スコールの村にて ~戦いは終わった~
ウルフ「お前にはオオカミの血が流れている。スコールの友よ」
ラムリーザ「いや、流れてないない」
スコール村のウルフは、相変わらず俺のことをオオカミ呼ばわりしやがる(。-`ω´-)
さて、そのウルフの兄弟であるトルキルドと一悶着あったので、その顛末を語るためにスコール村にやってきた。
ウルフに用があるのだが、なんか知らんけど人だかりができてしまったよ。
何故集まる?
とりあえず、トルキルドが持っていた手紙を、ウルフに差し出した。
ウルフ「これは彼の筆跡だ、間違いない」
じっとウルフは手紙を見据え、そう言った。
ウルフ「俺は正しかったようだな。彼はあの手に乗って……。これをどこで見つけた?」
ラムリーザ「いや、いきなり熊に変身して襲い掛かってきたから(;´ー`)」
リセッテ「ウェアベアだったわ」
ウルフ「わ、分かった。それは誰にとっても望まない存在だ。彼を速やかに始末した事を願う」
ラムリーザ「速やかに始末しなければ、こっちがあぶなかったけどなー」
ウルフ「心を平穏にしてくれてありがとう。これで、全創造主があの世で彼に慈悲をかけるよう願える」
これでウェアベア騒動は終わりだ。
ウェアウルフのシンディングの様に、理性あればよかったのだけどな……
正気を失って襲い掛かってきたのだから仕方ない。
フリア「感じるわ。樹の岩は再び解き放たれた。土地がもう一度一つに結び付けられたわ」
そう語りかけてきたのはフリアだ。
フリア「という事は、終わったの? ミラークが負けたの?」
ラムリーザ「終わったよ、ミラークは倒した」
フリア「じゃあ父の犠牲は、無駄ではなかったのね。彼は私達を解放するために死んだんだわ」
そう、彼女の父は、ハルメアスの知識との代償に命を失ったのだ。
フリア「教えて……、あれが唯一の方法だったの? 彼は死ぬしかなかったの?」
ラムリーザ「スルトンの助けがなければ、ミラークを倒せなかっただううな……」
気が付けばまた何人か集まってるし(;´ー`)
どうした? そんなに俺の話が珍しいか?
フリア「じゃあ、彼の言葉通り、全創造主のご意思だったのね。疑うべきじゃないのはわかっているけど、聞けてよかったわ。ありがとう」
うむ、ソルスセイムはいろいろと犠牲はあったものの、今は平和なのだ。
ソルスセイムを見て回るのも悪くない。
スコール村を立ち去ろうとしたとき、フリアは忠告してきた。
ハルメアスが、ミラークを倒すために俺を仕えさせたというのだが、それ以上の誘惑に乗ってはダメ、と。
全想像主は、もっと崇高な目的のために俺をドラゴンボーンにしたのだと……
安心しろ。
デイドラには従わんのが俺のポリシーだ。
可能な限り、反抗してやる。
さてと、次はどこに行くかな?
サルモールが居ない所なら、どこでもえーけどな!
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