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シェイディンハルからブルーマへ ~麓ルート~

 
 さて、シェイディンハルでのんびりしているのもいいが、戦士ギルドの仕事も進めなければならない。
 バーズの話では、次の仕事はアンヴィルのアザンから受けられるかもしれれないという話だ。
 それと、戦士ギルドの本部はコロールにあるので、一度顔を出して置くようにとも言われた。俺は一度会っているけどね。
 そういうわけで、一旦ブルーマへ引き上げることにした。霜降りし岩山の塔についての報告もしなければならないしな。
 

 さらばシェイディンハル、お前のことは忘れない!
 
 などと感慨にふけっていると、オーガに襲われたりした。
 こんなに近くまでオーガが来ているのに、衛兵は何もしないのな。というより、東門周辺には衛兵がおらん。これでいいのか?
 
 しばらく北へと進むと、武装したカジートが待ち構えていたりした。
 
「金を出しな、それか着ているものをよこしな」
「おー出たな、追い剥ぎ。この国で一番稼げる同業者! しかしそう思い通りには行かないぞ!」
「えっ? 追い剥ぎ? 敵なのね?」
「お嬢ちゃん、着ている物をこっちによこしな」

 ザックリ。
 哀れ追い剥ぎは、眉間をぶち抜かれてお陀仏しましたとさ、ちゃんちゃん。
 こちらは傍から見たら武器を持っていない丸腰の二人組みだけど、魔術師と、なんだろこの緑娘は、グラディエーターとでも言っておこうか?
 他に類を見ない独特な体術で戦うから、敵は正直対処に困ると思う。いざとなったら、魔力の大鎌を取り出すからなぁ。
 

 さて分岐点。
 ここから右へ向かえば、山道を通って霜降りし岩山の塔経由でブルーマへと向かえる。来た道でもある。
 左の道は、山脈の麓を通る道だ。初めての道なので、今回はこちらを通ってみようと思う。
 ちなみにこの北の山脈は、ジェラール山地と言う名前らしい。シロディールとスカイリムの国境でもある。
 
 途中に山賊のキャンプなどがあったりする。
 山賊は退治して、そのキャンプについてだが――

「冒険者になるには、こんなところで寝る技能もなければならないぞ。俺は何度か寝たことあるけどね」
「うーん、あなたと一緒に寝られるならどこでもいいけど……」
「このテントは狭いからな、二人入るのはちょっとね」
 

 キャンプの先には池があったりする。
 北への道もあるが、そっちに向かうと山道ルートに合流してしまうので、南へと進路を向ける。
 あまり北の方は景色がよろしくないな。やっぱりコロールとかシェイデンハル付近の景色がいいよね。
 

 途中、何を作っているのかわからない小屋があったりした。
 

 中に入ってみたけど誰も居ない。木製の機械が、水車の力で動いているだけ。
 この周辺には無人の製材所がいくつかあるらしい。何のためにあるのか、何を作っているのか、さっぱりわからん。
 
 仕方が無いのでこの小屋のことは忘れて先へと進む。西へと進んでいけば間違いない。

 すると、ゴブリンが倒れていたり、目の前には洞窟があったりした。
 なんだ、先日戦士ギルドの仕事で向かった洞窟は、森の中を突っ切らなくても普通に道を通って行けたのか。
 あの時は仕事優先でそれ以上探索せずに街へと引き返したが、今日はさらに西へと向かっていくぜ。
 その途中に、またゴブリンが倒れていたりするが、霊峰の指ですっ飛ばされた奴だろう。無視無視。
 

 山道に階段が設けられているところもある。
 誰かが住んでいるでもなし、ここにだけ階段があるのは不自然。
 だれが何のために作ったのか? ひょっとしてここだけは、階段がなければ坂が急すぎて登れないのだろうか?
 

