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ハーランズ・ウォッチの怪事件 ~誘拐事件勃発か?~

 
 ダイビングロックで一晩明かした後、再びシェイディンハルへと戻ってきた。
 ログバト嬢の件を、バーズに報告するためだ。
 

「よくやってくれた! お前をガーディアンに昇格させてやろう」
「やったー、ラムリーザ聞いた? あたしガーディアンになったわ!」
「おめでとう(。-`ω´-)」
 
 なんか嬉しそうにしているから、昇格したのではなくて、元の地位に戻っただけだということは黙っておこう。
 ガーディアンになるのなら、全身に金粉をまぶして金ぴかにならなければな。開幕風のオーブがヤバいとかペトロクラウドが効かないとか、一体何の話だろう?
 
「そこでだ、お前に新しい契約がある。ハーランズ・ウォッチで失踪者の捜索をして欲しい」
「ブラックウッド商会に寝返ったのじゃないかしら?」
「ギルドメンバーではない、村の住民だ。捜索依頼を出してきたドララナ・セリスに詳しく聞くがよい。相棒よ、出撃だ」
 
 ハーランズ・ウォッチ、どこだろうか?
 聞いてみたところ、シェイディンハルからすぐ南に向かったところにある小さな集落だそうだ。
 

「こんな近くに村を作るぐらいなら、シェイディンハルの町中に住めばいいのにな」
「たぶんあれよ、この村の人たちは何か訳有りなのよ」
「まあいいか、クロップスフォードみたいなものだ」
 
 三軒の家がある村か、村と言えるのかどうかわからんが、気にしないでおこう。
 

 緑娘ソニアがドララナ・セリス、村長かな? と話をしているのを聞きながら、村を眺めてみる。
 アルゴニアンにダークエルフに、畑に居るのはカジートか。亜人が多いな。
 
「ねぇラムリーザ、沼地の洞穴ってところで奇妙な発光体の目撃情報があって、それを調べに人を行かせたらそれっきり消息が分からなくなったんだって」
「光にさらわれた、これはX-FILESの事件かねぇ?」
「夜になると現れる奇妙な発光体で、朝になると見えなくなるんだって」
「それ、幽霊じゃないのかな?」
 

 奇妙な発光体が現れたという沼地の洞窟は、どうやらこの辺りらしい。
 たしかヴァータセンの遺跡の近くか。そんなものあったかねぇ?
 

「場所的にこの川を下った先だな」
「どうするの?」
「飛び降りる」
「ちょっと?!」
 
 回り道はめんどうなので、飛び降りて進むことにした。
 まぁに大丈夫さ、足場に一ブロックでも水場があれば、どんな高いところから飛び降りても平気なのさ!
 
 
 

 沼地の洞窟辺りに近づくと、お迎えしてくれたのはウィルオーウィスプだった。
 なるほど、奇妙な発光体とはこいつのことか、たしかに言うとおりだ。
 

 複数の発光体が襲い掛かってきたので、こっちも範囲魔法で対抗する。
 こいつらは物理攻撃が効かないのだ。俺にはあんまり関係ないことだけどな。
 
 しかしこの近辺には失踪した村人達の痕跡が見つからない。骨一つ落ちていないもんな。
 やはり近くにある沼地の洞窟を探ってみる必要があるようだな。
 
「もー無茶しすぎ!」
「あ、遅かったな。ウィルオーウィスプならもう退治したよ」
「次の相手はあたしが退治する! これはあたしの仕事!」
「はいはい、よろしくお願い致します」
 
 というわけで、ドララナ・セリスの言っていた沼地の洞窟へと入っていった。
 
 

 中はトロールの巣でしたとさ。
 まぁトロールはオーガより弱いから大したことは無い。
 

 蹴ってよし、暗がりから雷撃一閃でもよし。
 
「ん、なんかあのトロールの足元に骨が散らばっているような」
「あたしの仕事なのに手を出した」
「俺も戦士ギルドの一員みたいだから、共闘してもよいものである」
「トロールなんかあたし一人で十分よ」
「じゃあ他にも居たら任せるよ」
 
 というわけで、骨を調べるために近づいてみたところ――

「あー、誘拐犯はこいつらだったのかぁ」
「ウィルオーウィスプに痛めつけられた村人を、トロールが餌食にしていたのね」
「この人はたぶんエデュアルド・デニーレって人だな」
「なんで分かるの?」
「勘だよ、勘。なんかデニーレって顔しているから」
「何それ……」
「とにかく犯人が分かった。この洞窟のトロールは一匹残らず始末するんだ」
「はぁい」
 
 そんなわけで、残りのトロールは緑娘に任せて、俺は宝漁りをしながらのんびりとトロールが退治された後についていく。
 オリンポス山のブーツとか出てきた。軽業や運動、走力などが上がるブーツだ。
 もっともそのオリンポス山ってのがどこだかわからんけどな。あったとしたら、たぶん高度は2万メートル以上ある山なのだろうな。知らんけど。
 
 ………
 ……
 …
 
「トロール全部やっつけたわ」
「よし、この事を報告しに戻ろう」
 

 セリスに村人はトロールにやられたことを知らせ、さらにそのトロールは全て始末したのでもう安心ということを伝えた。
 そのお礼として、精神と肉体の指輪などというものを頂いたりした。
 身に付けたら腕力とダメージ反射が少し上がるようだが、それほど重要じゃない。
 なにしろ腕力上昇の装備なら、タスラの海底で見つけた神々の力が100も上がるからなぁ。
 
 
 あとはこの仕事が完了したことをバーズに報告して終わりである。
 
「よくやった! だがこれ以上仕事はない。アザーンの所にも無いだろう」
「どういうこと?」
「お前は帳簿に記された全ての依頼をこなした。そういうことで、お前を戦士ギルドのチャンピオンへと昇進してやる」
「やったぁ!」
「それとアークメイジ、お前もソードマンからプロテクターに昇進。これからもがんばってくれ」
「魔術師ギルドの最高峰を、使いっ走りさせるんじゃない」
「なによ、魔術師ギルドでも使いっ走りさせられているくせに」
「…………(。-`ω´-)」
 
 しかしどうやらこれで、緑娘はバーズよりも偉くなったらしい。
 ということは、バーズとアザーンはガーディアンか
 そしてチャンピオンとなると、ギルドマスターの次に偉いポジションなのだとさ。
 たぶんヴィラヌスが殉職したので、その地位は空席になっていたのだろうなぁ……
 
 
「そういうわけでお前さんは俺よりも偉くなったわけだから、これ以上与えられる仕事はないのだ」
「ラムリーザに仕事与えたらいいじゃないのよ」
「いや、俺はアークメイジだから……」
「まぁ旧友に相談するのもいいのじゃないか?」
「旧友? 誰よ?」
「噂じゃオレインがお前を探しているらしいぜ」
「オレイン……?」
 
 
 
 
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