メインクエストを終えて、そして次の物語に向けて

 
 The Elder ScrollsIV:オブリビオン、プレイ日記第四章はひとまずここで一区切りつけられるので、総括はまだ早いけど今回のリプレイを終えての感想を述べます。また、次の物語に向けて少し語っていきます。
 とまぁ、第三章に当たる盗賊ギルド編の終わりの時と同じような出だしなのですけどね。というか、ほぼコピペ改変ですw
 
 今回は、メインクエストを軸にして、間にMODで追加されたクエストを挟みながら、バランスよく物語を展開できたかなと思っています。
 メインクエストの内容をいろいろ思い出すことができたし、昔プレイした時MODは入れたけどクエストの存在に気が付かず放置していたものも改めてプレイできてよかったです。
 例えば「MIDAS MAGIC SPELLS」で追加できる魔法は派手で気に入っていたので昔リアルタイムでプレイしたときも入れていて魔法使って遊んでいたけど、オゥム・クォート・オゥムとかアイレイド・アフターワールドとか知りませんでした。
 
 
 さて、今回の軸となっているメインクエストを振り返ってみましょう。
 まずは、リプレイ開始地点での記憶を、「オブリビオンプレイ日記を始めるにあたって」の記事から抜粋。
 
・皇帝がいきなり暗殺された。
・隠されていた王子(名前忘れた、記憶だけで書くので執筆中の今はあえて調べない)を指導者にする。
・その王子がドラゴン化してラスボスを倒してめでたしめでたし(ラストイベントまでの過程は記憶に無い)
 
 ある程度覚えている内容はこれだけでした。
 チュートリアルは何度かプレイしたのでユリエル皇帝が暗殺されるのは覚えていました。
 後は世継ぎが居て、その人が最後にドラゴンになるという流れは覚えていたけど、その間に何があったかは覚えていませんでした。
 それを考慮して、クエストごとに順に振り返ります。
 
・チュートリアル/監獄からの脱出
  これはほぼ完全に記憶していました。ある程度スクリーンショットも残っていたし、スカイリムの物語を書いているときもちょっとプレイしたことがあったからですね。
 
・アミュレットを届けよ
  ここまでチュートリアルだと記憶していた記憶違い。でも皇帝からアミュレットを託されるというのは覚えていたので、その流れでコロールに行くのは思い出した系。あとこの話で、世継ぎの名前がマーティンだったと思い出しました。
 
・帝位継承者の捜索
  クヴァッチの存在は、第三章までのリプレイで思い出していました。ただ、どのMODの影響かわからないけど、オブリビオン・ゲートに近づいたときは画面が赤くなった記憶があるけど、全然天気が変わらなかったのに違和感を感じたかな。
 
・クヴァッチを守れ
  プレイしたら思い出した。ここではシジルストーンが三つ取れるので、リロードを繰り返して透明25%が2つは取れるように繰り返したことがあることも思い出しました。
 
・クヴァッチ城の戦い
  これもプレイしたら思い出した系。ただ、こんなクエストもあったね程度で、当時のプレイ内容は思い出せず。
 
・ウェイノン修道院
  記憶ではあったような気がする程度。しかし、実はこの辺りはスクリーンショットが残っていました。

  一番古い、オブリビオンの写真。初プレイはxbox360版で、テレビ画面をデジカメで撮影したのが残っていました。
  その当時は女キャラを操って、生足裸足という趣味丸出しな装備をさせてニヤニヤしていましたw
  どこかで語ったと思いますが、スカイリムで登場したリセッテの影響で、主人公は男キャラにして、主人公視点でパートナーの女キャラを見てニヤニヤするというプレイに変わっていきました。それが今回のリプレイ物語登場人物の緑娘の扱いですね。
 

