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聖アレッシアの石 ~盗まれた宝石~

 
「筋さえ通りゃ金次第でなんでもやってのけるわよ!」
「そうか! ならば紹介できる最後の一つの任務を与えよう! 報酬はいつもどおり600Gだがな!」
 

 意気込むのはいいが、その聞き方は何なのだ緑娘よ……(。-`ω´-)
 
 密輸人の魔の手から羊たちを救い出した緑娘ソニアは、機嫌を取り戻してアザーンから任務を引き受ける気になったようだ。
 除名処分を受けたオレインとは違う。そう、降格したらまた仕事して取り戻せ時いいのだ。
 
 アザーンからの仕事は、盗まれた宝石の奪還作戦だった。
 なんでもブルーマの礼拝堂から、聖アレッシアの石と呼ばれているものが盗まれたそうだ。
 信仰家にとって聖石は重要らしく、ブルーマにいるシロック司祭から詳細を聞けというものだった。
 
 ブルーマか……
 
 とんとご無沙汰な町だな。
 ジ・スカール先輩は元気にしているかな?
 
 

 というわけで、今度は北へ向かっての移動となった。
 密輸人から押収した羊は、とりあえずアンヴィルの自宅のベランダに放置することにした。
 どこかのタイミングで輸送することにしよう。
 
 ………
 ……
 …
 
 そしてブルーマの町である。そしていろいろと感慨深い町だ。
 俺がこの国で初めて訪れた町だし、おそらく緑娘も初めて訪れた町だろう。
 始まりの地はここからさらに北にあるペイル・パス。
 いろいろあったなぁ……
 

 そして礼拝堂がこれ。城を除いて、ブルーマで一番高い建物である。
 こんな所に簡単に泥棒に入られるなんて、やはり衛兵は当てにならんか。


 そして礼拝堂の中で、シロックに話を伺う緑娘。
 シロック司祭は剥げているわけではなく、トンスラという聖職者の正式な髪型らしい。
 河童みたいだな!
 
「それで、何だって?」
「聖アレッシアの石って、アレッシアに祝福された聖石で、それがある限り教会を災厄から守るんだって」
「それが盗まれたのなら災厄だらけって事か。で、犯人は誰だって?」
「五人組ぐらいの盗賊で、街道を東に向かったみたい」
「で、アレッシアって何かな?」
「それは聞いてないわ」
「そっか、ならばそこに向かってみよう」
 
 教会の人なら穏やかな人だろうと思うので、今回は緑娘に聞き込みをさせてみた。
 うむ、十分合格ですな。
 
 
 ブルーマの町を出て東に向かうと、そこから南の帝都へ向かう下り坂に差し掛かるのだ。
 その途中でカジートが一人佇んでいたのを発見した。追い剥ぎか?
 

「こんにちわぁ。この辺りで聖アレッシアの石盗んだ人見かけませんでしたかぁ?」
 
 む、緑娘もやればできるじゃないか。
 この如何にも追い剥ぎって感じの人(?)に堂々と尋ねるなんて。
 
「お前らは追っ手か! まったくあの石ころは財宝どころかとんだ疫病神だぜ」
「今すぐ返したら見逃してあげるわよ~?」
「ふん、俺たちも石を盗まれた。みんなオーガの群れにやられちまったよ。石が欲しいならセドールに行きな」
 

 セドール、雪山の途中にあるアイレイドの遺跡か。
 しかしホント、オーガも困ったちゃんですな。巨大なジャガイモを盗んだに飽き足らず、こんどは宝石まで盗みますか。
 

 霜降りし岩山の塔経由でセドールへと向かう。
 かつて緑娘と徒歩でブルーマからシェイディンハルへと向かった道を、今度はユニコーン二人乗りで移動。
 そういえば、アズラの祭殿とかがある雪山だったな。
 

 そしてセドールの遺跡入り口。山をくりぬいて作った遺跡か。
 いつかこの雪山の頂上を目指す必要も出てくるかもしれないな。
 
 この遺跡、前情報からオーガの住処となっているのは分かっている。
 久しぶりにこの野蛮人と一戦交えるのか。いつぶりだろ、南の方ではあまり見かけないのだよね、オーガ。
 
 
 遺跡に入って通路を進み、最初に到達した広間で早速二体のオーガが襲い掛かってきた。
 タッグマッチでもやろうというのか?

 んじゃまずは身体の自由を奪ってやろう、プリズム・スプラッシュだ。
 麻痺させて、後はこっちの思うままにいたぶってやろうじゃないか。
 

 グサリ!
 
「こら、ここからが面白いのに割り込んでくるな」
「なによ、これは戦士ギルドの仕事だからあたしが戦うの」
「俺に突破口開かせて、おいしいところだけ持っていきやがって」
 
 結局俺に麻痺させられたオーガは、緑娘に踏み殺されましたとさ。
 蹴ってよし、踏んでよしのニードルヒール。武器を履く、変な表現だがそういうことである。ただしその独特な形状ゆえ、素人は履いて歩けないという諸刃の剣。
 
 とまぁオーガの群れを予測したが、それほど数が居るわけでなく、あっさりと奥の間に到達したのであった。
 

「ねぇ、これが聖アレッシアの石じゃないかしら?」
「オーガのくせに、飾るという知能はあるようだな。ただの野蛮人ではなさそうだ」
「アザーンからの最後の仕事と言う割には、結構簡単な仕事だったと思うわ」
「まぁ一般人はオーガに敵わないからな。盗賊団ですら壊滅させられるんだ。戦闘力だけ見ればオーガはなかなかの強敵だからな」
「強敵と書いてとも(友)と呼ぶんじゃないの?」
「よし、ミソニアの友人はオーガということでいいんだな?」
「緑娘って言いそうになったでしょ」
「知らんな……(。-`ω´-)」
 
 あとはブルーマの礼拝堂に戻って、取り戻した聖石を返してあげるだけだ。
 シロック司祭からは、お礼に三本の体力回復ポーションを頂いた。要するに聖水のようなものだろう。
 
 おしまい、とっぴんぱらりのぷう
 
 
 
 
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