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マジッククリエイターリリィの戦い ~スキングラードに現れたゲート~

 
 私の名前はリリィ・ウィスパーズ。
 シロディールの魔術師ギルドに所属する、マジッククリエイターです。
 今回は、アークメイジからの依頼で、スキングラード地方を脅かしているオブリビオン・ゲートを閉じることになりました。
 
 オブリビオン・ゲートというものには、私にとっては少なからず因縁があります。
 私は元々スキングラードの外れにある一軒家に住み、そこでマジックアイテムの研究、開発をしていました。
 しかしある日、突如出現したゲートにより、その一軒家は崩壊、貴重な研究助手を二人も失う結果になりました。
 おそらくメイルーンズ・デイゴンは、意図的にシロデイールの有力な者を襲うことができると確信しております。
 だからまずは、皇帝陛下の隠し子が居るクヴァッチを襲い、次に私の住む一軒家を襲ったのです。
 一方アークメイジと戦士ギルドのマスターは、コンビを組んであちこちを転々としているため、せいぜい囮のゲートを各地に出現させるしかできないのでしょう。
 
 アークメイジの話では、デイゴンは次の標的としてブルーマを選んだようです。
 その侵攻を防ぐため、各地の伯爵に依頼して援軍を送る、という話になったのですが、伯爵はオブリビオン・ゲートの出現に怯え、援軍を派遣する余裕はないと言っています。
 だから、こうしてゲートを閉じて、伯爵の悩みを解決させて上げましょう、と。
 

 伯爵が恐れているゲートはあれですね。
 クヴァッ方面にもいくつか開いていますが、ひとまずは街に一番近いあのゲートを閉じましょう。
 それでも不安と言うのであれば、順次閉じていけばよいと思います。
 
 

 ゲートに近づくと、ズィヴィライがこちらに向かってきました。
 奴はオブリビオンの住民です。退治しなければなりません。
 私は魔剣を取り出しました。取り出す――、ちょっと表現としては違いますね。魔力を放出させて、魔剣を生じました。これが正しい表現でしょう。
 

 剣技など必要ありません。
 相手の攻撃を上手くかわして、当てるだけです。斬るのではありません、当てるだけでいいのです。
 剣の形をしていますが、これはれっきとした魔法です。重さは無いので、力は必要としないのです。エネルギーの塊、とでも言っておきましょうか。
 以前アークメイジとその連れの、婚約者でしたっけ? 二人に譲ったものを、さらに強化させたものなのです。
 

 ざっとこんなものです。
 アークメイジは、ゲートを閉じるだけでよいと言いましたが、外に出てきている斥候は始末しておくべきでしょう。
 

 さて、これがオブリビオン・ゲートですね。
 もともと九大神の祭殿があったのでしょう。しかし残念ながら、ゲートの出現に巻き込まれて破壊されてしまったようです。
 
 
 

 ふむ、これがオブリビオンの世界ですか。陰気な世界ですね。
 アークメイジが言うには、塔があってその頂上にあるシジルストーンを取れば、ゲートを閉じられると聞きました。
 この世界には塔が三つ、二つの塔は囮なのでしょう。
 

 試しに手前の塔に入ってみましたが、頂上に向かってエネルギーの柱が立っていません。
 これは偽の塔だと聞いています。本物の塔は、エネルギーの柱が立っていて、その先にシジルストーンがあると聞きました。
 そういうわけで、この塔は攻略しません。別の塔へ向かいましょう。
 

 デイドラは死霊術とつながりでもあるのでしょうか?
 遺体を吊るして晒す。このことをアークメイジは嫌っていますが、私も感心できませんね。
 この国の死霊術師は、死体弄りをしているだけ。真面目にやれば、それは不老不死に繋がる研究になるというのに、なぜここまで低俗なのでしょう。
 そういえば、ジュラーエルが居ました。彼は違うといっていますが、彼の研究は死霊術に近いものがあるでしょう。そういえば辺境から戻ってブルーマ支部のマスターに就いたと聞きました。一度挨拶しておきましょうか。
 シンドリにジュラーエル。ハンニバルの下ではやっていけないと去って行った者が、今は戻ってきています。やはりあのアークメイジには、人を惹き付ける何かがあるのでしょうね。
 
 

 奥側にあった塔では、エネルギーの柱が立っていました。
 ここが正解ですね。上へ登っていけばよいのでしょう。
 アークメイジは一気に駆け上ってしまえばよいと言いましたが、さすがに頂上まで走りきる自信はありません。
 ゆっくりと登っていくことにしましょう。
 

 途中ドレモラやデイドロスが邪魔をしてきますが、私の魔剣の前では敵ではありません。
 

 敵の攻撃が当たらないようにうまく避けながら、魔剣を当てるだけです。
 鎧や固い鱗も関係ありません。物理攻撃ではないのですから。
 

 戦士ギルドの方が聞いたら怒るでしょうね。
 剣の腕前はからきしでも、当てるだけでよいのですから。
 先ほども述べましたが、そこに剣技など存在しません。
 

 先へ進みましょう。
 
 塔は螺旋状に通路が続いていて、ぐるぐると回るように進んで登っていくようです。
 スパイラルラビリンスとでも言うのでしょうか?
 

 螺旋状の通路を登っていくと、天井が見えてきました。
 エネルギーの柱は、その天井の中央からさらに上へと伸びているようです。
 

 さらに螺旋通路を登ると、先ほど見えた天井の上へと辿りつきました。
 エネルギーの柱はここで終わりのようで、その先端には黒い玉が浮かんでいます。あれがシジルストーンでしょう。
 

 最後に待ち構えていたのはアトロナックでした。
 ゴーレムの研究は召喚術の分野。人によっては、このゴーレムを呼び出して操ることもできると聞きます。
 この場合、操っているのはデイゴンということになるのでしょうか?
 ゴーレム自体が意思を持って行動するということは、聞いたことがありません。
 

 シジルストーンを取れば、それでゲートが閉じると聞いています。
 しかし大丈夫でしょうか?
 ゲートが閉じてしまえば、この世界に閉じ込められるのではないでしょうか?
 しかしアークメイジが普通に帰還しているところを見ると、取ってしまっても安全だと考えられますが……
 

 シジルストーンを取った瞬間に周囲がぼやけ、気がつくとゲートに入る前に居た場所に戻っていました。
 見ると、オブリビオン・ゲートは崩れ去っていました。
 丁度祭殿の真ん中にゲートができていたのですね。祭殿は真っ二つになっています。
 
 とにかくこれで、私の任務は完了したということです。
 
 
 
 
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©発行年-2020 らむのゲーム日記