  ちなみにこれが、xbox360版ファーストプレイでの主人公です。緑娘が主人公だった証拠の一つですね。
 
・暁の道
  まったく覚えていませんでした。初見に近い感じで、新鮮な気分でプレイできました。
 
・デイゴンの祠
  まったく覚えていませんでした。
 
・密偵
  まったく覚えていませんでした。
 
・デイドラの血
  まったく覚えていませんでした。
 
・ブルーマの門
  記憶がごちゃごちゃになった話。プレイしたら思い出したと思ったけど、マーティンと一緒に戦った記憶があるけど違ったので、これは覚えてなかったのでしょうね。プレイしたら思い出したのは、この後のクエストであるブルーマ防衛の方でした。
 
・ブルーマに援軍を
  援軍を集めた記憶が無いので、当時は少ない軍勢でギリギリの戦いをしていたのでしょうね。
  しかしここのリプレイ中、オブリビオンゲートを複数閉じるのを「マジでめんどくさ」と思ったので、ギルドメンバーに仕事を振って分担して、これはいい方法だなと思ったものです。
  しかし、振ったからといって、NPCが勝手にゲートを閉じてくれるわけではないのよね。結局は自分でプレイしなければならず、全然いい方法じゃないじゃんと一人ツッコミをしていましたw
  それでも別キャラの視点で物語を書くというのは、ちょっとした気分転換になりましたけどね。
  ただやっぱり書いててキツかったです、緑娘パートとか。基本的に私は女主人公の物語は書けません。スカイリム物語でも、リセッテ視点の話は書いていてキツかったです。
 
・神々の血
  まったく覚えていませんでした。
  ただ、第一章でコロールまでの旅を書いていた時、素通りした遺跡に何か引っかかるものがあったりしました。おぼろげに覚えていたのかもしれません。しかし内部で幽霊に会うという内容は、全く記憶になかった。
 
・ミスカルカンド
  まったく覚えていませんでした。
  ただしこれも上記のクエストと同じで、第三章までのリプレイでスキングラード付近で遺跡を見かけたとき、何かあったような気がしていました。燃え盛るゾンビに苦戦した記憶があるけど、それはMMMの影響だったのかな、リプレイでは出てきませんでした。
 
・ブルーマ防衛
  これはプレイしたら思い出した系のクエストです。このクエストがリメイクされて、スカイリムではホワイトラン防衛戦になった感じですね。マーティンの演説をバルグルーフの演説に置き換えると、そんな感じだと思います。
  メインクエストの結末は記憶に残っていたので、このクエスト開始地点でのマーティンとの会話では、ちょっと心に響くものがありましたね……
  だから物語ではこのイベントで、緑娘の野望を消す方向へと持っていきました。
 
・大いなる門
  上記のクエストとセットで、プレイしたら思い出した系。攻城兵器、もっと大きかったような気がするけどなぁ……
 
・楽園
  ちょっとあやふや、昔の記憶が有るような無いような。檻を溶岩に沈めたり持ち上げたりってのは、なんだかあったような記憶あるのだけどね。なんかシェイディンハルクエストの、死を呼ぶ絵筆で入る絵画の世界と記憶が混同している節があるのですよ……
 
・ドラゴンファイアを灯す
  細かいところは覚えてないけど、大雑把な流れは覚えていました。ただ、マーティンにこんなに感情移入した記憶はありませんでした。やはり当時は、エロい女キャラを作って、それを見てニヤニヤするだけのゲームという扱いで、シナリオは二の次だったのでしょうね。
 
 
 以上、こんな感じでした。
 次に、初プレイしたMODで追加されてクエストについても振り返ります。
 
・Kvatch Rebuilt
 これは当時は存在を知りませんでした。でもこのリプレイ企画前に存在を初めて知り、やってみようかなと思ってリプレイ開始地点から入れていました。
 だからプレイ中途中で見かけたウェシル砦の存在に、入れないしこんなのあったかな? って思っていました。このクエストでプレイすることになる砦だったのですね。
 当時のプレイでは導入していなかったので、完全に初見です。ただし、クエスト開始条件だけは調べておきました。それで物語に合わせて長期間寝たり待機しながら、メインクエストと交互にプレイできるよう調整しながら進めていきました。
 これはクエストの内容よりも、どちらかと言えば町が少しずつ復興していくのが、上手くできてるなぁと思いました。
 残念だったのは、このMODクエストで行くこととなる楽園、パラダイスがバグっていてまともにプレイできなかったことですね。だから物語では「East_Island_Nirai-Kanai」というMODで行けるマップをパラダイスということにして進めました。まぁ以前の話で伏線とか仕込んであったので、これはこれで結果オーライでしょう。
(バグの内容:パラダイスのスタート地点に、数秒ごとに勝手にワープして戻ってきてしまい、探索が不可能でした。)
 
