カミソリの修復に向けて
サイラス「ついにピースが全て手に入った。そろそろ少し教えてもいいだろう」
サイラスは、4つ目のピースである展示されている鞘を見せてくれた。
それはカミソリの収納用として作られたものだそうだ。
そして、ドラゴンの祠に持っていき、変化の王と直接交信することで全てのピースを組み立てることができるのだ。
サイラス「小さい頃から深遠の暁については奇妙な宿命を感じていたが、今それが何なのか分かった」
ラムリーザ「こいつ……(カミソリ修復して皇帝暗殺する気だなw)」
サイラス「分からないか? 我ら二人が出会ったのは運命だ。デイゴンは現れるに違いない。あと一歩なんだ」
ラムリーザ「……(何が運命だ?)」
サイラス「祠で会おう」
そういい残すと――
サイラスはその場を立ち去った。
リセッテ「どうするの?」
ラムリーザ「やりたいようにやらせてもいいが……」
ジェイザルゴ「一人で行かせるのは危険だと思う」
ラムリーザ「しょうがないな」
祠で会おう、か。
ラムリーザ「あ、いかん」
リセッテ「どうしたの?」
ラムリーザ「祠の場所知らん、追えーっ!」
リセッテ「…………」
というわけで、サイラスを追って行くことにしたのだ。
待て待て待て待てそれピーピー(^ω^)
………
……
…
着いた所は、とある山の山頂だった。
うーわ!
メエルーンの石像だ!
サイラス「よろしい、よく来たな。祭壇にピースを置けば、デイゴンが話しかけてくるはずだ」
サイラスは、頂上に置かれていた祭壇にピースを置き、デイゴンに語りかけ始めた。
サイラス「変化の王メエルーンズ・デイゴンよ、カミソリを持参した。タムリエルに再び刃の完全なる栄光をもたらしたまえ」
………
……
…
…
……
………
サイラス「何も起こらない、試してくれないか? 祭壇に手を置くだけでいい」
ラムリーザ「いや、俺はデイドラと関わりたくない(。-`ω´-)」
サイラス「そういわず、頼む!」
結局俺か……
またデイドラ騒ぎになるんだろうなーあっ!
さてと――
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