サレシ農場にて ~シンデリオンの後を継ぐもの~
さて、集めたクリムゾン・ニルンルートは、サレシ農場のアブルサ・サレシに届けるといいみたいだ。
サレシ農場はリフテンからしばらく北西に向かった所にあった。
農場かぁ……
奥にぼんやりと光ったところがありますねぇ。
あれは一体何でしょか。
そのうすぼんやりと光っている農場の奥に行くと――
ニルンルートだ。
ということは、この人がアブルサ・サレシ?
ラムリーザ「あ、ダークエルフだ、血をもらおう」
リセッテ「違うでしょw えーと、シンデリオンの遺品を見つけたのですが」
アブルサ「いつかこんな日が来るとは思っていました」
リセッテ「アブルサさんですね、旅行記には貴方の名前が書かれていました」
アブルサ「いつか、彼のあとを継ごうと思います。彼がしてくれたことを考えれば、それがせめてもの恩返しです」
ふーん、やっぱりシンデリオンと関係有りか。
シンデリオンとの関係を聞いてみると、彼女は若い頃、彼の元で学ぶようにシロディールのスキングラードに行ったのだと。
アブルサ「変わったアルトマーでしたよ。自分のことはそっちのけで研究に夢中でした。それも、宿屋の地下室に住んでいたのですよ」
リセッテ「変わったアルトマーでした。自分のことはそっちのけで、シロディールの守護者の文献漁りに夢中でした」
ラムリーザ「なんね」
その後スカイリムでは、アブルサは大噴火の時にモローウィンドから非難してきて、この農場に来たと。
その後シンデリオンが尋ねてきて、しばらくいっしょに過ごしたと。
ラムリーザ「ところで、ダークエルフの血をもらいたいんだが……」
リセッテ「こほん、クリムゾン・ニルンルートを持ってきました」
アブルサ「ずいぶんたくさん持ってきたんくですね」
ラムリーザ「30株集めるとか書いていたからな」
アブルサ「シンデリオンの書き付けを全部調べてみて、クリムゾン・ニルンルートやその特性について、もっと情報を探そうと思います」
アブルサにクリムゾン・ニルンルートを渡すと、お礼に「ニルンルートの公文書」という本をくれた。
別にニルンルートに興味無いんだけどなー。
あと、シンデリオンの大発見とやら言う力を入手したぞ。
錬金術やらないんだけどなー
リセッテ「ニルンルートを部屋に飾ったら、部屋が光って神秘的になるかもよ」
ラムリーザ「ならばいっそブラックリーチに引越し?」
リセッテ「う~ん……」
ラムリーザ「悩むな」
ところで、アブルサは見た感じひどく疲れているようだった。
ラムリーザ「なんか困ってるん?」
アブルサ「分かります? はあ、もう手一杯なんです」
農場の用事や、ニルンルートの生育、アデュリという妹の管理をしているだけで一日が終わってしまって大変だと。
そこでニルンルートの生育に必要な「ジャズベイ・ブドウ」というものを集めてきてくれたら助かるというのだ。
とりあえず20個ほど。
まぁ、旅先で見つけたら届けるよ、としか言えない(;´ー`)
さてと――
ラムリーザ「あ、忘れるところだった。ダークエルフの血をくれ」
アブルサ「あなた吸血鬼?!」
ラムリーザ「違う……、けど血が要る……(´・ω・`)」
アブルサ「…………(¬_¬)」
リセッテ「他の方法で入手しましょうよ……」
ちゃんちゃん
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