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ブルーマに援軍を 前編 ~ゲート発生問題~

 
 さて、ブルーマに対するデイドラの総攻撃に供えて、各地から援軍を要請するようジョフリーより依頼された。
 タイバー・セプティムの鎧も探してこなければならないが、順番から言って、まずは援軍だろうと考えて、こちらを優先した。
 ブルーマさえ陥落しなければ、マーティンの身は守られている。ならば、ブルーマ優先だ。
 マーティンを優先したためにブルーマが陥落してしまえば、マーティンの保護がより困難になるのだ。
 
 そんなわけで、まずは帝国の元老院オカトーに話をつけることにした。
 各町の衛兵は各領主。そして帝国兵は現在は元老院が管理しているからだ。
 

 皇帝の居ない白銀の塔。
 マーティンを塔の最上段に置いて、帝都をガチガチに守れば、クラウドルーラー神殿より安全だと思うけどね。
 それに魔術師大学近いので、こちらもいろいろと状況を探りやすい。
 

「オカトーさん、ちょっと頼みたいことが」
「ん? アークメイジか。 ジョフリーの使い? ブレイズか、何があった?」
「ブルーマが危ないみたいなので、帝都からも増援をとのことでした」
「う~む、それはちょっと難しいかな。平時ならすぐにでも一個か二個軍団をブルーマに派遣できるのだが」
「衛兵とか暢気に巡回しているじゃないですか。彼らから何人か回してくれればよいと思いますよ」
「あれはバイトだ。決められたコースを巡回する権限と知識しか持ち合わせていない警備員みたいなものだ」
「やはりな……(。-`ω´-)」
「正規の将軍達は、手一杯で余裕が無いと断言しているのだ」
 
 どうもそうは見えないのだが、とりあえずそういうことにしておく。
 おそらく国境を守ったりするのに、有能な将軍が出向いているのだろう。
 巡回ぐらいしかできない無能は、ゲートが開いていても無視をして、軽犯罪の取り締まりのみに力を注いでいるのだ。
 たぶん、どこか怪我とかして戦えないのだろう。例えば膝とか……
 
「そうだ、帝都からの支援は、全てアークメイジに任せることにしよう!」
「やっぱりそうなるか……(。-`ω´-)」
「あとお触れに書き忘れていたが、戦士ギルドにも働いてもらうよう伝えておいてくれ」
「それは簡単だから大丈夫」
 
 すでに緑娘は、俺の手伝いをしているからな。
 
 
 というわけで、それぞれの町を回って、領主に援軍を要請しなければならない。
 どう考えてもアークメイジの仕事ではないような気がするが、なぜかみんな俺を頼りにするから困る。
 そんなものぐさ連中が多すぎる国だから、いきなりこの国にやってきた俺が、アークメイジなどに就任できてしまうのだ。
 普通に考えると、ありえない。
 
 

 というわけで最初に訪れたのは、俺を英雄として崇めている町、クヴァッチだ。
 この町の領主は、デイドラの侵攻に巻き込まれた際に亡くなってしまっているが、誰に話せばよいものか。
 マティウス隊長かな?
 

「マティウス隊長、こんにちは」
「おお、クヴァッチの英雄であるアークメイジではないか。見てくれ、庭師ゴドラスのおかげで町に緑が戻ったぞ」
「それはなにより。ところでブルーマがデイドラに狙われてヤバいので、援軍要請したいのだけど、誰に頼めばよいのかな?」
「今は私が管理している。君には返せないほどの恩義があるので、喜んで出来る限りの援軍を送ろう。ブルーマをクヴァッチの二の舞にはさせない!」
「壊れたら、また作り直せばよいのです」
「そのとおりだ、はっはっはっ」
 
 こうして、マティウス隊長のおかげで、あっさりとクヴァッチからの援軍要請は叶ったのである。
 この分だと、単純なドサ回りで済みそうだね。
 次はアンヴィルへと向かい、帰り道でスキングラードに寄ろう。
 
 

