風と砂 ~ネロスからの依頼~
ウラッグ「アンカノがお前のことを探していたぞ、アークメイジ」
ラムリーザ「!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
大学に戻ってきてから、アンカノ叔父さんと顔を合わせないような生活をしている。
図書館で「深遠の暁」についてもっと調べてみようとか思ったりしたのだ。
ウラッグのじいさんが余計な事言ってきたりすることもあるけどなー(;´ー`)
リセッテ「そう言えばウラッグさん、『風と砂』という本はここにはありますか?」
ウラッグ「「その本なら、ここにある」
リセッテ「ちょっとあーなーたー、見つけたわよ」
風と砂?
ラムリーザ「この本がなんぞ?」
リセッテ「ほら、テル・ミスリンのマスターネロスが求めていたじゃないの」
ラムリーザ「よー覚えとるのぉ(;´ー`)」
おっ!
ということは、モローウィンドに行く用事ができたわけだ!
これは都合が良さ過ぎる。
早速ウインドヘルムへ向かい、そのままソルスセイムへ高飛びだー!
………
……
…
ソルスセイムは、相変わらずレッドマウンテンからの灰で薄汚れている。
だが、ミラークの支配から開放されて今では平和そのものだ。
内戦も無ければサルモールが幅を利かせているわけでもない。
またしばらく此処に篭ろうかなぁ。
とりあえずテル・ミスリンを目指すことにして、と。
ネロスだ。
本を届けてあげると、実に嬉しい驚きだとさ。
何か応用して、竜巻のようなエネルギーを生み出すのだとさ。
ネロス「待てよ、そのままじっとして、姿を見せてくれ」
ラムリーザ「何を探しているんだ?」
ネロス「正気を失う初期段階。自我の消失。白目に黒い点が出現するなど……」
ラムリーザ「なんやそれ」
ネロス「これまで判明している、不可逆的なハルメアス・モラの影響を現す症状のいずれかだ」
リセッテ「…………」
ネロス「ふむ、いや、大丈夫のようだ。少なくとも最初に見た時とは何ら変わっていない」
ラムリーザ「俺は正気だ」
リセッテ「変なことさせないよう、私が見張っているから大丈夫です!」
変なことって何だよ、変なことって。
しかし、ハルメアスの影響ってのもあるのか……
まぁ、もう関わる事はないだろうが。
ネロス「ところで、カースターグを知っているか?」
ラムリーザ「知らん」
ネロス「ソルスセイム北部にある、氷河の洞窟に行ってみるがよい」
何かよくわからんけど、カースターグについて調べろということかな?
しばらくソルスセイムに滞在する予定なので、その氷河の洞窟とやらに行ってみる事にしよう。
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