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ゼディリアンの遺跡にて ~最高の罠を求めて~

 
 えーと、フェルムーアの村でまたしても災厄を引き起こしたような気がするが、本来の目的であるゼディリアンへ向かうぞ。
 

 フェルムーアの村より少し南へ向かったところに、ゼディリアンの遺跡は存在していた。
 これまでの遺跡とは違い、扉までに石の通路が――ヘレティックの本拠地フェインの砦もそうだったね。
 
「ここで何をするのか覚えているのかしら?」
「シェオゴラスから受け取った本や、ハスキルの情報では、三つのフォーカス・クリスタルを探し出して、定位置に戻せばよいらしい」
「定位置って何かしら?」
「判断の接続器とか――まぁ行ってみればわかるだろう」
 
 要するに、クリスタルを元の位置に戻せということだ。
 クリスタルなら見たらわかると思うし、判断の接続器も見れば判断できるだろう。
 
 
 

 遺跡には、グラマイトが住み着いてた。
 だからなぜ緑娘は当たりもしない弓矢を使うのだ?
 いや、こんな近距離からの接射なら外さないけど、それなら弓矢を使う必要も無かろうに。
 
 しかしこいつらから、狂気の剣の鋳型とガントレットの鋳型を入手。
 これでクルーシブルで、魔剣とガントレットを作ってもらえるわけだ。
 多分使わないけど……
 
 

 さらに、珍しく槍を装備したグラマイトが襲い掛かってきたりする。
 ん、最初からそう戦えば早いのだよ。
 相手が槍をふるう隙も与えず、顔面を蹴り刺して退治するのであった。
 俺は見ているだけでいい、楽な仕事だね。
 
「この槍、先端が鉄と言うより水晶?」
「これがフォーカス・クリスタルなんじゃないかしら?」
 
 こいつら価値も知らずに、クリスタルを槍の穂に使っていたのか。
 いや、俺もこのクリスタルの価値は知らないけどね。
 

「これが判断の接続器っぽいな」
「クリスタルを置いてみたら?」
「だな。それで何かが起きたら正解、何も起きなければ他を探そう」
 

 果たして、クリスタルはきっちりと収まり、何らかのエネルギーを放出し始めるのであった。
 
 これで一つ目のフォーカス・クリスタルを判断の接続器に設置。
 残るは二箇所だ。
 
 

「ヘマタキビチミヲラレワヨ神」
「ヘマタエタヲラレワヨ神」
「ンメーソヤヒ・ンメーソ・ンメーア」
 
 さらに先へと進むと、三体のグラマイトが、トーテムで囲まれた炎を囲んで祈って――いるのかな?
 どうやらこいつらにはこいつらで信仰があるようだ。
 ということは、この世界に点在するグラマイトの石像は、こいつらが造ったことになるのか。
 思ったよりも文化が発展してそうな奴らだな。
 
「ダャシウュニンシ」
「イナセサラアハ域聖」
 
 しかし俺たちの存在を感知すると、祈りを中断して襲い掛かってきたのだ。
 この場合、俺たちは祈りを邪魔する愚か者ということなのだろうか。
 

 しかし三体のグラマイトは、緑娘のイチニッサーンシッで蹴散らされたのであった。
 俺はこの遺跡に入ってから、ただの明かり係になっているね。
 ま、ユリエル皇帝の明かり係もこなしたことがある、由緒正しき明かり係なのだ。
 
 こいつらは、クレイモアとブーツの鋳型を持っていたりする。
 新しい装備にわくわく――しないのだよなぁ……
 どうせ緑娘は、あまり粋な反応は示してくれないだろう。
 狂気の鉱石が無いと装備を制作できないので、こいつらが持っている鉱石も回収しておく。
 
 

 再びフォーカス・クリスタルでできた槍を振り回すグラマイト出現。
 緑娘は、突き出した槍の上に飛び乗ると、そのまま蹴り刺すのであった。
 
 二つ目のクリスタルも、近くにあった判断の接続器に設置して、これで二箇所完了。
 残るは一ヶ所だ。
 
 
 

 最後の一ヶ所では、判断の接続器のすぐ傍に槍持ちグラマイトが居たりする。
 犬のチロジャルが牽制している隙に接続器に登った緑娘は、その位置から今回も蹴り刺すのであった。
 ん、弓矢なんか使うより早いと思うので、弓は没収しようかな。
 そもそもゲートキーパー対策の装備だったわけで、他のモンスターに使ったところでそんなに特効があったりするわけではないのだ。
 

「よし、これで三つのクリスタルを定位置に戻したぞ」
「これで終わりかしら?」
「ちょっと待てよ」
 
 ここで再びシェオゴラスから受け取った本、ゼディリアンのマニュアルを開く。
 どれどれ――
 
 ゼディリアンの核となっているのは、力の源である判断の共鳴器。
 巨大な水晶の塊を、判断の減衰器を使って調律して音波を発生させる。
 その音波を均一で安定させるために、3つのフォーカス・クリスタルが必要と。
 
「巨大な水晶の塊を、判断の減衰器を使って調律させなければならないらしい」
「判断の減衰器?」
「シェオゴラスから受け取っておる」
「あなた調律できるの?」
「なんだと? 調律師六段の腕前を見くびるなよ」
「段位があるんだ……」
 
 調律って、例えばリュートの弦をキリキリ言わせて音を整えることだろ?
 俺そんなことやったことないけど、ここは虚勢を張っておく。
 張る意味が全く無いけどな。
 
 

 そしてさらに奥へと進むと、巨大なクリスタルがあったのだ。
 これが力の源である判断の共鳴器かな?
 なんだか地上に点在していたオベリスクにも似ているけど、あれと何かの関係があるのだろうか?
 
「どうやって調律するのかしら?」
「音叉を持ってこい」
「何よオンサって」
「俺も知らんわ」
 
 判断の減衰器を使って調律するってマニュアルに書いてあったので、それを使って調律すればよいのだろう。
 
「今こそ、この判断の減衰器を使う時!」
「どうやって使うのよ?」
「わからん……(。-`ω´-)」
 
 とりあえず、押し付けてみるか?
 
 
 ………
 ……
 …
 
 
 えっと、いろいろと試してみた結果――
 

 なんだか水晶が浮き上がって、そこから大量のエネルギーが左右に噴き出すのであった。
 
「よし、これでゼディリアンの装置は動き出した」
「なんだか魔晄エネルギーみたいね」
「あまり使いすぎると、星の寿命が縮みそうな施設だな」
 
 
 以上、シェオゴラスからの最初の任務は達成。
 これは罠として作動する装置だそうだが、いったいどんな罠なのか?
 
 
 
 
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©発行年-2021 らむのゲーム日記