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自宅の購入や移動など ~汚い掘っ立て小屋~

 
 ブラヴィルでの、戦士ギルドの仕事や魔術師ギルドの仕事は終わった。

 確かこれで緑娘ソニアの推薦状は、全ての町で出してもらえたことになるな。
 
「よし、これで君も魔術師だ。早速大学に行くぞ」
「やだ、あたし戦士だもん」
「いや俺も戦士ギルド掛け持ちしているし、君も掛け持ちするんだ」
「先にオレインにマグリールが裏切ったことを報告するのが先」
「それもそうか。まぁ大学は平和だから後回しでもいいか」
 
 その前にブラヴィルでやっておくことがある。
 まだこの町で自宅は持っていなかったはずなので、城に行って自宅の権利書をもらうのだ。
 などと思いながら魔術師ギルドをを出て少し進むと――
 

 
「……なんかコソコソした人が居るぞ?」
「シッ、怪しい人に聞かれちゃうよ」
 
 なんかアルゴニアンの人が街の中で隠密行動をとってる。
 スリでもするのかな? 自分が被害にあわなければ、別にご自由にってところだけどね。
 
「それで、コロールに戻らないでどこに行くのよ」
「ここだ、ブラヴィルのお城」
 

 
「お城で何をするの?」
「家を買うんだよね。この町にも拠点を作るのだ」
「この町、なんかジメジメしていてやだ」
「まぁそう言わずに」
 

 
 ブラヴィルの領主は、レギュラス・タレンティウス伯爵。
 自己紹介に感謝する等と言っているが、意味が分からん。彼も無意味だと言っているが、それなら謎の感謝をするな。
 
「私は伯爵だが、お前に伯爵と話すような用件は無いだろう? よし、これで片付いた、下がってよし」
「いやいや、この町には自宅にできそうな場所は無いのですか?」
「それなら運河を望む質素な小屋がある。4000Gだ、買うか?」
「買います」
「どうぞ。言っちゃ悪いが、汚い掘っ立て小屋さ」
「…………(。-`ω´-)」
 
 なんかぶっきらぼうな領主だな。
 まあ別に領主がどんな人でもいいか、自宅を頂ければそれで十分。
 
 
 ブラヴィルの自宅は、町の中を流れる運河を挟んだ向こう側にあった。
 

 
「う~ん、あたし二階の方がいいな」
「いいんだよ、自宅を構えることがステータスになるだけ。気に入らなければ住まないだけだ」
 
 それぞれの町に別荘がある。これこそステータスだろう!
 本拠地はどこになるのだろうか?
 アークメイジの私室だけは勘弁して欲しいけどな。
 

「この家は、二人で暮らすこと前提になっているようだな」
「でもやっぱりジメジメしていてやだ」
「住めば都と言うじゃないか。ほら、リビングルームにも絵画が飾られていて豪華に見えなくも無いか?」
「なによ、幅が違うだけで同じ絵じゃないのよ」
 

 
 …………(。-`ω´-)
 
 手抜きの掘っ立て小屋め!
 
「あ、でも身を隠すには丁度いいかもしれないぞ?」
「別にあたし悪人じゃないもん」
 

 
「ここを見てみろよ、今から姿を消して見せます」
「手品?」
 

 
「ドロン!」
「…………」
 
 
 ………
 ……
 …
 
 
 とまぁ、馬鹿なことはやってないで、オレインにマグリールの件を報告するために、コロールへ出発だ。
 

 
「ところでさ、いつまで二人乗りで移動するのだ?」
「あたしが乗るペガサスが見つかるまで」
「そんなの居るのかよ」
「なによー、あたしと一緒に乗るの嫌?」
「嫌ではないが、ちょっと距離が……(。-`ω´-)」
「何が距離よ、一緒に寝ているくせに」
「周囲の視線がなぁ」
「誰も見ていないわ」
 

 緑娘の言うとおり、確かに街道に人はほとんどいない。たまにすれ違う巡回衛兵が居るぐらい。
 まぁ猛獣が出るような街道だ、一般市民は町から出たがらないのだろう。
 たぶんみんな猛獣を避けて、森の中などを進んでいるのだろうね。
 

 ユニコーンをかっ飛ばして、一気にコロールに到着。
 やっぱり移動は馬だね! ユニコーンと馬を同一視してよいのかどうかわからんけど。
 
 距離が近いとか言って緑娘に今更! みたいなこと言われたけど、馬に揺られていると緑娘のおっぱいもゆらゆら。
 それを押し付けたりしてくるものだから、いろいろなものがムクムクと――
 
「ムクムクはダメだってやっぱり!」
「なによ突然騒ぎ出して」
「あのさ、後ろに乗らない?」
「後ろから抱きつくの?」
 
 ……それって後ろからおっぱいを押し付けてくるってことだよな?
 それはそれでいろいろと危険だ……
 
「今の乗り方でいいです……(。-`ω´-)」
「魔法の絨毯とか無いの?」
「見たこと無いなぁ」
「魔術師ギルドなのに無いのね。空飛ぶほうきとかあってもいいと思うのに」
「君は戦士だろ?」
「じゃあ大学行かない」
「ごめんなさい、大学に行きましょう」
 
 なんか緑娘に振り回されてばかりだなぁ。
 まぁそれも悪くないけどね。
 
 ………
 ……
 …
 

「マグリールの契約はどうなった?」
「あいつね、ブラックウッド商会に寝返った。なんかムカつく奴だったよ!」
「そうか……、これが今回の報酬だ。あとお前はディフェンダーに昇格。さて、ブラックウッド商会について話す時が来たようだな」
「なんか悪の結社みたいな名前だけど、そのブラッククロスみたいなのってなぁに?」
「元々は小さな傭兵団だったのだ。だが、リザカールが牛耳るようになると、帝国軍から契約が舞い込むようになったのだ。ブラック・マーシュでの作戦の後、レヤウィンに商館を構え、いよいよ手段を選ばなくなってきているようだな」
「ブラック・マーシュってなぁに?」
「なんだ? お前はアルゴニアンの故郷を知らんのか? タムリエルの南東にある湿地帯だ。レヤヴィンからさらに東に行った所だな」
 
 俺だけでなく、緑娘もこの国の地理には疎いようだ。
 いつかまた暇になったら、地理も調べなくてはならんな。この国に永住するつのりなのならば……
 
 
「ブラックウッド商会の調査が必要だな……」
 
 オレインの深刻そうな顔を見たとき、俺は魔術師ギルドの大学へ緑娘を連れて行くよりも、先にこの問題について手をつける必要があるようだと感じたね。
 だの商売敵なのか?
 
 それとも……
 
 
 
 
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©発行年-2019 らむのゲーム日記