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この青空に約束を― 第百七十六話 当て馬 ~後編~
- 公開日:2020年12月10日
この青空に約束を―
第百七十六話あらすじ
二年前――。
奈緒子が航をデートに誘ったのは、航の思惑とは違うものであった。
卒業式の日、航は奈緒子と再会して、最後のキスを交わす――
実際のプレイ
注 : この動画では、プレイヤーが雑談やツッコミを入れながら進行していく形を取っています。
そういうのが苦手な方は、再生しないことをお勧めします。
どうしてもしゃべりの入っていない物が見たい方は、ここをクリックしてください。
軽く感想など
今回は、奈緒子編Act2第六話「当て馬」の続きです。この話でAct2は終わり、次回からAct3に突入します。
内容は前回に引き続き二年前の話。航は奈緒子がデートし、先輩の存在を知り、奈緒子の傍から離れると言ったもの。
再会したのが、一気に日が飛んで、高見塚学園の卒業式の日となっています。
今回の話で、奈緒子の言う先輩の存在が初めて表に――は出てこないけど、そういった存在が居るってことを示してきます。
確か、後々にもこの場面での会話は、先輩の台詞付きで再現されてたと思う。うろ覚えだから違うかもしれないけど。でも確か山の頂上かどこかで語っていた記憶があるのよね。
先輩の名前は、毎回ラストのスタッフロールで登場しているから知っているけど、辻崎先輩なんだよね。
それと、デートの内容も二度目と似たようなものか。航の服を買って、飛行場に行くと。
あとは航が奈緒子のことを「憧れの人」と明言してくれたことかな。やはりその設定の記憶は間違っていなかったか。
奈緒子の部屋でのやり取りを、まぁ仕方がないとはいえキスまでに留めているのは、この場面に関して言えば、話として弱くなってしまうかなってことです。
確かオリジナル版では、初めての肉体関係というものを強調していたと思うのですが、流石にそこはVITA版ではそのまま再現できないから仕方ないということで。
でもキスなら、現地点での二度目のデートで、飛行場でやっちゃうのよね。それに関して奈緒子が咎めないというのが、やっぱり話のつじつまが――ってなると思うのです。
たぶんね、確か肉体関係も誓約に含まれていたような気がするのよ。でもキスまでは明言していないから、許したと取れるわけです。
それだとこのVITA版では、キスを誓約に含むのかな? それだと飛行場でそっちも誓約違反になってないかな? ってことなのよね。
なんだかいろいろと、18禁から通常版への改変方法が楽しみな奈緒子編です。誓約はどうなっているのでしょうか?!
ちょっとおまけ、奈緒子の部屋の過去と現在について。
カレンダーの絵が違うところは細かいとして、大きな緑色のポスターが過去には無いのですよね。
それと、枕元の時計と写真立て(?)が過去には存在しません。
勉強机の上にも、写真立てや小物が過去から増えていますね。あと本棚の上に、箱が追加されています。それと、ちゃぶ台の上に本が追加。
全体的に小物が過去と比べて増えているってのが、なんだか生活感を感じられる気がします。
逆に、過去にしか無かった物は存在しないのよね……
さて、今回もオリジナル版とVITA版の違いを見てみましょう。
ざっくり言えば、奈緒子の部屋に来て「だから…大丈夫」以前に変更点は無し、それ以降はオリジナル版だと18禁、VITA版だとキスまでと物語を作り変えているってことですね。
だからエッチシーンの代わりに、キスしている絵と、奈緒子の胸で泣いている航の絵が新しく追加されているというのもあります。
以上。
それでは今回はこのぐらいで。
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