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開かれた秘境の扉 後編 ~懐かしの場所、懐かしの奴~

 
 ブルーマの伯爵夫人ナリナの依頼で、アカヴィルの宝であるドラコニアの狂石を求めてペイルパスへと向かっている。
 竜爪岩、センチネルと、伝令の日誌や地図を頼りに旅を進めているが、この道はいつか来た道。
 俺がシロディールへとやってきた道を、逆に辿っているのであった。
 

 シロディールとペイルパスを繋げている洞窟、ここは「蛇の抜け道」と呼ばれているらしい。
 途中には伝令兵らしき者の遺骨が横たわっていた。手には、なにやら石版が握られていたが、何が書かれているのかさっぱりわからない。
 たぶん伝令兵の日誌にあった命令書だろうが、白骨化するということはかなり昔の話なんだろうな。
 
 初めてここを通ったときは、野蛮なオーガとか、蜘蛛とかネズミがたくさん居たのだが、その時に全部退治していたので今回は何もなし。
 

 そうして蛇の抜け道を通り抜けた先に、ペイルパスが広がっていた。
 そうか、ここはペイルパスと呼ばれる僻地だったのか。
 俺は数日間、ここで一人で暮らしていたんだぞ? ここに来るまでの記憶は欠如しているので、それ以前の話はできないが……
 

 やー、懐かしいなぁ。
 結局誰も住んでいない塔。今でも無人、後で久しぶりに泊まっていこうか。
 
 などと考えながら、ペイルパスの思い出の地をぶらぶらしていると――

「やあ、また会ったなこの野蛮人が!」
「がうっ!」
「がうじゃねぇ、巨大なジャガイモを盗んだりする奴め!」
 

 こいつに対しては容赦しないことにしている。
 何も知らなかった頃、こいつと仲良くしようと考えていたことが恥ずかしい限りだ。
 オークは知的だが、オーガはアカン。抹殺対象!
 マラキャス? 知らんな……
 
 このペイルパスで、レーマン軍の本営である場所だと考えられるのは、先ほどの塔か、半分崩れた遺跡のどちらかだ。
 時代的に考えて、新しい塔はそれだと考えにくいので、やはり古い遺跡なのだろうな。
 

 この地で暮らしていた時に、何度か訪れた遺跡へと向かうが、そこにもやっぱり野蛮人は巣食っていた。
 こいつら全滅させたはずなのに、またどこからか沸いて出てきているのな!
 元はどこだ、元を断たなくては意味が無い。オーガはどこからやってくるのだ!
 

 というわけで、遺跡である。
 初めて来た時は鍵がかかっていたので、解錠の魔法を使って入ったが、そういえばナリナ夫人から昔の鍵まで預かっていたな。
 無理矢理入って骨を退治して回ったが、そうか、レーマン軍の成れの果てだったのか、あの骨の群れは……
 

 以前訪れた時に、骨は全て退治して刀を全部回収していたので、今回は何も出てこない。
 ここで分からなかったことは、一番奥に居た幽霊だよな?
 確かあの時幽霊は、「伝令よ、お前の到着を待ちわびていたぞ」と話しかけてきたはずだ。
 レーマン軍がどうとか、アカヴィル本国からの通達は何かとかそんなことを聞いていた。
 あの時は何が何だかさっぱりわからなかったが、そうか、昔の戦争について語っていたのだな……(。-`ω´-)
 
 というわけで、幽霊の居た一番奥の部屋へと再びやつてきたわけだが――

 幽霊は問答無用で襲い掛かってきた?!
 やばい、こいつはアカヴィル軍で、帝国の敵か?!
 なんだろ? 骨を全滅させたのが悪かったのか、それとも宝を取りに来たということがバレたのだろうか?
 
 仕方が無いので退治することにした。

 新必殺技、ウエスタン・ラリアット!
 
 アークメイジなのに、なぜか体術!
 魔導師は武器を持たない。だから、いざというときのために、武器を持たない白兵戦も鍛えておくものさ。
 逮捕一直線のラムリーザキックとかね。
 なぜ体術を使いこなせられるのかはわからん。でもなんだか身体が覚えているんだよ。
 

 幽霊を退治すると、部屋の奥の壁が開いて、奥にある小部屋が姿を現した。
 うん、同じ場所でも改めて探索して見ると新しい発見があるんだな。
 

 その小部屋の奥に、いかにも重要そうに飾られている首飾りを発見した。
 ドラコニアン・マッドストーンと呼ばれているドラコニアの狂石だろうな。
 しかしドラコニアンって何だろう? アルゴニアンの亜種か何かかな?
 
 ………
 ……
 …
 
 以上で、秘宝を探す旅は終了。
 秘宝を持ち帰るのに急ぐ必要もないし、ブルーマギルド再建には時間がかかるみたいなので、数ヶ月ぶりに戻ってきた懐かしの塔に立ち寄っていくことにした。
 

 うん、僻地じゃなければここに住むのも悪くない。
 誰が住んでいるのか、誰のために作られた塔なのかわからないが、けっこう住み心地は良いんだよ。アークメイジの部屋とは大違いだ。
 アークメイジの権限がどこまであるのか分からないが、このペイルパスに魔術師大学を遷都しようかのぉ
 そして俺は、ここに住むのだ。
 

 天蓋付きのベッドもある。貴族や王族にでもなった気分だ。
 
 ん、ギルドの再建が終わるまで、ここにしばらく滞在するのも悪くないな。
 
 
 
 
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