・MIDAS MAGIC SPELLS
 前述の通り、これはリアルタイムプレイ時から導入していたMODですが、クエストの存在は知らずに放置していたものです。
 ただし、カザ=ダンは何だかプレイしたような気がします。洞窟の奥に、炎系の悪魔みたいなのが居たのは、見たことあるような……おぼろげな記憶。
 でもオゥム・クォート・オゥムとか、アイレイド・アフターワールドは初めてプレイしました。アイレイド・アフターワールドは闇の世界みたいな場所を探索するクエスト、実際のクエスト開始条件は本を読んだら始まるというものでしたが、物語の都合上、魔術師ギルドの物語に組み込んでしまいました。オゥム・クォート・オゥムは、酒場の存在すら気が付いていませんでした。今回のリプレイでたまたま立ち寄ってみたら、こんなクエストもあったのか?! って感じでした。物語では、うまく溶け込ませるためにリリィの研究所という扱いにしていますが、実際の存在はただの酒場でクエストも中途半端な仕上がり(シギの羽根を届けたら、そこから先があるようで実は作られていない、CSでクエスト調べてみたけど続きは作られてなかった)になっているので、とりあえず今後は放置です。
 
・Stirk
 物語の都合上、シロディールで楽しい冒険ができるのはこの第四章までなので、何かもう一つ新しいMODクエストをプレイしたいなと思って導入したものです。
 これを選んだ理由は、日本語化パッチが消えずに残っていた、ただそれだけが理由です。本当は戦士ギルドの追加クエストを導入したかったけど、日本語化パッチが全滅していたので候補から外したという経緯がありました。
 このMODで出てくる島の背景に、巨大な金鉱というものが紹介文に書かれていたので、魔術師ギルドで金塊を集めているといった話を創作したというのがありますね。
 ただスタークの意味が分からなくて、和訳してみたら「まぬけ」とか「雄牛の子供」とか出てきたので最初はまぬけの島と呼ばせていたけど、人の名前だったとはね。書き替えても良かったけど、ポーレがマヌケっぽかったのでそういうことにしておきました。
 
 
 以上が、第三章全体を振り返ってみての感想になります。
 丁度百話で終わって、きりのよい数字で終わらせたかなと満足しています。
 そして、物語上の重要な転機として、メインヒロインの緑娘を一旦退場させることとなりました。一旦退場です。大事なことなので二回(ry
 退場させた理由としては、暗殺者ギルド、ダーク・ブラザーフッドの導入に使うためです。
 第三章のあとがきでも書きましたが、個人的にメインキャラとして盗賊ギルドや暗殺ギルドの物語を書くのに抵抗があり、そのためにスカイリムの時は、盗賊ギルドは別主人公を作ったのと、暗殺ギルドは壊滅イベントしか見ていません。
 それでもあえて同じ主人公を暗殺ギルドに触れさせるにはどうすればよいか、それをいろいろ考えた結果、緑娘を暗殺ギルドに処分されてその仇討ちをするという流れにすることにしました。さらに言えば、オブリビオンの主人公の顛末に繋げるための伏線としても利用することにしました。
 メインクエストではシロディールの英雄となる主人公、そして皇帝の血筋は途絶えてしまう。この場合よくある物語の展開として、主人公が新たな皇帝として即位するというものがあると思います。しかしなぜシヴァリング・アイルズに行ってシェオゴラスとなったのか? その理由付けに利用させてもらいました。殺されることとなっちゃってごめんね緑娘、でもハッピーエンドにしてあげるから今はしばらく我慢してくれ、ということです。
 なぜシロディールの英雄が、シヴァリング・アイルズから戻ってくることはなかったのか? それは最終章である第六章で語ります。

