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スキングラード~コロール~レヤウィン ~女騎士をくっころしてみますか?~

 
 さて、スキングラードでやることは全て終わったので、一旦コロールへ戻って戦士ギルドの仕事について報告だ。

 帰り道は、グレートフォレストを横断する一本道を通って帰ることにする。
 実はこの川が、コロール辺りからずっと続いているのだ。いつか暇なときに、源流まで辿りついてみたいものだ。
 

 双子のジエメイン兄弟の住むウェザーレアを通過。
 二人で見合ったまま何をしているのだろうか? 兄弟禁断の――やめとこう(。-`ω´-)
 
 ………
 ……
 …
 
 何度も通った道なので省略。
 コロールに到着してすぐに戦士ギルドの本部へと向かった。
 魔術師ギルドの本部は帝都の大学だが、戦士ギルドの本部はコロールにあるここなのだ。なんか格落ちするなぁ。
 

「何をしている? マグリールを探すんじゃなかったのか?」
「マグリールは仕事を放棄していたわ。だからあたしが持ってきたの、この日誌」
「よくやった! マグリールには後でじっくりと話をつけておいてやる」
「で、昇進はないのかしら?」
「まだだ。レヤウィンでギルドメンバーが問題を起こしているので、すぐに向かって状況を探るのだ」
「はぁ~い」
 
 モドリンにはクネクネしないのな。
 顔色の悪いダークエルフは誘惑しない、と。
 誘惑してどうするのか一度聞いてみたい気もするけどね、まあいいか。
 
「ねぇ、レヤウィンってどこ?」
「ん、ずっと南の町。俺はそこでマゾーガ卿と騎士団を結成したことになっている」
「むっ、例の女騎士ね。くっころしてあげるから案内して」
「待て、くっころすとは何だ?」
「いいの、女騎士はくっころされたらいいのよ」
「まあいいや、どうせ会えば興味失うだろう」
 
 というわけで、今度はレヤウィンへの旅となった。遠いな……
 やっぱりユニコーンに乗って移動したいところだが、緑娘は自分の馬と対比して不満を持つからなぁ。
 街道を通っていくか、一直線に森の中を突っ切っていくか。
 
「また森の中に突入するの? 街道をのんびり進みましょうよ」
「街道の方が危険なんだけどなぁ。衛兵機能していないし、猛獣だらけだぞ?」
「それが何よ、森の中は視界が悪くて面白くない」
「そっか? 緑色は好きだぞ、緑娘とか」
「ミドリ娘って誰よ? まだ他にもあたしの知らない女関係があるの?」
「……マゾーガ卿もある意味緑娘だよ(。-`ω´-)」
 
 マゾーガ卿は顔が怖いからダメだ。
 こっちの緑娘は野望が怖いけど見た目がいいから許す。
 いかんな、見た目氏至上主義になったらあかん。
 
 ――などと考えていたら、街道脇にうずくまっていた大きな熊がこっちに気がつくと、唸り声を上げながらのそりと起き上がった。
 
「ほらみろ、この国は街道にあたりまえのように熊やライオンの出る修羅なんだよ!」
「だからそれが何よ!」
 

 そう言うと、緑娘は先ほどリリィから頂いた魔法の剣を取り出した。
 早速実戦投入ですか?
 
「あなたは見ているだけでいいの」
「はいはい、がんばってください戦士様」
 

 普通にやっつけた。
 技量とか関係ない、剣の魔力が桁違いだから、ぶつけてやるだけで勝てる。
 ある意味、いや、文字通り魔法の武器だね。
 

「どう? 恐れ入ったかしら?」
「退治した後も痛めつけるのな。それ刺さっているだろ?」
 
 尖った針付き靴で上に乗るんじゃない。
 ま、敵は既にくたばっているからどうでもいいけどね。
 あと緑娘の力じゃない、魔力の剣の力だからね。俺は知っている。
 

 さて、帝都が見えてきた。
 やはりレヤウィンは遠い。緑娘を説得して、ユニコーンで移動することにしよう。
 

「え~、あたしの馬なんか地味だからや~なの」
「馬に派手とかそんなのどうでもいいから、レヤウィンは結構遠いのだぞ?」
「じゃあペガサスを探してよ。あたしそれに乗るから」
「無理を言うな、我侭を言うな」
「それじゃあたしもユニコーンに乗る」
「は?」
「ほら、あなたも乗って!」


