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ケーメンの遺跡にて ~死霊術師の残骸~

 
 シェイディンハルでのんびりしていたところを、魔術師ギルドのマスターであるディーサンに呼びかけられた。
 なんでもファルカーについてよからぬひとが発覚したらしい。
 うーむ、死霊術師の猛威が再び襲い掛かってきたのか?
 俺は、緑娘ソニアの推薦状を書いてもらうついでに、久しぶりにシェイディンハルの魔術師ギルドへと向かっていった。
 

「アークメイジ、この街の北東にあるケーメンの遺跡をご存知ですか?」
「イケメンなら俺のことだが、ケーメンは知らん!(`・ω・´)」
「自信過剰……」
 
 なんか横から突込みが入ったが気にしない。
 ディーサンも俺のことはイケメンだとは思っていないようだ、まぁアルゴニアンだしな。
 たぶんアルゴニアンから見たら、ダ=ルマは美少女なんだろう。
 
「そのケーメンの遺跡のほうから、ゾンビが出没しているという噂を聞いたのです」
「ゾンビかぁ、死霊術師が作っていたやつだな」
「前ギルドマスターのファルカーも、一時期その遺跡に隠れていたという話も上がっています」
「要するに、その遺跡に死霊術師の置き土産があるかもしれないってことですね?」
「そうです、誰かに調査をして頂きたいのですが、何分皆多忙なことで」
「相変わらず多忙ですか。それじゃあこの娘の推薦状を書いてくれるなら、この娘と一緒に調査に行きますよ」
「それはありがたいです。で、そのお嬢さんの名前は?」
「あたしはソ――、ミリア・ランザルツよ」
「だから今更偽名を使うな、ソニア・ルミナスでお願いします」
「わかりました」
 
 というわけで、ケーメンの遺跡へと向かうことになった。
 死霊術師は壊滅させたはずだけど、まだ残骸は残っているってことなのだな。
 吸血鬼、死霊術師の残党、山賊に追い剥ぎ、敵はまだまだ多い。
 

 シェイディンハルの東門から出て、そのまま北東へと山道を登っていく。
 シロディール北部は山が多いねぇ。この山を越えて北に向かえばスカイリムだという。雪国だろうな。
 

 山道は途中から未舗装の道へと変わる。
 山奥の遺跡に篭る死霊術師、まぁそんなもんだろう。
 ゾンビ作るぐらいなら、普通に蘇生させればいいのに。ジュラーエルが目指していたようにな。
 

 というわけで、ケーメンの遺跡に到着。やはりアイレイドの遺跡だったか。
 死霊術師って、アイレイドの遺跡に篭るのを好むんだよね。やっぱり魔力が残っているのかな?
 
 では早速突入!
 

 ゾンビにゴーストか、確かに死霊術師の残骸だ……(。-`ω´-)
 肉体はゾンビに、精神はゴーストに。あれはひょっとしたら一人の人間から作られたものかもしれない。
 

 二人がかりで一気に退治する。
 物理攻撃はゾンビには有効だが、ゴーストには通用しない。適所適材で戦おう。
 ちなみに緑娘は、ゾンビを蹴り刺したら汚い汁がついたなどとぼやくけど、知ったことか。
 返り血は気にしないのに、腐った体液は気にするのな。スプリガンの樹液とか。
 

 リッチまで呼び出しているとはな。
 マニマルコはリッチを召喚していたし、死霊術師とリッチは深い関係があるのだろう。
 
 ひとまず遺跡の中に沸いているアンデッド集団を殲滅させることを目的の一つとして、ゾンビ、ゴースト、骨等を見つけ次第やっつけていくことにした。
 

 途中、天井から刃が落ちてくるような仕掛けがあったりする。
 止める手立ては無いので、タイミングよく駆け抜けるか飛び越えるかしなければならない。
 ちなみにここでゾンビに追いかけられたが、ゾンビは刃の下敷きとなって自滅していたりする。どんくさいやつめ。
 
 ゴーストはもっぱら俺の魔法の餌食になっていたのだが、なにやら緑娘もゴーストと戦うとか言い出した。
 
「いや、ゴーストに蹴りは通用しないって」
「あたしにはこの魔力の鎌があるっ!」
 

 あー、それがあったね。
 うん、これは君の推薦状を出してもらう仕事なのだから、残りのアンデッド退治は任せたよ。
 

 遺跡には定番の、ウェルキンド・ストーンやヴァーラ・ストーンもあったりする。
 こちらの白い石は数が少ないので貴重品なのだろう。何に使うのかは今度調べておく。
 
 こうしてケーメンの遺跡を、アンデッドを退治しながらいろいろと見て回っていく。
 死霊術師は既に撤収したのか、一人も姿を見せない。ゾンビだけが後に残されたのだろうな。
 
 そして最深部、実験室みたいになっている場所で、興味深い光景に遭遇したりした。

 
 …………(。-`ω´-)
 
 黒魂石がどっさり。
 ファルカーが二つ隠し持っていただけで大騒ぎになったのに、ここには十個以上転がっていたりする。
 たぶんファルカーは、ここで黒魂石を集めながら研究していて、二つほどギルドに持ち込んでいたのだろう。
 まぁ俺は、巨大な黒魂石を持っているけどな!
 
「気持ち悪いわね、これどうするの?」
「うーん、以前この石をギルドで見つけたときは、『事態は想像以上に深刻』とか言って評議会に提出するってなったね」
「じゃあ持ち帰って評議会に提出しなちくゃ」
「評議会、崩壊したんだよなぁ。だから今は、アークメイジが一人で判断しているんだ」
「じゃあアークメイジに届けなくちゃ」
「アークメイジ、俺なんだけどな……(。-`ω´-)」
「…………」
 
 今では事態ではなく、残骸が想像以上に深刻なのかな?
 とりあえず俺達は、この大量の黒魂石をギルドへと持ち帰ることにした。
 
 ………
 ……
 …
 
「ディーサンさん、アンデッドは殲滅しましたが、大変なものを見つけました」
 
 どうでもいいけど、なんか二重敬称みたいになっちゃうな、何がディーサンさんだよ。マスターディーサンでいいじゃないか。
 
「大変なものとは何でしょう?」
「ここで広げると大騒ぎになっちゃいますから、後で地下室に来てください」
 
 二つで大騒ぎだもんな、この数を見たら何が起きるのやら。
 俺はファルカーの使っていた地下室へと降りて、テーブルの上を片付けて戦利品を並べておいた。
 しばらくして、ディーサンがやってくる。
 
「こ、これは……」
「はい、こんなものが遺跡の中にゴロゴロと」
「苦労して持ち帰ったんだから、大事にしてよね」
 

 普通に説明する俺と、何故か得意げになっている緑娘。
 そして、この黒魂石の山を見て、頭を抱えるマスターディーサン。
 
「ええと、急いで評議会に、いえ、評議会はもう解散、急いで……」
「落ち着いてくださいマスター、これをどうしますか?」
「急いでアークメイジに報告して対処してもらわなければ」
「アークメイジは俺です。って俺が対処するのかよ?!」
「なんとかしてください!」
「どうすればいいのですか?!」
 
 えーと、黒魂石の処分の仕方ってどうするんだろ?
 道端に捨てていたら、拾った人が死霊術師化するかもしれないから遺棄はできないし……
 とりあえず緑娘ソニアの推薦状は書いてもらうことになったが、厄介な荷物を背負い込むハメになってしまった。
 山賊とかの魂でも取り込んで消費するか?
 
 
 
 
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