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ボズマーの首を一袋 その三 ~ボズマー狩り(後編)~

 
 エルスウェア西部の砂漠にて。
 カジートの戦士グ=ジューナの依頼で、ボズマーの首を集めている最中だ。
 

 ム=ガーダの情報により、東に居るボズマーの偵察隊、コリ・ダーグレードの首狩り族が持っていた戦利品を獲得し、現在ボズマーの首は8つになった。
 グ=ジューナは、これでもまだ足りないと言う。
 そこで残るは、エルスウェア西の果てだね。
 
 

 コリ・ダーグレードの集落からそのまま西へ向かうと、巨大な砂丘にぶち当たった。
 あれを登って行くのは大変だろうなぁ……
 
「一旦デューン付近へ戻って、道を通って西へ行くかな」
「待って、何かが倒れているわ」
 

 緑娘が気がついた場所へと行ってみると、カジートが一人倒れていた。
 そして傍には、巨大なランプが落ちている。
 
「これはあれかな? ランプをこすれば魔神が出てきて、三つの願いを叶えるが魂を貰うってやつかな」
「このカジートは、魂を取られたって言うのかしら?」
「う~ん、俺の知っている話だと、死んだときに魂を貰うはずだが……」
「お二方、気になるのはわかるが、まずはボズマーの首を集めるのを手伝ってくれ」
「そうだったね、これは後でもう一度見に来ることにしよう」
 
 グ=ジューナに先を促されて、俺たちは謎のランプと傍に倒れているカジートの遺体は、とりあえず放置して先に依頼を済ませることにした。
 
 

 というわけで、一旦デューンの近くまで戻ってきた。
 このまま道なりに西へと進めば、ヴァレンウッドとの国境付近に出るはずだ。
 砂丘と違って道ならば、踏み固められていて歩きやすいというわけだ。
 

 しばらく道なりに進むと、周囲の雰囲気が変わってきた。
 砂漠は終わりを告げ、草木が目に入ってくるようになった。
 ここらがエルスウェアの国境らしい。
 検問も何も無い。やはりモローウィンド国境辺りが物騒であり、それ以外の場所は検問とか必要無いのだろうな。
 

 周囲は、シロディールとほとんど変わらない雰囲気になってきた。
 国境を越えたので、ここはもうヴァレンウッドなのだろうな。
 別名グラアシア共和国、グラアシア人が統治している恐怖の国である……(。-`ω´-)
 
 すると、遠くに集団が見えてきた。ボズマーの森林警備隊かな?
 

「こんにちは!」
「やあこんにちは、旅の者。ヴァレンウッドは初めてかな?」
「初めてです。グラアシア人が住んでいるのですね」
「なんだそれは?」
「ちょいとちょいとラムリーザ、何ボズマーと親睦を深めているのだ?」
 
 そこにグ=ジューナに、横から話しかけられてしまう。
 そういえば偵察隊と違って、こいつらは襲い掛かってこないな。
 東部連峰にも居た、正規の林務兵みたいなものなのだろう。
 しかしグ=ジューナにとっては、族長に就く為に必要な首なのだ。
 
 そこで俺は、グ=ジューナと作戦会議を行うことになった。林務兵から少しはなれたところで、どう対処するか話し合ったのだ。
 その結果、俺が親しげに話している時に、グ=ジューナが奇襲をかけるという話になったのだ。
 カジートにしては策を使うではないか。
 
 というわけで、再びボズマーの林務兵と話し合い。
 
「ボズマーはやっぱり熱狂的なファンになったりするのですか?」
「そういえばあなたの顔、どこかで見たかと思えばアリーナのグランドチャンピオンじゃ、あーりませんか!」
「いかんぞ、俺は君達を旅に連れて行かない!」
「バイアズーラ、バイアズーラ、バイアズーラ!」
「それやめい!」
 

「私はあなたがグレイプリンスと戦うのを見たぞ!」
「それはよかったな!」
 

「「「ぐわあっ!」」」
「おおう、やりよった!」
「なんだ?! 敵襲だったのか?!」
「違います、ただの旅の者です。落ち着いてください! トゥルットゥーッ!」
「いきなり三人をなぎ倒されて落ち着いていられるかっ!」
 

「まさかお前達はヴァレンウッドに攻め込む――」
「終わったか……(。-`ω´-)」
 
 今回は俺は陽動役をやっていただけ。
 グ=ジューナが奇襲をし、緑娘がとどめを刺し、ジ=スカール先輩は監視役。
 後はグ=ジューナがこいつらの首を集めるのを待っているだけだ。
 ボズマーの顔は簡単に取り返せた。ボズマーの顔を取っていたボズマーの悲鳴が聞こえたけど、ボズマーの顔をとったやつの悲鳴なんか気にしない。
 ボズマーはグ=ジューナのもの。誰にも取られないようにくっつけておくがよい――(。-`ω´-)
 
 

 というわけで、隊長の首が二つ、戦士の首が10。あわせて12個手に入ったぞ。
 
「これで十分か?」
「うん、集まった! 袋も首で一杯だ! 感謝するぞ、友よ。君をクワザーニ族の盟友として受け入れよう。我が部族の槍と盾を受け取ってくれ」
「そりゃあどうも」

 そしてグ=ジューナは、オークレストへと戻っていった。
 あ、戦士ギルドに誘ってもよかったけど、部族の長になるのならそんなに離れられないか。
 

「というわけで、これがもらった槍と盾だ」
「クワザーニ族のラムリーザね、くすっ」
「それでは断食をするか」
「突然何よ?」
「クワザーニ族は、飯をクワザーニ!」
「…………」
 
 どうだ参ったか!
 エターナル・ブリザードの破壊力が身にしみたであろう!
 トゥルットゥーッ!
 

 グ=ジューナからもらった槍、クワザーニの風槍は、風と名前が付いているくせに氷のダメージをもっているからなぁ。
 そりゃあ寒い言葉も、次から次へと生まれるものだ。
 そんなわけで、ボズマー狩りは終わり、俺はクワザーニ族の盟友となったのである。
 
 
 
 
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