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目指せレヤウィン、羊輸送作戦 ~増え続けるオブリビオン・ゲート~

 
 さて、深遠の暁教団の祭壇から持ち帰ったザルクセスの神秘の書は、マーティンが解読することになった。
 その解読にはしばらく時間がかかるようで、その間自由時間を得ることができたのである。
 というわけで、いくつか抱えている問題を解決させる為に、一旦帝都の魔術師大学へと戻ってきた。
 

「アークメイジ、丁度いい所に戻ってきましたね」
「リリィさん、また新しいローブを作ったのですか?」
「ええ、以前のよりも強力な防御力を込めました。これでここにオブリビオン・ゲートが突然開いても、今度は無事でしょう」
「他のみんなは危ないのね。で、丁度いい所とは?」
「あなたは、妖刀サマラームという武器をご存知ですか?」
「持っています」
「もう取ってきたのですか、さすがアークメイジですね。それでは私は研究に戻ります」
「待って、ごめん、持ってないです……(。-`ω´-)」
「こほん」
 
 リリィの持ってきた話は、以前あったフローミルの氷杖を探しに行った時に聞いた話と似たようなものだった。
 妖刀サマラームとは、所謂炎の剣に属するもので、その武器があれば今後の戦いを有利に進められるだろうというものだ。
 その剣は、ジェラール山地にあるカザ=ダンという遺跡に眠っているという。
 そういえば以前、聖蚕会神殿へ向かったときに見かけたような気がする。あそこにはやはり宝が隠されていたのか。
 
 気をつけなければならないのは、また盗賊ギルドに盗まれるような事を避けなければならないということだ。
 もっとも、フローミルの氷杖を大学から盗み出したのは俺だけどな。
 いや、自分のものだから盗むというのは妙だ、持ち出しただけだ。
 
 
 それでは早速妖刀サマラームを探しに――
 

「待て、ラムリーザはこっちの仕事が先だ」
「あー、そんなのもあったねぇ……」
「ジ=スカールはこれ以上待てないぞ。これ以上ここに羊を置いておくのなら、ラムステーキを作ることにする」
「ちょっとそれダメ!」
 
 緑娘よ、文句があるなら君が何とかしなさい。
 
「それじゃ、あなた、羊をレヤウィンに連れて行くわよ」
「ま、そうなるか。まあいいや」
 
 緑娘が勝手に買って、扱いに困っているだけだと思うけどな。
 これでトータル七匹目、三匹は犠牲になったから、これを合わせて現在五匹。羊牧場も夢ではなくなってきた。
 そんな夢、無いけどな。
 レヤウィンに連れて行く作業も、ぶっちゃけ緑娘一人に任せてもよいはずだ。しかし、目を離したらなんだか羊が増えそうな気がするので、監視しておくことにした。
 
 

 というわけで、レヤウィン目指して出発だ。
 羊の輸送なので、ユニコーンはお休み。行きも帰りものんびりしよう。
 なんだか遠くにオブリビオン・ゲートが見えるような気がするなぁ……
 場所は、ペルズ・ゲートの村から少し南に行ったところか。いずれ閉じることにするから、覚えておこう。
 しかしこれで、放置しているゲートの数は五つ目か。誰か他に閉じてくれる人は居るのだろうか?
 
「至る所でオブリビオン・ゲートが開いているので、他の街がクヴァッチと同じ道をたどるのも時間の問題ですね」
 
 ペルズ・ゲートの村から、噂話が聞こえてくる。
 一応ゲートの存在は意識しているのな。すごく他人事みたいな語り方しているのが気になるが……
 何とかしようとは思わないのかな?
 
 

 兇兆――じゃなくてイル・オーメンの宿屋手前にて。
 こんな所にも、オブリビオン・ゲートが開いている。これで六つ目だ。
 時間の問題とか言ってなくて、どんどん閉じてくれればいいのに。
 だいたいは、うろうろ徘徊しているだけの衛兵が悪い。街道の安全を確保しているつもりだろうが、ゲートを閉じることも安全に繋がるのにね。
 

 さらに、ブラヴィルの遥か手前。
 具体的に言えば、戦士ギルドの仕事でインプの肝を集めたロバーズ・グレン洞穴の、ずっと西、森の中だ。
 これで七つ目。
 移動し続ける俺を狙って、無差別に開いているのか? それとも、ただ適当に開いているのか?
 ペイルパスに篭って蛇の抜け道を塞いでいたら、デイゴンの侵攻は防げるのかな?
 

 そしてブラヴィル近郊。
 やっぱり衛兵は、ゲートには関心ないのね。
 でもひょっとしたら、ドレモラやデイドロスが街に近づいたときは、対応しているのかもしれない。
 ゲートを閉じなければ、いくらでもやってくるのにね。
 これで八つ目だ。そろそろ俺一人の手では、どうにもならない数になってきている。
 増殖し続けるゲートの対処方法も、後でリリィさんに聞いておくか。
 

 錦帯橋(違)
 そういえば、羊をレヤウィンに輸送するのはこれで三度目だ。
 一度目は、コロールで買った羊を輸送した一匹目。二度目は、アンヴィルの密輸船に捕まっていた三匹を、ウォーターズ・エッジまで運んだ。
 しかしその三匹は、ヒスト事件でお星様になってしまった。しかし代わりの三匹を用意して、レヤウィンのミーシャの所まで運んだ。ミーシャの所には、現在四匹羊が居る。これを合わすと五匹になる。
 

 そしてこれが、問題のウォーターズ・エッジ。現在は、無人の廃墟と化してしまった。
 むろん、諸悪の根源ブラックウッド商会には、天罰下り済み。
 そもそも何故ブラックウッド商会は、この村を襲撃することにしたのだろうか?
 ひょっとしたら、重大な何かが隠されている村なのかもしれない。
 
 ちなみに、この村からそのまままっすぐ西の森を進むと、ボーダー・ウォッチというカジートの集落に出る。
 シェオゴラスによって災厄を引き起こされた集落だ。俺は関係ない、俺も被害者だ。
 

 さらに南へと進むと、白馬山荘がある。
 一応俺の家の一つでもあるが、現在とある事情で使い辛い。
 試しに今夜はここに泊まってみるか?
 

「おおラムリーザ、久しぶりだね!」
「はいっ、マゾーガ卿!」
 
 さぁ、レヤウィンへ急ぐぞ……(。-`ω´-)
 
 
 
 さて、そろそろミーシャの庭、レヤウィン北の小島が見えてくる頃だ。
 
「ちょっとあれ見てよ!」 
「なんぞ?」

 緑娘の指差す方を見ると、そこにはミーシャの小島――
 

 そこには、オブリビオン・ゲート。九つ目か?
 ――ってか、あの場所は?!
 

「ちょっと大変! ミーシャちゃんの小島が!」
「マズいな。デイゴンは、ミーシャも狙ってきたか? ってか、あの娘に特別な力があったっけ?」
「急いで助けに行かなくちゃ!」
 
 小島に出現したオブリビオン・ゲート。
 果たしてミーシャの運命は――?!
 
 
 
 
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©発行年-2020 らむのゲーム日記