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久しぶりのシロディール ~二階級特進?~

 
 さて、東部連峰をからシロディールへ帰ってくる日がやってきた。
 それにしてもたかが一地方にしては、ずいぶんと印象に残る出来事も多かったものだ。
 
 帰る途中にも、行きには気がつかなかった発見もあったりするのだ。
 

「あっ、このキノコすっごく大きい」
「キノコか? 綿棒に見えるが……」
「奥にある遺跡はマラーダってところみたいよ」
「しばらくはアイレイドの遺跡はいい。もう十分に堪能したよ」
 

 シロディールの街道に差し掛かる手前にも、行きには気が付かなかった民家があったりする。
 緑娘は行ってみようと言うが、もふ~もふ~で時間を取られるのがわかっているので拒否しようとしたのだが、緑娘はさっさと民家の方へと行ってしまった。
 

 もふ~もふ~は居なかったが、ぴよぴよちゃんが居た。
 こうなったらいっそのこと「らむたん牧場」でも作って引退するか?
 
 
 ………
 ……
 …
 
 

 ようやくシロディールの街道に到着! というところで、武装したカジートに話しかけられてしまった。
 
「ねぇ、この虎さん何か用があるみたいよ」
「100G頂けませんか?」
「お前追い剥ぎだろう」
「違います、100G下さい」
「ジェザって奴を知っているか?」
「私の兄です」
「こいつ追い剥ぎやーっ!」
「100Gぐらいあげたらいいのに」
 
 う~む、ぴよぴよちゃんですっかり気分を良くしている緑娘は、追い剥ぎに気持ちよく100Gを渡してしまった。
 確かにお金ならたくさん持っているけどさ、100Gって闘技場で命を懸けた一試合分だぞ?
 
 ――などとぼやいても仕方が無いので。まずはリリィの所へ向かうことにした。
 手に入れた杖が、フローミルの氷杖であることを確認しておかないとな。
 違ってたら諦めよう。
 
 
 ………
 ……
 …
 
 
「というわけでリリィさん、これが東部連峰で見つけた杖なのですが」
 
 いろいろと旅路は省略したが、スキングラード南東にあるリリィの隠れ屋敷に再びやってきた。
 

「そうそう、文献で見たものとそっくりよ。これを使うと、相手は光り輝くはずよ」
「ライト代わりになる杖なのですね」
「冷気ダメージもあるから気をつけてね。ライトというより、攻撃した敵の場所がはっきりと分かるようになるのよ」
「なんか微妙な効果だね」
 
 それでも本物だということが分かったので、魔術師大学でしっかりと保管しておこう。
 そしてこれまでのことをラミナスさんに報告するために、大学に戻ることにしたのだった。
 旅路はいろいろと同じなので省略するぞ。
 
 
 ………
 ……
 …
 
 

 久しぶりに見る大学、ジ=スカール先輩もうろうろしている、変わらないねぇ……
 
「そしてラミナスさん、報告があります」
「その前に依頼したいことがあるのですが」
 
 大学の中央塔に入ったところで、ラミナスさんにいきなり仕事を依頼された。
 アークメイジに依頼するな、ジ=スカール先輩とか緑娘に実行させるがよい――、などと言いながら、聞いてあげるのが俺w
 
「伺いましょう」
「フローミルの氷杖というものが東部連峰に隠されているらしいです。いろいろと研究したいので、探してきて欲しいところです」
 

「それなら探してきました!」
「おお、さすがアークメイジ。常に一歩先を進んでおられる」
 
 そこに緑娘が割って入ってきた。
 何を言い出すのかと思ったが、普通に手柄のアピールだった。
 
「それ探すのあたしも手伝った!」
「では――えっと、ソニアさんだったかな、昇進とします。これからはマジシャンと名乗るがよいでしょう」
「デビル・マジシャン!」
「なんやそれ」
 
 なんか知らんけど、緑娘が昇進した。
 まあいいだろう、緑娘も魔術師ギルドで地位があった方がいろいろとやりやすい。
 俺も戦士ギルドでナンバー2みたいな立場になったからな、緑娘も魔術師ギルドでナンバー2になってもらいたいものだ。
 

 というわけで、フローミルの氷杖はアークメイジの私室で厳重に管理することとなった。
 普通の杖と違って、クリスタルのように輝いている杖、インテリアとしても十分美しいのだ。
 
「これからどうするのかしら?」
「そうだなぁ、どろぼうさんの仕事は東部連峰から持ち帰ったウェルキンドストーン製の花瓶や水差しを売るとして、まずはシンドリに会ってみるか」
「シンドリ? ルーセル・ブロードの宿屋だったかしら?」
「よく覚えているな。帝都の宿屋らしいから、ちょっと立ち寄ってみよう」
 
 
 というわけで、薄暗いアークメイジの私室でしばらく休憩した後に、帝都巡りをしてルーセル・ブロードの宿屋へ向かおうとしたところ――
 
「アークメイジ! たった今よからぬ事が発覚しました!」
「なんやねん」
 
 突然ラミナスさんが、険しい表情でアークメイジの私室の下にある作戦会議室に駆け上ってきた。
 いや、階の移動手段は階段じゃなくてポータルみたいな物だから、駆け上ってきたじゃなくてワープしてきたが正しいか。
 
「東部連峰に死霊術師が潜んでいるという情報が入りました」
「また?!」
「アンライフ・ブリンガーというものが率いているそうです。ほっとくわけにはいかないので、早速バトルメイジを率いて退治に向かいましょう」
「ん? アンライフ・ブリンガー? なんかどこかで聞いたような?」
 
 するとまたしても突然緑娘が会話に割って入ってくる。
 まぁ緑娘の言ったことは、本当のことだったけどね。


「それあたしが全部始末した!」
「は? 本当ですか?」
「アンライフ・ブリンガーやっつけたよ、これが証拠の奴が持っていた護符!」
「おお、これは本当だ。さすがアークメイジ、先見の明を持っておられる」
「アークメイジ何もしてない! 全部あたしが始末した」
「は? 本当ですか?」
「いやまぁ本当なんだ、俺が保障するよ。国境検問所に居るレイン指揮官に確認してもらってもよいさ」
「なるほどソニア、あなたの活躍はすばらしい。昇進として、これからはウォーロックを名乗るが良い」
「やったぁ、あたし二階級特進したよ」
「殉職したのな……(。-`ω´-)」
 
 そんなわけで、俺達は魔術師ギルドの依頼を先走りで解決していたのであった。
 俺はもう頂点だから何も変わらなかったが、緑娘は昇進しまくった。
 ま、これでいいだろう。
 
 
 
 
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