 というわけで、次はアンヴィルだ。
 もっともこの時、俺は重要なことを忘れていた。
 

 しまった、ここの領主は、先代グレイ・フォックスだった。
 グレイ・カウルを破壊して、盗賊ギルドをわけわからん状況にしてしまったことについて、何か文句言われるのではないだろうか?
 だから、俺は伯爵夫人ミローナの方へ話しかけていた。
 
「えーと、オカトー大議長の命でやってきました!」
「オカトー大議長のおかげで帝国は瓦解せずにすんでいるのです」
 
 つい関係ないことを口走ってしまった。
 コルヴァスはじっと俺を見つめているが、盗賊ギルドの事は何も言わない。
 引退したから、もう後は知らんということかな? それなら俺も隠退したことにして、盗賊ギルドの未来など知らん。
 
「それよりもだ。ブルーマがデイドラに襲われる危機に瀕しているので、ぜひ援軍を派遣してください。レックス隊長とか」
「ブルーマの力になりたいのは山々ですが、街の前にオブリビオン・ゲートが出現しているのです。ゲートが現れた今、アンヴィルの防御を手薄にすることはできせん」
「大丈夫です、あれは囮ですよ。グレート・ゲートじゃない限り、安心してもらって結構です」
「でも……」
「わかりましたよ」
 
 しょうがないな、そこまで気になるのなら、囮のゲートを閉じてあげよう。
 たとえ囮でも、伯爵夫人が気になって夜も眠れないというのならば、仕方が無いものだ。
 
 待てよ――?
 
 デイドラ軍は、それを見越して囮を大量に出現させたのではないだろうか?
 こうして囮に釘付けにされていたのでは、他の街へ援軍を送る余裕も生まれないというものだ。

 考えたな――
 
 適当に開いていると見せかけて、実は効果があったわけじゃないか。
 
 
 

 さて、あれが問題のオブリビオンゲート。
 閉じるだけなら簡単、バード隊長のように回りくどいことせずに、サクッと閉じてしまいましょう。
 

 周囲をうろついているデイドラは、全部緑娘に任せて俺は一気にゲートへと向かって行く。
 デイドラは倒してもきりがない。さっさとゲートを閉じてしまうのが、正解なのだ。
 

 ここのオブリビオンの世界は、塔が一つだけあるタイプ。わかりやすい、出撃だ!
 

 道中の敵は、全部無視して駆け抜ける。
 これが、ゲート攻略の鍵。無駄な戦いは避けるべし。
 たぶんバード隊長が一つのゲートを閉じる間に、俺なら五つぐらいゲート閉じてみせるね。
 

 ここの塔は、山の頂上にある感じで、ぐるぐると山道を登り続けることで辿りついた。
 途中洞窟っぽいところもあったけど、デイドラとは一戦もしていない。
 

 そして塔に入ると、頂上めがけて一目散。
 シジルストーンをサクッと奪って、攻略完了だわさ。
 簡単に取られないように守ればいいのにね。俺がデイドラ軍なら、シジルストーンのある部屋を、何らかのエネルギーシールドで保護するかな。
 というよりも、まさか侵入されるとは思っていないのかもしれないね。
 侵略する側が、侵略されるとはあまり考えないものだ。例えばドイツはポーランドを攻めるが、ポーランドがドイツを攻めるって思いつくか? って何の話だろうねー。
 
 
 

「あなたって、結構強引なのね」
「お前わざと脱出ポイントに立っているだろう!」
「知らないわ」
 
 ちちしりと来たから、次はふとももですかね?
 
 
 そんなわけで、アンヴィル近郊のオブリビオン・ゲートを閉じたということで、伯爵夫人も安心して、ブルーマへの援軍を出してくれることとなったのだ。
 伯爵夫人ミローナの話では、アンヴィルの兵士は一騎当千だという。レックス隊長とかかな?
 アンヴィル兵士がそれだと、俺はさしずめ一騎当万ってところかな、へっへっへっ。
 
 さて、次はスキングラードだ。
 
 ………
 ……
 …
 

 ここもか……(。-`ω´-)
 
 
 これはちょっと、作戦を考えたほうが良さそうだね。
 おそらく全ての町が、オブリビオン・ゲートの脅威にさらされているのだろう。
 
 
 
 
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