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デイドラの血 後編 ~デイドラの秘宝~

 
 えっと、マーティンの依頼で、デイドラの血を得る為にデイドラの遺物を手に入れて持っていくところだ。
 これを略すると、マーティンの依頼持で持っていくところだ。
 略しすぎて何の話だかわからぬ。
 

「マーティン・マクフライさん!」
「マーティン・セプティムだ」
「デイドラの遺物、たぶん全て集めました!」
「えらいっ!」
「オマエモカ……」
 
 これまでに集めたデイドラの遺物をマーティンに見せて、一番有効な物を使ってもらうことにした。
 儀式により物理的な形状は失われる、つまり破壊されて道具としては使い物にならなくなるということだ。
 そうなると、俺の冒険に役立っている物については、渡すわけにはいかないね。
 
「では一つずつ見せてあげます」
「よろしい。最初は何だろうか?」
 
 

「アズラの星です。その名の通り、アズラから譲り受けました」
「おお、これがアズラの星か。言い伝え通りの美しさだ」
「でもこれは、俺の冒険にものすごく役立っているのであげない」
「では次へ」
 
 

「これはワバジャック。シェオゴラスにそそのかされてから譲り受けました、トゥルットゥー」
「このイタズラ道具を厄介払いだ」
「ついでに魔術師大学の、イタズラ先輩も厄介払いしてください」
「他の物も見せてくれ」
 
 

「これは堕落のドクロ。ヴァーミルナから譲り受けました」
「この下品な物がなくなることで、世界はより暮らしやすくなるだろうな」
「コピーロボット作れますよ」
「次へ」
 
 

「これはナミラの指輪。その名の通り、ナミラから譲り受けました」
「このナミラの記念品を厄介払いするまで安らかに眠る事はできなそうだ。だが我々の目的の為にはいい選択だ」
「でもこれは便利なので、常備しているからあげない」
「では次へ」
 
 

「これはサングインのバラ。サングインにそそのかされたわけであって、俺が悪いのではない……(。-`ω´-)」
「またこれを目にすることがあろうとは……。一度手に入れたことがある、短い間だったが……年月は流れ、再び見出した」
「えっ、マーティンあなたもアレをやったのですか?! パーティですっぽんぽーん」
「あの頃は若かった……。若気の至りとはこのことだ」
「全くだ……」
「再び手に入れ、そして手放す。君の献身に感謝する」
「これにしますか?」
「他のも見ておこう」
 
 

「これは不壊のピック。ノクターナルから譲り受けました」
「シロディールの商人達はこの鍵が世界から消えたと知ったら、大いびきで眠れるだろうなぁ。でも、何で教える必要があるんだい?」
「でもこれは、すごく便利な道具なのであげない」
「まさか君は盗賊稼業にも手を出しているのか?」
「グレイ・フォックスなんて知りません。奴は伝説となりました」
「では次の遺物へ」
 
 

「これはスペルブレイカー、破呪の盾。ペライトから譲り受けました」
「破呪の盾を破壊しようだなんて人はなかなかいないだろうね。その決断を誇りに思うよ」
「個人的には一番使わない道具かな」
「では次へ」
 
 

「これはヴォレンドラング。マラキャスから譲り受けました」
「このドゥーマーのハンマーがどのようにして彼らの最大の敵の力を具現化させてきたのか、という言い伝えを誰が知っているのでしょう?」
「ドゥーマー・ハンマーとは、韻を踏んだ良き呼称ですな」
「次へ」
 
 

「これはカジートの指輪。メリディアから譲り受けました」
「この指輪の消滅について、盗賊達は我々二人を呪うだろうな。素晴らしいことだ」
「――盗賊ギルド、ざまぁw グレイ・フォックスざまぁw」
「なんだか苦しそうな顔をしているぞ? よし、次だ」
 
 

「これは黒檀の剣。メファーラにそそのかされて暗殺をしたことで譲り受けました」
「いったいメファーラは、この汚らわしい剣が長年の間にどれほどの命を奪ってきたのか知っているのだろうか? 私は喜んで、それからの休息を世界に与えよう」
「ですな……、思い出すのも汚らわしい……(。-`ω´-)」
「次行ってみよう」
 
 

「これは救世主の皮。ハーシーンから譲り受けた――のではないのだけどね。俺はユニコーンを選んだ」
「デイドラの君主の誰もが獣に変装することは無いわけだ。しかしユニコーンを選んだのに何故?」
「これはレプリカです」
「だめじゃん、次行ってみよう」
 
 

「これはモラグ・バルのメイス。その名の通り、モラグ・バルから譲り受けました。自殺と引き換えに……(。-`ω´-)」
「恐るべき武器だ。その主人の太古の悪が浸み込んでいる。その恐るべき力を、一度だけ善行の為に使おうじゃないか」
「たぶん一番苦労して手に入れたのは、これだと思う。俺は一度死んだのだぞ……」
「それはすごい……。では次へ」
 
 

「これはゴールドブランド。ボエシアから譲り受けました」
「これは永年にわたり、数多の英雄の命を奪ってきた刀だ。これが無いほうが、タムリエルは幸せになれるだろう」
「飾ると映えるので、破壊するのはもったいないけどね」
「では次へ」
 
 

「これはクラヴィカスの仮面。その名の通り、クラヴィカスから譲り受けました」
「おお、クラヴィカスの仮面か。彼の陰謀によって陥れられることが無いほどに賢いのだな」
「まぁ俺は魔導師だから、ウンブラの剣とか興味なかったからな」
「では次へ」
 
 

「これで最後です。オグマ・インフィニウム。あなたに教えられた場所で、ハルメアス・モラから譲り受けました」
「オグマ・インフィニウムの誘惑に抵抗できた者は数少ない。今、その試練が私の番に!」
 
 以上で、全てのデイドラの遺物を紹介し終えた。
 俺自身、じっくりと遺物について確認してみるのも初めてのような気がする。
 がんばって全部集めたなぁ……
 
「それで、どれにしますか?」
「君はどれが良いと思うかね?」
「マーティンさんは、本の虫ですよね、ずっと本を読んでいるし」
「ザルクセスの神秘の書の解読に必要だったからね」
「それでこのオグマ・インフィニウムですが、ザルクセスの神秘の書はこの本のコピー。元はこの本だったようですよ」
「それは興味深い。デイドラの血を抽出する前に、調べてみたいものだ」
「ではこの本を差し上げます」
「ありがとう。君の協力に、きっと報いて見せるよ」
 
 
 こうして、マーティンにオグマ・インフィニウムを贈呈することで、今回の任務は終わり。
 マーティンは、早速オグマを読み始めた。ザルクセスの神秘の書との違いがわかるのならえらいっ。
 儀式はいつ始まるのかな? 四つの鍵が必要と言っていたけど、そのうちの一つを渡しただけだ。
 
 まだしばらく時間がかかりそうだな――
 
 
 
 
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©発行年-2020 らむのゲーム日記