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神々の血 前編 ~冥王の呪い~

 
 ブルーマの援軍問題が片付いたので、次はマーティンの言っていたディバインの血についてだ。
 そのために必要な物は、タイバー・セプティムの鎧で、それはジョフリーに聞いた話から、サンクレ・トールの遺跡という場所にあるらしい。
 だが遥か昔に呪われてしまったらしいというのが気になるのだが……
 

 場所はこの辺り。
 ブルーマとコロールの間、北の街道を通れば辿りつくのかな?
 実はなんとなくおぼろげな記憶があったりする。
 確か初めてシロディールに来てコロールに向かうときに、大きな遺跡を見たような気がする。ひょっとしたらあの遺跡がそうなのかもしれないね。
 
 そんなわけで、ハルメアス・モラの時と同じ感じにブルーマの街を出発したのであった。
 

 分岐点、山を登ればハルメアス・モラの祭殿。今回は、下っていくルートを進む。
 しばらくは山道を下ることになるが、その先には以前見た大きな遺跡が広がっていた。
 

 地図から見て、あれがサンクレ・トールの遺跡だろうね。
 あのタイプの砦は何個も見てきたが、ここまで広く大きな砦は初めてのような気がする。
 

 塔と言うよりは、古代都市みたいな感じだ。
 一つ一つの塔は崩れていて高くないが、複数存在しているし、その間は壁があって道になっていたりする。
 なんか骨がおるような気がするぞ?
 

 骨と戦う緑娘。
 しかし緑娘得意のニードルヒールも、残念ながら骨の隙間に入り込むだけでうまく効果が出ない。
 スケルトン、骨の間が、透けるとん――とはよく言ったものだ。
 こいつには、刺すよりも叩く方が効果があったりするのだよね。
 
 ちなみにこの骨、竜牙兵と言って、ヒュドラの歯から生まれたと聞くけど本当のことでしょうかね?
 
 
 さて、砦というよりは建物となっているこの遺跡。
 一つ一つ建物を調べていると、骨が出てきたりリッチが出てきたりしていたけど、ようやく一つの建物から、奥へと続く扉を発見したのであった。
 

 中は青白い光に照らされた、人工的に造られた洞窟、というより遺跡。
 雰囲気としては、ペイルパスの奥にあった遺跡や、帝都の地下牢から通じていた遺跡に似ている感じがする。
 そしてここにも首無しの像、やはり首無しの偉人が居たということにしておこう。この像の数が結構多いからね。
 

 遺跡の中には、やたらと幽霊が出現するのだ。
 この幽霊には物理攻撃は効かないので、俺の出番となる。霊峰の指改!
 
「最近魔力の大鎌出さないね」
「あの小さな剣の方が、小回りが利いて使い勝手がいいもん」
「迫力はあっちの方があったけどな」
「普通の相手だったら、蹴り刺していた方が楽なのよねー。あ、次に出てきた骨には対策考えたから一発で勝てるよ」
「それは頼もしいものだ」
 

「うりゃあ! 元祖霊峰の指じゃあ!」
「あっ、骨に攻撃したかったのに!」
「ふっふっふっ、先手必勝だ」
「それじゃあ思いついた骨対策をあなたに仕掛けるんだから!」
「待て、俺は骨じゃないってか蹴るなっ危ない!」
「遂に……解放されたのか。これでやっと、最後の君命を果たすことができる」
「勝手に君命でも果たしてって誰だ? ――っておわっ、幽霊!」
 

 骨をどちらが退治したのなどと緑娘と揉めていたところ、突然幽霊が現れて語りかけてきたのだ。
 彼の名前はリーラス、ブレイズの一員らしい。
 タイバー・セプティム時代のブレイズというから、かなり昔の戦士だね。
 
 リーラスの話では、三人の仲間と共にタイバー・セプティム陛下の命によりここに派遣されたそうだ。
 サンクレ・トールの聖なるカタコンベを汚す呪いの原因を突き止めるために。
 なにやら冥王となって蘇ったズリン・アークトゥスってのが居て、そいつがかつての主人に復讐を企てたらしい。
 リーラスたちは冥王と戦ったが、残念ながら敗れてしまい、呪いをかけられてここに縛り付けられたそうだ。
 冥王は既に去った後だが、呪いは残っている。しかし、リーラス達三人が復活したら、冥王の呪いを解けるのだと言った。
 
 つまり、あと三人のブレイズを解放してあげる必要があるわけだな。
 

 とりあえずは、リーラスの行く場所へ向かってみよう。
 このプレイズの霊が、どこへ向かうのかは興味ある。
 
「ねぇ、この石碑は何かしら?」
 

 緑娘に呼び止められて振り向いた場所には、緑色に淡く輝く文字で何かが書かれた石碑が。
 何語だろうか? 見たことが無い。
 
「読めないから翻訳してくれ」
「ラムリーザ陛下万歳と書かれているわ」
「嘘をつくな」
 
 石碑は無視をして先へと進むことにする。
 

 奥の間は円形の広間になっていて、複数の通路に分かれていた。
 そして中央に下っていく階段があり、幽霊はゆっくりとその先へと進んでいった。
 

 広間を下った先は、奥へと続く通路があり、そま先は青白い光で満たされていた。
 そして霊体のリーラスは、通路の脇で身をかがめて何かを待っているようだ。
 
「何をしているのですか?」
「我が道を妨げるな。眠りにつく前に、祭壇を解放せねばならぬのだ!」
「つまりこの奥に祭壇があるのね」
 
 タイバー・セプティムの鎧があるとしたら、おそらくこの奥に守られているに違いない。
 

 しかし、そこへ通じる通路は何らかの力で封印されていて、その力で有無を言わさず押し戻されてしまったのだ。
 これが冥王の呪いか……
 どうやら祭壇の奥にある鎧の所へ辿りつくには、ジョフリーやリーラスの言っていた呪いを解くしかないのだろう。
 あと三人……
 
 

 ちなみにこの奥の間には、レーマン・シロディールの墓があったりした。
 この名前はどこかで聞いた気がすると思ったら、そういえばクラウドルーラー神殿を造ったのが彼だとジョフリーから聞いたっけ。
 帝国を建国した人で、国の名前にもなっている人――だったよね、たぶん……
 2762年などと書いているけど、そもそも今が何年なのかわからない。少なくとも2020年ではないらしいけどね。
 

 その向かいには、レーマン・シロディール二世の墓があったりする。
 2812年に即位して、39年後に戦いで命を落としたということは、少なくとも今は2851年以降ということになる。
 ちなみに3000年になると、宇宙空母ギャラクティカが誕生するらしい。宇宙に旅立つには、あと150年は過ぎなければダメか。
 
 というわけで奥の間を去り、残る三人のブレイズを解放する戦いへと戻るのであった。
 
 
 続く――
 
 
 
 
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©発行年-2020 らむのゲーム日記