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粘板岩室の謎 後編 ~フローミルの氷杖と召喚室~

 
 何人かの兵士が奥へ行ったきり消えてしまった洞窟、粘板岩室。
 この神隠しの洞窟の謎を解明すべく、中へと突入した俺達だが、突然入り口が塞がってしまい閉じ込められてしまった。
 再び外に出るに別の出口を探している最中、ドレモラが襲い掛かってきたりヴェロシの幽霊に遭遇したりする。
 実験室らしき部屋を全て回っても出口は見つからず、見つかったのは何も起きないレバーだけ。
 そこで、これまでに回った部屋に変化は無いかと、再び同じ部屋を見て回ることにしたのだが――
 

「ん、モラグ・バルの旗と宝箱が一つ」
「何が入っているのかしら? あら、スタミナ吸収のバトルアックス」
「使うのか?」
「斧なんて野蛮だわ」
「まぁ蛮族のイメージだからな」
 
 盗品ではないが頂いておく。
 こういったエンチャント付きの装備が1000G以上で売れて財産になるのだ。
 
 

 別の部屋では、周囲にお椀のようなものがあるだけ。
 お供え物をする部屋だったのかな?
 
 
 そんな感じに、この実験室の部屋を回っていると、最初に訪れたヴェロシの幽霊とドレモラが争っていた部屋に変化があることに気がついた。
 

「こんな通路あったっけ?」
「無かったとおもうわ。さっきのレバーでこの机が動いたのじゃない?」
「よし、この中に入ってみるか」
 

「う~ん、降りたら戻って来れないかもな」
「降りなくてもどうせ戻れないじゃないのよ」
「それもそうだな、行くか」
 
 迷っていても仕方が無いので、部屋の下に現れた通路へと飛び込んでいった。
 緑娘が言うには「後退とか迂回とかいうまどろっこしい言葉は無い」とのことだが、俺は撤退も退却もするからな。
 これまでやらなかったのは、する理由が無かったからだ。
 
 通路の奥には、青白く光るものがある。召喚用のポータルか?


 そしてそこには再びヴェロシの幽霊が。
 幽霊はこちらに歩み寄ってくると、何やら訴え始めた。
 
「わ……、わからん。あれは何なのだ? 私は何をしたのだ? 本当に私が彼らを殺してしまったのか?」
 
 なんだろう、逃げていた幽霊が言っていた魔術師はこの幽霊のことだろうか?
 
「確かに制御はしていたはずなのだ!」
 
 そうは言うが、ドレモラは襲い掛かってきたし、あなたの仲間らしき幽霊とも戦っていましたがな。
 
「お願いだ! 私のことを忘れないでくれ! 死にたくないんだ!」
 
 残念ながら、死んだから幽霊になっているのだ……(。-`ω´-)
 
 
 ヴェロシの幽霊は訴えかけてくるだけで会話にならないので、そのまま放置して奥へと進むことにした。
 青白く見えた光は、埋もれた都市の召喚室にあったものと同じポータルだった。
 

 そしてポータルの前には机があり、壷にメモに宝石に杖が置いてあった。
 
「あっ、宝石がたくさんっ」
「それはやる。この国では宝石の価値は低いからな。それよりも大事なのは、メモと杖の方だ」
 

 メモの方は、先ほどのヴェロシの幽霊が残したものなのだろうか?
 何やらドレモラの軍隊を召喚するなどと書いているが、やはりここでも召喚術が使われていたのか。
 
「この辺り一帯は、召喚師であふれていたみたいだな」
「ドレモラじゃなくて、ダイヤモンドを召喚したらいいのに」
「player.additem 38BA9 100」
「なぁに?」
「なんでもなかとですばい……(。-`ω´-)」

 そしてもう一つが杖だ。普通の杖と違い、全体が水晶のような素材でできている。いかにも秘宝って感じだ。
 これがこの洞窟に残された遺物なのかな?
 たぶんこれがフローミルの氷杖のような気がするが、念のためにシロディールに帰ったら、リリィに見せて確認しておこう。
 

