニック派を始末してくれるのか?」
「そうよ?」
「よし、頼んだぞ」
「はぁーい――」
 

「――やっ!」
 
 とまぁ、問題なくディメンテッド派のホルクヴィルを始末したようだ。
 
 
 次に村の広間に向かおうとしたところ、向こうからディメンテッド派のジャステイラ・ナヌスがやってきた。
 
「ちょっと待ってもらおうか?」
「何よ? あなたがマニック派に付いたって聞いたわ。私にかかわらないで」
「そんなことよりも、もっと面白いことがあるんだけどさ」
「何よ、邪魔しないで」
 

「――たあっ!」
「あっぱれだ! いや、よくやった!」
 
 あっぱれはグレイ・フォックス化してしまうのでいかん。
 どうでもいいが、かかとの針が貫通しとる。
 相変わらず怖い武器を使う娘ですこと。
 レイピアを隠し持っているのと同じようなことだよね、これは……
 
 

 こうして、スプリットに住む五人の住民のうち、一気に四人を始末したこととなる。
 いや、分裂した片割れだから、元々五人が十人に増え、そこから無駄な四人を始末して六人となったわけだ。
 あと一人は、カジートのジ=ザドゾだけだ。
 マニック派のジ=ザドゾは村の南にあるテーブルで食事していたので、ディメンテッド派は広間に居るのだろう。
 

 う~ん、大勢のマニック派の間に一人紛れ込んでいる感じ。
 ここでドカンと派手に一発やると、間違いなく大騒ぎになると思う。
 いや、あと一人だからみんなで袋叩きにしてもよいのだけどね。
 ――ってか、いつの間にマニック派のホルクヴィルは食事場所を変えたのだ?
 先ほど南の外れに居たよな?
 
「えーと、ジ=ザドゾ殿――」
「マニック派についたんだろ、お前なんか大嫌いだ!」
「ちょっと隅に来てもらえませんかね?」
「ジ=ザドゾを殺すつもりだろ? そう思い通りに行くと思うなよ」
「めんどくさいな!」
 

「信田流奥義蒼雷ッ!」
 
 いや、適当に付けた名前だからね。
 ただの重たい拳での一撃、マニマルコにも決めて見せた奥の手だ。
 拳に魔力を集中して打ち込む、ちょっとした近接魔法の応用みたいなものである。
 
 後は、マニック派のホルクヴィルに報告して終わり。
 最後の一人は見ている場所で始末したことになるね。
 

「どうです? ディメンテッド派は始末しましたよ」
「ほんとうか?! でかしたぞ! よし、他の仕事を探せよ怠け者!」
「なんだとコラ、マニック派も始末しようか?」
「むむっ、怠け者ではなかったな。すぐに他の仕事も探すんだ」
「こいつワーカホリックだな? 朝の五時に出勤して、翌日の朝六時に帰る勤務を一ヵ月続けてみろ」
「やっておる!」
「嘘をつくな」
「あらゆる瞬間において絶える事無くすべき事に打ち込む事で心身を修練する事ができるのだ」
「ことことうるさいなぁ」
 
 こいつだけ、一日が二十五時間あるようだ。
 まあよい、スプリットの村の産業が何かわからんが、精々仕事に励むがよい。
 
 ちなみにホルクヴィル、こいつやたらと目が細い。
 目を開けている時と閉じている時の区別があまりつかないのだ。
 サングラスして隠した方がいいぞ。うつむいたときにその目がチラチラ見えたら鬱陶しいけどな。
 
 

 以上、スプリットの村はマニック派を残すことで、正常な一面を取り戻したのであった。
 
 
 
 
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