霊魂の確認 ~ルーンの刻まれた辞典~
俺達は、しばらくの間ソルスセイムに滞在していた。
どこに行っても、ミラークを倒した英雄と祭り上げられるので、スコールやテル・ミスリン等で日々過ごしていた。
ラムリーザ「マターリ、マターリ(´ー`)」
リセッテ「ひょっとして亡命してるつもり?」
ラムリーザ「こほん、ここでは英雄なんだ」
リセッテ「昔の自慢ばかりしていたらどうなるかしってるのかしらw」
ラムリーザ「剣は振り回してないぞ」
リセッテ「あら、これは何かしら?」
マターリしながら、これまでの戦利品を整理していたところ、リセッテはあるものを見つけ出した。
辞典?
リセッテ「この辞典って、アバンチンゼルに返してきたんじゃなかったかしら?」
ラムリーザ「知らんなー(´ー`)」
リセッテ「ひょっとして仕事を忘れているんじゃないの?」
ラムリーザ「うん、忘れた」
リセッテ「ちょっと、思い出しなさいよ」
そんなこと言われても、これまでにいろいろなことがありすぎていちいち覚えてられないもんだ。
「どうせ暇なんだから、これまでのこと思い返してみて」とリセッテに言われたので、いろいろと思い出してみた。
ルーン文字の刻まれた辞典……(。-`ω´-)
辞典……(。-`ω´-)
思い出すのに時間を要したが、しばらく考えてたらそれが何か思い出した。
アルフスタンドからからブラックリーチに行ったときだ。
そこで星霜の書を得るために使用したものだった。
たしか、セプティマスというじいさんからもらったやつだな。
星霜の書を得る時にはめ込んだ鍵だ。
そういえば、その後返すのを忘れていたなー(;´ー`)
リセッテ「そこに返しに行ってみましょうよ」
ラムリーザ「また冒険行きたい病発生?」
リセッテ「違うでしょ、仕事はきちんと終わらせなくちゃ」
やれやれ……
休暇はこれまでかー。
仕方ない、再びスカイリムに帰るか。
………
……
…
セプティマスが住んでいるのは、ウィンターホールドの北であり、スカイリム最北端にある孤島だ。
かつてジェイザルゴ達と行ったときは、流氷の上を渡る命がけのアスレチックだったが。