 
 …………(。-`ω´-)
 
 これでいいのか?
 ユニコーンは処女以外だと暴れだすというのは、単なる伝承に過ぎないのか?
 過去に俺とやったという非処女と、野郎の俺が乗っているのだが、とくに何も問題が起きないようだ。
 ひょっとしてこいつ、ユニコーンに似た別の生き物なのか?
 それともデイドラに反して命を救ってやったことに対して恩義を感じているのか?
 それならそれでいいが、緑娘が乗っても怒らないのはなんだ?
 この緑娘は偽非処女か? って意味分からん!
 それとも俺たちは、性別を超越した何か特別な存在なのだろうか……
 

 とにかくこれで移動は楽になった。
 
「あのさ、馬の二人乗りって普通後ろからしがみつかない?」
「あたしが後ろなんてやーの」
「別に前とか後ろとか気にしなくてもいいと思うけどなぁ」
「ここからじゃないとお互いに見つめ合えないじゃないの」
「いや、それ危ないからね。俺はちゃんと前を見て進むからね」
「やーん、あたしを見てぇ」
「ええい、邪魔だ!」
 
 なんだこのバカップルはw
 それでもユニコーンで駆けられるのはよいことだ。
 熊が出ても山賊が出ても振り切れるからね。しっかりとしがみついてろよ、緑娘!
 

 ブラヴィルを素通りして、荒れた街道、旧街道を通過する。
 
「この辺りに刑務所の残骸があったりするんだよね」
「オカルトスポット? なんだか面白そう、行ってみましょうよ。オカルト研究会を立ち上げるからさぁ」
「何も無いから。あと、遺跡で幽霊と死ぬほど戦ってきたので、今更オカルトスポットで興奮しないよ」
 
 普通に幽霊とか出てくる国だからな。
 魔法自体が超常現象のようなものだし、別に今更驚かない。
 

「さて、ここが白馬山荘。白馬騎士団の家だ」
「ふーん、それで?」
「中にマゾーガ卿が居る(。-`ω´-)」
「あっ、行く! その女騎士、くっころしてやる!」
 
 ………
 ……
 …
 

「はい、こちらが白馬騎士団のマゾーガ卿です」
「あっ…………」
「マゾーガ卿、こちらが戦士ギルドでがんばっている魔術師ギルド準会員のミ――ソニアという娘です」
「はじめましてソニア、私のことはマゾーガ卿と呼ぶように。それと返答は常にイエスだ。そして前と後ろにサーをつけろ」
「…………」
「なにやらこの娘は、あなたのような聡明な女騎士様をくっころしたいそうで、つれてきたものです」
「そのくっころとはいったい何なのだ? 私も騎士だ、受けて立とう。私をくっころしてみたまえ」
「…………」
「すみませんね、この娘、こんな派手ななりをしている癖に非常に内気なもので」
「ラムリーザの友人は私の友人でもある。気楽にしたらいい」
「…………」
 
 緑娘は腰に手を当てたまま、最初に一言つぶやいたきり硬直している。
 おそらくこの女騎士の美しさに絶句しているのだろう。
 作り笑いを浮かべて、必死で平常心を保っているみたいな感じになってんのw
 
 それ以降、緑娘はマゾーガ卿のことで俺に何も言ってくることは無くなったのであった。
 わかりやすい娘だ、アリーレさんやリリィの時はあんなに必死だったのにな……(。-`ω´-)
 
 ところで「くっころす」とは、一体何のことだったんだろう?
 
 
 
 
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©発行年-2019 らむのゲーム日記