 さて、また分かれ道。北か西だ。
 北はなんかヤバいのが居るので、西にしようw
 

 と思ったけど、既に見つかっていて襲い掛かってきたので、水の塊を放出して動きを封じる。その隙に逃亡だ。
 ミノタウロスはなかなか厄介な敵だから、あまり相手にしたくないものである。
 

 などと、折角戦いを回避したのにもかかわらず、西の道にもミノタウロスが待ち構えていた。
 街道に猛獣が出る国だ。こうした人里離れた場所に、何も出ない保証は無かった。
 一番安全なのは森の中。しかし森の中は歩くのが大変なので、ユニコーンが欲しいところだ。
 
「逃げてばっかりじゃつまんない! こんな牛男、あたしがやっつけてやる!」
「君のパワーはいくらかな?」
「あたし? 百万パワーぐらい?」
「残念だったな、その牛男は一千万パワーだw」
「普通の蹴りで百万パワー、踵に針をつけてさらに百万パワー、いつもの二倍のスピードで蹴り上げて四百万パワー、さらに――」

「――省略! これで千二百万パワー!」
 
 鋭く蹴り上げた足、というか踵の針は、ミノタウロスの鼻の穴へブッスリ!
 
「やっ、やだっ、何これ気持ち悪いっ!」
「鼻の穴に針を刺しただけだな。ってか場所が悪いよ、こっちが低いところに居るから得意の上段蹴りも威力が半減しとるね」
「うわわっ、たっ、助けてっ!」
「ほらっ、一応敵がひるんでいる隙に逃げろっ!」
 
 ミノタウロスは、鼻の穴に針を差し込まれたことでひるんではいる。
 その隙にさらに西へと逃げ出し、俺は振り向きざまにこいつにも水の塊を放出してやる。

 一時しのぎの水の玉とでも名づけようか? それともジャンボシャボン玉――、うーん、いまいち(。-`ω´-)
 まあいい、ウォーター・グローブでいいや。
 

 つり橋の上、遠くに帝都の塔が見える。白銀の塔だっけな。
 
「やっだもう、踵に汚いのがべっとり……」
 
 緑娘ソニアはガンガンとつり橋の木の板で踵を踏み鳴らしてミノタウロスの鼻水(?)を落とそうとするが、ねっとりとからみついてなかなか落ちない。
 
「汚れたボールの洗い方。まずは汚れたところに土を塗りたくるんだ。すると土が汚れを吸い取ってくれるから、あとはその土を払い落とすだけでいい。その要領で洗えばいいじゃないか」
「はやくつり橋渡っちゃいましょうよ!」
 
 釣り橋には土が無いので、さっさと渡って行ってしまった。
 ここからの眺めが良いのだけどなぁ。ただし木の葉の色がいかん。やっぱり木の葉は鮮やかな緑じゃなければね。
 

 熊が出現した! コマンド?!
 
「またぁ? せっかく綺麗にしたのに!」
「なんだよ、武器は返り血などで汚れて当然じゃないか」
「それはそうなんだけど……」
 
 なんとなく読めてきた。この緑娘、実戦はここに来てからが初めてだ。
 これまでは故郷で、練習用のサンドバッグのようなもの相手に蹴り技の練習を繰り返してきたのだろう。確かにその技量はなかなかだ。踵の針を正確に敵へ刺すことができる。
 しかし、それによる返り血や体液などが付着するということまでは計算に入れていなかったらしい。
 その辺りは、剣や斧を使っていても同じなのだが、こういったことは初めてなんだろうな。
 その点魔法は便利だ。返り血とか考慮しなくていいからな!
 

 俺は、若干戦意喪失気味の緑娘の隣で、豪快に魔法をぶっ放してやった。
 これで戦士ギルドを極めて世界征服とか言わずに、大人しく魔術師ギルドの一員として平凡に過ごしてくれればいいのだけどな。
 

 さて、熊を焼き殺して先に進むと、再び分岐点に出てきたが、ここはどうも見覚えがある。
 この道は、霜降りし岩山の塔からシェイディンハルへ通じている道じゃないのかな?
 右に行ったら戻ってしまうだろう、ここは左に進むべきだ。
 
 後は同じ道だから、一気にブルーマまで行ってしまおう。
 

 やはりどこからでも、帝都のあの塔は目立つものだな。
 うまく作っているよ、この国は。
 
 
 
 
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