 そしてこの流れは、第三章の段階である程度決まっていたしたりします。例えばこの話とかこの話とかで、既に伏線は仕込んでおきました。この流れを思いついたのは、第二章を書いていたときでした。
 そしてこの展開が、「シロディールで楽しい冒険ができるのはこの第四章まで」という理由になっているのです。
 しかしこの第四章では、闇の一党について個人的に問題視しているところを強調してみました。
 それは、緑娘が暗殺対象となった動機ですが、その動機となる問題点が解決されたとしても、暗殺者は容赦なく黙々と任務を遂行するということです。
 緑娘は元々は皇帝陛下に対する不穏当な言動が危険視され、闇の一党に消去を依頼するという流れにしたのですが、その後マーティンの人となりを見て考えを改めます。
 しかし、一度抹殺を依頼された暗殺者側は、そんなの関係ないといった感じで任務を遂行します。
 その辺りの融通の利かなさが、この暗殺者ギルドの危険性を物語っていると思うのです。最終回付近では、緑娘を暗殺する理由なんて無くなっていますよね? それでも依頼されたのなら、任務優先で殺す。これはいかんでしょう、ということです。
 たぶん私みたいな考えを持ったプレイヤーも一定数居ることでしょう。その結果、スカイリムでは闇の一党を壊滅させるルートが誕生したのでしょう。
 ひょっして探してみたら、オブリビオンでも闇の一党壊滅ルートが、MODとして製作されているかもしれませんね。スカイリムではサルモールルートが製作されていたぐらいですから。
 でもこのように、自分の思うようにストーリーを改変して物語を作れるといったところが、このTESシリーズの好きなところですね。
 
 あとは、帝国の臣民はグレイ・プリンス戦について騒ぎすぎではないでしょうか?
 スカイリムの膝矢じゃないけど、NPCのほぼ全員が同じ台詞でグレイ・プリンス戦について語りすぎです。思わずネタとして採用してしまいましたよ。出会い頭や、噂話について尋ねると、高確率でこの台詞が出てきます。汎用台詞ってやつですねが、もうギャグレベルですよw
 
 というわけで次回、第五章では大きく前編後編の二段構えとして、「闇の一党」と「九大神の騎士」をプレイしていくこととなります。
 闇の一党のストーリーもほとんど覚えていないのですが、ラスト付近のおぼろげな記憶はあるので、うまく復讐の話として仕上げられると思います。無理だったらクエスト改変してやれ、とこんなことも可能なのがオープンワールドの強みですね。
 でもやはり罪の無い人を消すのには抵抗がありますね。闇の一党の開始条件が、誰でもいいから罪の無い人を殺すこと。どう開始したらよいのだよー。
 普通のプレイでは、グレイ・プリンスとの戦いが闇の一党の開始条件を満たすことになるけど、あれで開始となるのは捻りが無さ過ぎるし話の辻褄も合わないと思うので使いません。というかアリーナクエスト終わっているからね。
 
 
 最後にちょっと雑談。
 実はTES6が出るのは2020年~2021年の間だと思っていました。でも新しい情報では、あと3~5年後かもしれないと言うじゃないですか?
 いろいろと予定が狂ったな、このリプレイが終わるタイミングでTES6に入れるつもりだったけど、どうしよう……
 マインクラフト復活かな……、でももうマルチプレイの話は無くなったようなものだからなぁ……
 この青空に約束をとか、NG恋とかのプレイ日記も考えていますが、とにかくいろいろと予定が狂いました。
 というところで、オブリビオン物語第四章のあとがきを終わりにします。
 
注釈:この文章は、2020/5/17のメインクエストプレイ終了地点で書いたものです。7/29現在、オブリビオンは休止中、マインクラフト1.16と、この青空に約束をのプレイがメインとなっています。
 
 
 それでは、今後とも宜しくお願い致します。
 
 
 
 




 
 
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Posted by ラムリーザ