「あら? テレポーターは二つあるわよ」
「右と左、どっちだ? 神聖な右か?」
「そうしましょう」
 
 まさかこのポータルが一方通行というわけではないだろう。
 しかしメモからするに、これはオブリビオンという場所に繋がっている可能性がある。
 オブリビオンと言えば、ペライトやボエシア関係で訪れたあの赤い世界なのだろうな……
 
 しかし洞窟を引き返せない以上、飛び込むしかなかったのだ。
 ちなみに埋もれた都市の召喚室にあったポータルは、機能してなかったけどね。
 
 
 ………
 ……
 …
 
 

 一瞬光に包まれ、気がついたら同じような薄暗い場所に出ていた。
 
「む、同じような遺跡に出てしまったか?」
「ここなら出口に通じている可能性もあるわ」
「シンニュウシャ、コロス」
「何を言っているんだ?」
「あたしじゃないわよ」
「ん? なんかついさっきもこんなことがあったような?(。-`ω´-)」
 

 うわっ、でっか!
 
 転送先では、突然巨大な悪魔が襲い掛かってきた。
 ズィヴィライというドレモラの一種らしく、これまでも何度か見てきたが、こいつは巨大すぎるぞ?
 こいつの相手は緑娘一人に任せるのは大変だろう。
 

 タッグ・フォーメーション発動!
 ちなみに俺は、意味もなくパートナーに必殺技を仕掛けるようなことはしないぞ!
 それにしても、緑娘の跳躍力は規格外すぎないか?
 

 とまぁ、アークメイジと戦士ギルドマスターのコンビにかかれば、巨大なドレモラも敵じゃないわけで。
 
「えらく殺風景な場所だな?」
「おかしいわね、あたしの勘だと外に出られると思ったのに」
「ちょっとその辺りを散策しているから、このポータルから離れないように」
「はぁい」
 
 そんなわけで、転送先を探索することにした。
 いきなり巨大なドレモラにお迎えされた場所、こっそりと慎重にな。
 
 

 
 …………(。-`ω´-)
 
 見なかったことにして引き上げよう。
 
「テレポーターを潜りなおすぞ」
「どうしたのかしら?」
「ここは地獄だ」
「あら?」
 
 
 ………
 ……
 …
 
 

 どうやらポータルは一方通行ではなく、潜りなおすと元の部屋に戻れたようだ。
 右は外れだったので、今度は左に飛び込んでみたのだ。
 
 
 ………
 ……
 …
 

 同じように光に包まれた後、転送された場所はやたらと眩しい所だった。
 

「ぬ、眩しい。外か?」
「いえ、ここも地獄のようだわ」
「なぬ? って何を見ている?」
 

 振り返ると、そこは最初に見た粘板岩室の入り口――
 ――じゃなくて、なんでズィヴィライまで付いてきているのだ?!
 

 今度はタッグマッチだ、こんがりと焼いてやろう。
 まぁ一対一なら、よほどの相手じゃないと負けないね。
 例えばマニマルコより強いとか、リザカールより強いとかじゃなければな!
 
 

「ふぅ、戻ってこれた様だな」
「結局神隠しの原因は何なのよ?」
「俺が思うに、閉じ込められて彷徨って、みんな右側のテレポーターに飛び込んだと思う。それで誰も帰ってこなかったのだ」
「あたしの見解は違うわ。これは全部ジャン・マーゴの仕組んだ罠よ」
「何故だ?」
「彼は『何度かそこに行った』と言ってたわ。入れば閉じ込められるはずなのに出てこれている。それに奥まで行ったのなら、兵士の遺品が残っているのに気がついたはず。彼はヴェロシの幽霊の生まれ変わりなのよ」
「ではジャンを探して問い詰めてみよう」
 
 
 彼はそんなことをするような人物ではなく、ただの歴史研究家でしたとさ。
 結局謎は解けぬままだったけど、フローミルの氷杖らしい遺物を入手できたのでそれで良しとしよう。
 
 おしーまいっ
 
 
 
 
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©発行年-2019 らむのゲーム日記